Monologue2001-70 (2001.12.15〜2001.12.19)

「2001.12.19(水)」晴・今年の女の子で

 最近大人気の井川遥嬢もやっていた東洋紡のキャンペーンガール。
 その東洋紡の2001年のサマーキャンペーンガールをやった紗川理帆(さがわりほ)嬢が、これまた色っぽくていいんですな。
 全く東洋紡さん、アンタとこイイ娘使ってんねーっ!。
 身長は172cmと僕より大きいのであるが、Gカップのナイスバディで目の保養ということに関しては何ら問題無い。あー彼女のDVD買おうかなー。迷うなー。

 そう言えばフジの「スタアの恋」にも出ていた長谷川京子ちゃんもDVDを出すとか言ってたな。彼女も可愛かったな。

 それからフジの「明石屋ウケんねん物語」で選ばれた「ウケんねん娘」も、基本的にはカワイイコを選んだようなので、今後の展開が気になる所。

 それから日本のクラシック界でも随分美女の活躍が目立ちましたな。
 美人というのでは無いけど、アルパというハープみたいな楽器奏者の上松美香嬢なんか、キャラが面白くてイイ感じであった。僕は好きなタイプである。

 ちなみにモー娘。と平田裕香ちゃんは別格扱いとさせていただきますです。ハイ。

「2001.12.18(火)」晴・こんなんで茶濁します

 NBAでジョーダン率いるワシントンウィザーズであるが、当初負けが込んでプレーオフも絶望かと思われたが最近調子良いらしい。勝率5割到達も間近のようだが、5割行けばプレーオフ出場の可能性も出てくる。今後の展開が楽しみである。

 ビージーズが明日ベストアルバムを出すらしい。
 曲目を見たら、初期の「小さな恋のメロディ」の挿入歌群から、「サタデイナイトフイーバー」の挿入歌群は勿論のこと、ディオンヌワーウィックに書いた「ハートブレーカー」、バーブラストライザンドに書いた「ギルティ」や、僕も大好きな全米No1ヒット「傷心の日々」そして「ラブユーインサイドアウト」・・・と名曲がズラリ勢揃いである。まだビージーズを聞いたことが無い人は手頃なアルバムかもしれない。

 少年隊の東山紀之が主演するドラマ「平成夫婦茶碗」の続編が来年から放送されるらしい。
 前回のシリーズは、ヒガシの演ずる主人公のキャラクターがなかなか良い味を出していたので結構面白かった。今度は優香も出るらしいので見所沢山。

 当初ノーマークだった日本のデュオ、コブクロだが、「You」という歌、結構イイ感じだと思った。

 ラブサイケデリコのセカンドアルバムが来年1月9日に発売するらしい。勿論購入予定でやんす。

「2001.12.17(月)」晴・ご注意

 今日は小田急線で線路に故障が有り、大幅にダイヤが乱れた。
 そんな中、僕が利用している東急目黒線でも車両故障があり、やはりダイヤが乱れていた。
 東急大井町線から目黒線に乗り換えてくるのであるが、大井町線に乗っている時に車内アナウンスで目黒線のダイヤが乱れていると言う一報があった。

 「只今目黒線におきまして、車両故障が有り・・・ダイヤが大幅に乱れており・・・JRなど他の路線での振替輸送も行なって・・・かくかくしかじかで・・・ので・・・目黒線にお乗り換えの方は、十分ご注意下さい」
 最初目黒線には乗り換えずに、アナウンスが言うように振替えを利用して遠まわりになっても他の線で行こうかと考えていた僕であったが、この車内アナウンスの「ご注意」が、どうにも引っかかってしまった。

 この「ご注意」という言い方、僕も何回か使ったことがある。
 この、ご注意しろ、の意味は「こちらには確かにリスクがある。だけどアンタはそれをわかってて受け入れるんだよね。ま受け入れるのはアンタの勝手だけど言っとくけどこっちはこのリスクに関しては責任取れないからね。何かあったら自分で責任負ってよね。これで一応アンタには言ったことにするからね。そこんとこヨロシク。」という意味である。

