「2001.12.6(木)」雨後曇・色にいでけり我が恋は
カワイコちゃんが通りかかると、思わずジイっと見入ってしまう時があるが、今日はそんな瞬間の僕の姿を偶々近くに居た第三者の野郎に見られてしまった。
なぜこんなに憤るかと言うと以前こんなことがあったからである。
と、その時、庶務の女性が打ち合わせの連中にお茶を出す為に、そこに入って来た。
その輝きは仕事による活力に満ちた輝き、などという恰好いいものでは無く、どう見ても全然別種の、ぶっちゃけて言えば、メスを見たオスが色気づいちゃった時の輝きとしか言い様が無かった。
・・・と、まあ、以前こんなことがあった為、人前で女性をジロジロ見るのはやめようと思っていたのであるが、これが男の性というか、ついやっぱり見てしまうのである。 ああ、きっと今日僕のデレっとした姿を見ていた野郎は、僕が急に華やいだ感じに輝いたのでそれに気づいてこっち見たんだろーなー、それで、なんだみっともネエナー、などと軽蔑に近い思いで、この顛末を見ていたのだろうーなー・・・、ちっ!忌々しいっ!。 それにしてもこうした色気づく様というのは、隠そうと思っても隠しとおせるもんじゃなさそうである。
それなのに、なんで女性が僕を好きかどうか、女性の色づく様を見分けられないのかなあー?それが腑に落ちんのだな。
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「2001.12.5(水)」曇・いつの間にか平和に
今朝駅のホームで二人の男性が言い合いをしていた。良くある満員電車での小競り合いのようであった。
当初は言い合いのような雰囲気で一触即発かとも思われたが、大男の方が断然迫力が有り、ザケンジャネエヨ系の威嚇言語をふるい有無を言わさぬ迫力で、ポッチャリ男は次第に圧倒されていき、両者電車に乗り発車する頃には、ポッチャリ男は不服そうな表情をしつつも、(だったら)すいません、みたいな詫びを連発し辛うじて応戦していたようであった。
しばらくは攻撃が続いており、僕も成行きが心配だったのであるが、実は僕の隣に密接して来たオネエチャンがベリー・キュートだった為、ついそちらに気を取られ、電車が混んでることもあいまって事の成行きを確認する作業をウッカリ忘れてしまうという体たらくであった。
ほどなく乗客がドット降り、残念ながらオネエチャンも降りてしまったので、先程の二人がどうなったか探したら、なんと驚いたことに二人は談笑していたのである。
僕がオネエチャンの色香に惑わされている内に一体どんな奇跡的な和平交渉が遂行されたのかは今となってはわからぬが、この短い時間に結構劇的な変貌を目の当たりにしてしまったのであった。
やがて僕が降りた駅で大男も降り、この一件はどうやら落着したようであった。
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「2001.12.3(月)」晴・オトボケ日
今日は昨日着た私服に定期を入れっぱなしにしておいたので、朝駅の改札で定期を忘れたことに気づき、わざわざ切符を買って通勤しなければならない目に会った。
さて、平日に洗濯する場合は日中外出している間に洗濯機をタイマーで運転しておいて、帰宅したら干す、という風にしているが、この干す作業が結構辛い。できればやらずに済ませたい。やらないで良いならば、即やめたいくらいである。
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「2001.12.2(日)」晴・赤山街道
以前旧日光街道を散策した際、東武線の竹の塚駅付近の道路に「赤山街道」という標識を見つけた。
さて、今日又旧鎌倉街道・日光御成街道を散策の為鳩ヶ谷に赴き、その後東の方面にちょっと気になった道があり、それをブラブラと歩いていった。 しばらく行くと、なんと「赤山陣屋跡」の教育委員会作の道標が・・・。
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「2001.12.1(土)」晴・ここにも一人
今日はテレビなどでは皇太子妃出産の特番で大賑わいのようであたあった。
そんな中「チェッ、今日はめちゃ×2イケだったのにい・・・」などとフジテレビにチャンネルを合わせていたところ、件の皇太子妃出産特番の中で、ふと懐かしい歌が聞こえてきた。
この歌は、もう15年以上前のことになるが僕が大学を留年し、大宮に引きこもって生活していた時代に非常に良く聴いていた曲で当時は随分力を与えられたものである。
今夜改めて聴いたのは、たぶん本当に15年ぶりくらいだったろうが、皇太子妃出産のお蔭で、思いがけなく又懐かしいメロディーに触れることができた。
何のことは無い。
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