Monologue2001-54 (2001.9.9〜2001.9.14)

「2001.9.14(金)」雨後晴・うんこ命っ!

 ミニモニが新曲を出したようで、前回より更に低年齢層をターゲットにしているらしいが、意外に僕のようなモテナイ独身エトランゼオジサンなども癒されている。
 こんな世の中だからこそ、ああした輝くような明るさが必要だとつくづく痛感する今日この頃であった。
 皆が一斉に不安になり落ち込んでしまったら、この世はもっと手も付けよう無くドンヨリしてしまうことであろう。

 ミニモニはせっかく国際派を目指しているらしいのだから、アメリカ人のミカもいることだし、いっそのことパレスチナ人の身長150cm以下の少女、カリーム・カナン・ラヒムちゃん、みたいなの(なんだそりゃ、いい加減な・・・)を追加補充して世界にうってでたらいいのに・・・、それでモー娘。も出て来て「ザ☆ピースッ!」を歌ったりして・・・などと下らぬことを考えたくなってしまうのであった。

「2001.9.13(木)」曇時々雨・大塚の哀愁

 先日のテレビ東京の「出没!アド街ック天国」では大塚が取り上げられていたのでビデオに録画し保存版にしたが、僕も何を隠そう今から20年前上京し、最初に住んだ場所が大塚(住所は西巣鴨)なのであった。

 大塚に初めて降りた時の、なんかすすけた様な切ない哀愁感が最初はとても嫌で、都会の汚れた感じを象徴するような最も嫌いな街であったのが、今やスッカリ価値観が逆転してしまった。

 ところで番組を見ていて、大塚南口にある三業通りが、かつて花街として賑わっていたことや駅前に白木屋というデパートがあったことなどを初めて知ったが、特に三業通りに芸者さんが写っていた写真を見て、胸がキュンとなってしまった。何か大塚の持っている切なさ・哀愁の理由を垣間見たかのような気がした。
 三業通りは今は昔の面影を残しつつヒッソリと佇んでいるが、通りから見る夕暮れの東の空の感じなどが、なぜかとてもノスタルジックな思いを呼び起こす。昔は川が流れていたというが、見たことの無いその情景が今にも眼前に浮かび上がって来そうな気さえする。
 そう、ノスタルジー・・・という言葉がピッタリくるかもしれない。
 今や僕の人生と大塚は切っても切り離せない。

「2001.9.12(水)」晴・今度は

 台風が過ぎ去ったと思ったら今度はアメリカで同時多発テロと相変わらず落ち着かない世情である。
 卑劣なハイジャックのやり口には憤りを感じるが、今時「突撃精神」とやらを発揮して敵を神の名の下にやっつけたと言って小躍りしている民族がいるなど、なんて未熟な意識なんだろうと驚き呆れてしまう。
 きっと彼らにとってアメリカ人なぞは、我々が仮面ライダーのショッカーに対するような気持ちしか無いのだろう。

 しかしながら今回偶々国家の対立と言う図式の中で表面化した事態であるが、こうした逆恨みとしか思えないような意識の芽は、実は僕等の中にも無いとも言えない。
 昨今世を賑わしている事件の多くが、こうしたテロ事件の意識とどれだけ違っていると言えるだろうか。
 この事件は戦う相手が同じ地球人というのでは無く、この世界的な意識が芽生えている中、未だに他者を混乱させたり他者から何かを奪わないと生存していけないというような人間の未熟な意識と戦っていかなければいけないということを教えてくれる事件だと思って真摯に受け止めたい。
 冷静且つ慎重な対応を祈るばかりである。

 全く話は変わって申し訳ないが、日テレの「速報!歌の大辞テン!!」を見ていたらGacktがさだまさしを好きだと言っていたのが妙に印象的であった。最近Gacktのブラウン管への露出が多いが面白いので結構見てしまうのであった。

「2001.9.11(火)」雨後晴・停電

 朝は土砂降りの中這う這うの体で会社に駆け込んだが、夕方は西の空に夕焼けも見られた台風一過の東京であった。
 そんな中我がモテナイ独身エトランゼの庵も、昨日台風15号様がわざわざご足労いただき、その御被害を間接的ながら被らせていただいたのであった。

 夜外では台風による雨が降りしきる中、パソコンで作業などをしていると、突然外で妙な音がした。
 それは「ヴオーン」という、何か最新の近未来系SFX映画にでも出てくんじゃ無いかという化け物のウナリ声の如く、夜の静寂に無気味に響き渡った。
 などと、思った次の刹那で、ある。
 バチン、ハイ終了ーッ!という感じで部屋の全ての電気が消え真っ暗になった。

