Monologue2002-04 (2002.1.25〜2002.1.31)
「2002.1.31(木)」晴・慌ただしかった1月

 シーチキンはまぐろで油に限る・・などと他愛もないことをほざいてお茶を濁しませう。

「2002.1.30(水)」晴・無常で良かった?

 「諸行無常」という言葉は、どことなく儚いというか、空しいイメージがある。
 が、しかしそうした楽しく無いことばかりでは無い。
 「諸行無常」のおかげで、今までやらなくちゃいけないと気に病んでいたことが、いつの間にかやらなくても良いような状況になっていたりするのである。
 どんな厳しい状況でも、ちょっと忍耐力を発揮して、状況が今後どのように展開していくか、しばらく観察するくらいの余裕を持ちたいもんである。

「2002.1.29(火)」晴・薬それぞれ

 最近は疲れても回復にかける時間が単純に減った為、どうも疲れが溜まってしまっているようだ。
 そんな中、録画しておいた「踊る!さんま御殿!!」や「タモリのジャングルTV」などを見ると、本当に心が癒される。
 面白い、とか以上に、なんか救われたような気分になるから、本当、薬のようなものである。

 それから可愛い女性は、やっぱ心が和んで、これも見ているだけで薬になりますな。

 電車に乗る際に、どの車両に乗るか選択する場合、僕は時間に余裕があれば、目の合った異性、まあ僕の場合は女性だが、その女性の並んでいる車両に乗ることにしている。こうすると、この女性と、とは必ずしも限らないが、この女性、もしくは別な女性などとお近づきになれて、なんか良い気分にさせてもらえることが多い。
 勘違いを承知で敢えて言わせていただくが、「目が合う」ということは、向こうも僕を見つけてくれた可能性がある。これは楽観的拡大的解釈をさせていただくと、もしかしたら女性のほうも、僕が「タイプ」である可能性も全然無いとは言え無いでは無いか。もし仮にそうだとしたら、むしろこちらから近づいた方が、女性にとっては嬉しいのでは無いか?。ん?、それがストーカー的発想だって?。しゅ〜っっ・・・。
 ともあれ僕は、そのニワトリの屁程の僅かな可能性にかけ、今日も目の合う女性を探し求めて行くのであった・・・、とさ。

「2002.1.28(月)」晴・たぶん四谷御茶ノ水

 誰しも夢に良く出てくる同じ景色というのがあることであろう。
 僕にもそんな景色が幾つかあり、一体これはどこなのか?謎だった風景があった。
 そんな謎の夢の景色の一つについて、どこなのか、というのが最近解明されつつある。

 まずどんな景色かと言うと、山間を走っている電車の車両の中で駅に停車中の時もある、おそらく特急列車のようである。
 正確に言うと山間では無く、たぶん正面側にだけ山があり、自分の後ろ側には無い。
 つまり向こう側に見えている斜面というか山すそを走っている特急列車に自分が乗っている、というものだ。
 その山や列車が、いつ見ても以前見た情景、明らかに同じ景色なのである。
 どう見ても、同じ場所に行ってその風景を見ながら夢を見ているとしか思えないようにいつも同じなのである。

 さて、その景色なのだが、どうやらこれは中央線快速の四谷〜御茶ノ水間の景色らしい、ことが最近判明しつつある。

 「特急列車」は、どうやら中央線の快速のことらしい。これは夢で見る乗客のほとんどがビジネスマン、すなわち通勤列車では無いか、ということでピンときた。
 「向こう側に見える山」は、どうやら沿線にある神楽坂あたりの高台などの象意のようである。これは僕がいつもこの路線に乗る時、沿線の景色で神楽坂辺りに差しかかると必ず「この辺も台地地形なんだよな」と地形に思いを馳せているので、それで「山」という象徴になったと思われる。

 最近仕事の都合で、短期間だが錦糸町に通うことになった。
 僕の自宅から錦糸町まで行くには中央線の快速を使用すると都合が良いようなのだが、このことが決まって程なくしてから、例のこの「山間を走る特急列車の夢」を見て、そこでハッと思い当たったのである。

 そう言えば以前も津田沼に行っていた時など、すなわちその時も中央線快速を利用したが、その時にもこの夢を見ていたことを思い出したのである。

「2002.1.27(日)」雨後晴・弱音

 最近以前より仕事がタイトになったせいか、生活面も精神的にもちょっとユトリが減ったようだ・・・はあ・・・。
 僕としたことが・・・。
 はああ・・・混浴露天風呂でも行って、イイ想いしてえなあ・・・。

「2002.1.26(土)」雨・Gコードなぜ?