 このアナウンスも、この意味だ・・・、僕は直感的にそう感じた。ピーンと来た。
 すなわちこのアナウンス、裏を返せば「一応目黒線動いてるけど、後はどうなるか知らんよ」ということである。「後はどうなるか知らん」けど「一応目黒線動いてる」のである。
 アナウンスでは勿論「動いてる」と明言せずに、「ダイヤが乱れている」という言い方でとどめている。
 要するに電車が止まっていれば確実に「運転を見合わせている」と言うはずだ。それが今日は「ご注意」である。

 僕は他の路線に乗り換えた情景をイメージしてみた。
 そして次に目黒線でそのまま行く情景をイメージしてみた。
 他の路線のイメージは、何か抵抗がある。目黒線の方は素直に行けそうな無難なイメージである。
 他の線を使えば間違いなく遅刻だろう。目黒線の方は状況がわからないだけに何とも言え無いが、電車がすぐに来なければ遅刻だし、うまく来ればいつも通りいけるかもしれない。

 僕は「ご注意」に賭けてみることにした。
 目黒線に乗り換える駅に着いた。
 確かにいつもよりは人が沢山いて混んでいたが、案の定僕が着いて1分もしない内に電車が来た。
 勿論ここに着く時間は遅れている電車らしいが、僕にとっては遅れようと何しようと、僕がこの駅に着いた時にどの電車でも来てくれれば何ら問題は無い。
 僕は十分「ご注意」しつつ電車に乗った。
 車内は満員だったが横にいた女性が僕の方を向いて立っていたので、時折胸の感触が感知できるという大ラッキーにも恵まれた。
 しかもこの電車に乗ったら結局到着駅に、いつもより2分早く着いたのである。ダイヤが乱れていたのにも関らず、である。
 「ご注意」してヨカッタ・・・。

「2001.12.16(日)」晴・暗渠

 「暗渠(あんきょ)」という言葉を御存じであろうか。
 暗渠とは、広辞苑によれば「おおいをした水路。灌漑・排水などのために地下に設けた溝。」とある。
 東京では元々川が流れていたのを、上を道路にしてしまった「暗渠」が沢山ある。
 暗渠しまくっている。蓋しまくっている。良くこんだけ暗渠したなと思う。
 暗渠したての頃は、おそらく水害や道路事情もあり、暗渠自体止む終えなかったのだとは思う。
 しかし川の景観をそのまま残しておいてくれたら、今の東京の風景も、もう少し潤いが出ていただろうに、と思う。
 今だって川のある場所にいけば、周辺は確かに近代的になってしまってはいるけれど、川沿いに桜を植えたり、散策用の歩道を作ったりしてあって、結構住民の憩いの場になっているのでは無かろうか。それだけでも川が無いのとは大分違う。
 しかも元々東京には川が沢山あったのだから、これを元にいっそのこと無数に水路を張り巡らして水の都的な景観を作ることだってできるのにな、とも思う。東京が水の都になったら結構面白くなるだろうな、とも思う。
 今さらこんなとこでブツクサ言っても始まらぬが、とにかく暗渠無けりゃなあ、と常々ため息をついているばかりである。

「2001.12.15(土)」晴・カメさんよ

 僕は小用を足している時に、隣に並ばれるのがとても嫌だ。
 隣に並ぶと見られる、というのも嫌であるが、もっと嫌なのは、その人の排出した邪気が小水を介してこちらまで伝染して来そうな気がするのである。
 実際仕切りの無いトイレだったら、本当に水滴が降りかかってくることだってある。
 これはウンコについても言える。
 隣でされると、ウンコの強烈な臭気を介して邪気が伝わって来そうなのである。
 これが泣きたいくらい僕には辛い。息を止めつつ早々にそこから退散する。
 全く邪気排出はプライベートにヒッソリやれないものか?といつも嘆いているのである。
 僕の理想としては、オフィスなどのトイレは飛行機のファーストクラスの座席のように(乗ったこと無いけど)便器が隣と充分間隔を置いたモノであってほしいのであるが、まあこの日本でそれを望むのは無理なようである。