 停電であった。
 ヴオーン、バチン、し〜〜いい〜ん、みたいな。
 最初はブレーカーが落ちたのかと思ったが、雨戸を開け窓の外を見ると近所の家々も真っ暗になっている。
 どうやら付近一帯が停電になってしまったらしい。
 その後2、3度ヴオーンとなって、電気が点きかけたが、すぐにバチンと又停電になってしまった。

 こうなるとどうしようもない。
 僕のアパートは電気が停まると水道も停まってしまう。
 電化製品は全てダメ、電話も無し、水道無し。
 こうなると寝るしか無い。

 とりあえず灯をなんとかしようと思い、ふと大昔に宴会の余興の景品で貰ったロウソクがあったことを思い出した。
 今まで使う時が無く捨てるにも捨てられず持て余していたのであるが、ひょんなことからようやく使い道が出てきた。
 こんな長時間の停電の際は結構しばらく灯せるロウソクは結構重宝である。何しろ停電で暗くなったこと事態よりも、当方暗くなりエアコンも停まり暖かくなることでゴキブリが出現することの方が恐いのである。

 ロウソクを灯し布団に横になりウトウトしていると、上の住人がドタドタし始めた。そしてなぜかいつも聞えてくるウエイトトレーニングのようなものをする規則的なドスッドスッという音が聞こえてきた。この暗闇の中何かパニックしているのであろうか。
 その内外の土砂降りにも関らず、アパートの住人が路上駐車している車の中でゴソゴソしはじめたり、僕のように雨戸を開けて外を確認するもの、部屋の外に出てくるものなど、急にアパートの周辺がザワザワし始めた。
 普段人気も無くうら淋しい我が庵近辺なのであるが、妙なことがキッカケで俄に活気づいているようであった。
 しばらくするとアパートの住人的会話では無い話し声が聞こえてきた。
 電力会社の方か誰かが来てくれたようである。
 この雨の中つくづく大変だなと思うが、まことにありがたいことである。

 そうこうする内に寝てしまったが、次に起きたら夜中の2時頃であった。
 ビデオを見ると時計の灯が灯っていたので、どうやら復旧したようである。やれやれである。
 ところがこれで終われば良かったのであるが、おまけがあって、テレビを点けるとあろうことか全く映らないのである。
 またか・・・。ガックリ肩を落とす。テレビ好きの僕にとっては、また我慢、我慢の修行のようである。
 自然災害でテレビが映らなくなってしまうのはこれで3度目であるが、僕に関して言えば、なぜかテレビが良く狙われるようである。
 そんなに僕にモー娘。を見させないようしたいのかっ!一体誰の仕業だっ!僕は負けんっ!(やれやれ、大人げない・・・)。

「2001.9.10(月)」雨・休刊日

 台風が上陸し各地で災害が出て気の毒なことであるが、そんな中、今日はラッキーだと思っている人達も存在する。
 それは新聞屋である。
 今日は休刊日であった。
 何を隠そう僕も昔新聞屋をやっていたので、こんな激しい雨の日が休刊日だったら大喜びであった。
 何しろ新聞屋を困らせるには大雨が降ればいいってなもんで、雨と雪は新聞屋の天敵なのである。
 そんな休刊日の今日、僕は昔休刊日の前日は新聞屋も活気づき仲間と夕方から新宿などに繰り出していったことなどをふと思い出してなぞいた。

 しかし・・・明日もまだ台風は去って行かないらしく、明日は新聞屋さん大変だわ・・・。

「2001.9.9(日)」雨・またモー娘。で

 モー娘。の新メンバーが活動を始めたようであるが、なかなかいい具合だと感じた。
 色眼鏡かもしれぬが、他のオーディションの合格者と違って、さすがに既にもうそれなりの雰囲気を持っているような気がした。

 そんな中ー、モー娘。の春のライブのDVDを購入したが、やはり歌部分はライブがいいなあ、とつくづく感じた。オレも生で見てえなあ・・・。でもやはりあの中に入って行くのはちょっと気が引けるしな。
 ともあれモー娘。のテレビ出演ではお笑いさんと絡んでいるのが一番面白いが、歌はやはりスタジオよりライブの映像の方が魅力的である。
 なぜライブがいいか?。
 それは、若い女性の汗フェチである僕が、涎を滴らさんばかりに喜ぶ「モー娘各メンバーの汗だくの姿」が拝めるから、なのであった。

  ところで女性の汗で思い出したが、先日テレビ東京の「クイズ爆笑難問題」のMC家森幸子アナの服の脇の下が汗ばんでおり、汗フェチの僕は、ちょっとドキっとしたことがあった。CM明けには既に別の衣装に変わってしまっていた。
 この家森アナ、テレビ東京らしからぬ風格で今やテレ東の看板アナという感じであるが、なかなかキャラもいいし良い人材だと思う。

back to ●Monologue Index
back to●others
back to the top