 常々担当の方に確認したいと思っていたが、なんでGコード予約の時間設定は大雑把なのか?。
 例えば19:57〜20:54に放送の番組があったとすると、Gコード予約では19:54〜20:54になってしまう。
 1時間の枠でしかいけないのか?と思うと、さにあらず、19:54〜21:00などとなってしまうのもある。

 これを僕は毎回一々修正して録画しているが、最初はどうってことなかったのだが、段々いい加減にしろ状態になって来た。
 この数分の誤差の積み重ねが後に10分番組を1本追加録画できるか否かの大きな差になるので、細かいがここはちゃんとしておかないとならん。
 Gコード確かに便利なのだが、この大雑把加減はなぜ敢えてそうするのか?。多少の余裕を持たせているというのか?しかしこの程度であれば無い方が良いような気もするが、その点一度確認したいものである。

 話は変わるが、NHK総合で毎週火曜の午前10:30〜11:00まで「奥の細道をゆく」という番組をやっている。昨年で終了したと思っていたが、すぐ再放送シリーズが同じ時間枠で始まったようだ。
 この番組は良い。必見。内容が良い云々は別にして、これを見ると「奥の細道」を読まなくても「奥の細道」が良くわかるのである。まだ読んで無い人や受験生などは是非録画して見ると良いだろう。但し1年の長いシリーズだから根気が必要だけどね。

 モー娘。の妹分でデビューした松浦亜弥ちゃん、最近結構カワイクなったような気もし、気になり出した。

「2002.1.25(金)」晴・ハヒーン

 今日帰りの電車の中で、僕の前に親子連れのような女性二人がいて、何か会話をしていた。
 母親は40代くらいか?。娘は高校生か大学生くらいだろうか。

 大体母親と思われる方が喋っていたようだったが、その最中、一瞬話が止まった、と思った次の刹那、母親が「ハヒーン!」といったような音声のクシャミをした。 その後何事も無かったかのように会話は再開された。
 通常の何でも無い風景であった。

 しかしすぐ後ろにいた僕には、その「ハヒーン!」というサウンドが妙に耳に残ってしまった。
 ハヒイ〜〜イ〜ン〜イ〜ン〜イ〜ン〜イ〜ン〜イ〜ンイ〜ン〜イ〜ン
 回顧すればするほど奇妙な音で、一番近いのは金属バットで打球した時の「カキーン!」というやつに酷似していた。
 僕にはクシャミというより母親が「カキーン!」といったのでは無いかとすら錯覚してしまうような鋭い音であった。
 「何とかかんとかは、やっぱり、かんとかだったねえ・・・カキーン!・・・、それからね・・・」
 「なぜっカキーンだよッ!」と突っ込みたくなってしまった。
 その華奢で真面目そうな婦人の体内からは、よもや発せられることはないであろうと思われるような高い乾いた素っ頓狂な金属音であった。
 「ハ」が低いソだとしたら「ヒーン」は1オクターブ高いソの音であった。「ソ・ソ〜〜ン♪」であった。

 たぶん小学校だったら大爆笑もんだっただろう。しかしさすが電車の中の他の乗客は全く興味ないようであった。どうやら僕だけが面白がっていたようであった。
 きっと欽ちゃんなら「くしゃみっつったらハクションだけじゃないの。こーゆーのもいれなきゃダメー。ハヒーン!」などと話を膨らめて行ってくれたことだろう。
 今もその「ハヒーン!」ばかり気になり焦点がいってしまい、「ハヒーン!ハヒーン!」と頭の中を「ハヒーン!」がグルグル駆け巡っている。

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