 さて、そんな中、ある日トイレで一人でゆっくり小用をしている時に、新規の小用者がやってきていつものように僕の隣に来そうな気配を醸し出していた。
 僕は、とにかく早く済ませて逃げてしまおうと、焦って小用作業を切り上げにかかった。
 勢い、それまでの作業のピッチを早め、尿散布出力を最大限に高め、ホースを最速且つ小刻みに振り切り、ホース格納作業を大至急執り行うことになる。

 この時焦っていた為、とんでもない事故が発生した。
 慌てている為パンツの中にホースを完全に格納し切っておらず、先っぽのカメさんが、まだモシモシなさっていたのに気がつかなかった。
 それで、ズボンのチャックを上げた瞬間、あろうことか、このカメさんをズボンのチャックにキュッと挟んでしまうなんてことが発生してしまったりしたのであった。

 この時の激痛といったら無い。
 一瞬世界が止まり、全身がピーンとなる。背筋がやけにシャキッとする。
 「悶絶」などという単語も浮かんでは消え、消えては浮かんでゆく。
 これを韓国風に表現すると、チ○コハサムニダ、だな、などとインチキハングルジョークなどがこの期に及んで浮かんだりする。

 カメさんは男性の身体の部位の中でも、殊に敏感な部分であるとされている。
 確かに今し方発生した惨劇を見るにつけ、その敏感なことは良くわかる。身に沁みてよーくわかる。
 成る程返す返す敏感である。
 しかし、何も、こんなところで敏感さが試されなくとも良かろうっ!。何も、こんなところで・・・くくくっ・・・。こちとらモテナイ独身エトランゼ、願わくば美女を回りに侍らすなどしてもっと理想的な状態の中で敏感さを試したかったのにいっ!・・・などと呑気に願望を語っている間も無く痛みは襲い続ける。

 そうこうする間にも隣に人がやってくるので、苦痛に浸る間も無く、とりあえず挟んだものを解放しホースだけでも格納、と思うのだが、痛くて作業が思うように捗らない。顔は平然としているが心の中は「ぎょおううええーーーーッッ!」である。
 いよーーーっ、などと苦痛の叫びなのか、はたまたお囃子の掛け声なのかワカラヌような奇妙な呻き声を発しつつも、飛沫状態の確認もそこそこに、ようやくのことで挟んだホースを解放し、続けて何とかズボンに格納。

 勿論隣に来た輩には、今し方引き起こされたばかりの悲劇の顛末を悟られないよう、何食わぬ顔で便器から離脱しなければいけないのだが、なにせ非常なる痛感が残存している為、どうしても顔にその影響が出てしまう。
 そこで、苦痛に歪んだ顔だけは極力せぬよう、痛みか驚愕なのかわからないような表情で、あっ!オレ今大変な用事を思い出しちゃった、こいつぁ急いでそちらに着手しなくちゃ的な演技を交えつつ、そそくさと便器を去ったりするのである。
 こんなところでかような三文芝居を演じなければならぬとは、ついさっきまでは予想だにしなかった事態である。

 この手の激痛は女性諸氏には到底わからぬ痛みであろう。
 なにせ挟んだ瞬間も痛いのは当然であるが、その後も鈍く重い痛みがジンジンと残っているのである。
 午前中に挟むと、まあ午後までは違和感が残っている。
 まさにカメだけに回復の歩みもノロいのである。もうホントに、どーしッてッ♪、そーんなに♪、のッろいのかッー!♪。

 下手すると、このまま一生元気が無くなってしなびたカメさんのままになってしまうのでは無いかという、モテタイ男性陣にとっては恐るべき事態を妄想し戦慄する。
 僕は必死でスッカリ元気の無くなってしまったカメさんに心の中で呼びかけた。
 カメさん起きてくれッ!、モシモシ?・・・モシモーシッ!

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