今日は休日だったので街へ出たが、夏休み最後の日とあってか、やけに少年少女が普通の日よりも多く出回っているような気がした。
　午後からは東京地方は雨も止んだので、最後だから勿体無いからどこかへ出かけようと言う魂胆だったのか。
　もしかしたら今までの夏休みこれという程の展開もイベントも無く、どん詰まりになって切羽詰まって外へ出たのか。
　まあもしそうだとしたならば私モテナイ独身エトランゼは、今後彼らの人生そのものがこんな風な夏休み的展開にならぬよう只只お祈りするばかりである。

　ところでようやく今日、ファイナルファンタジー１０と「江戸東京重ね地図（ＣＤ−ＲＯＭ）」を入手した。
　特に「江戸東京重ね地図」は、今後の僕の街道探索に大きく貢献してくれそうなツールである。

　さて、新宿〜神保町と買い物に回り、その後フラリと電車を乗り継いで行ったら、いつしか埼玉の吉川というところまで行ってしまった。
　ここから亀有までバスが出ているので、帰りはそれに乗ったのであるが、そこで前後の席をギャルで挟まれるという大ラッキーに恵まれた。しかも両組の女性とも出発の極初期から終点までご乗車下さったので、僕としては終始平和なバスの旅を過ごさせていただいた。
　彼女達のバリアのおかげで不快なオッサンは寄りつかないわ、いい匂いやフェロモンはまき散らしてくれるわで、こちらとしても十分過ぎる程のご利益を授かった。
　僕は結構路線バスにフラリと乗るが、比較的空いた平日のバスで前後が若い女性というのは、あまり無い。
　こうして帰って家に居る今でも、彼女達のむせかえるような香水の匂いとお色気が漂って来そうな位である。
　モテナイ独身エトランゼ的には大成功の夏８月末日であった。

　俳句などでもお馴染みの五七五というリズムがあるが、日本独特のリズムみたいなイメージがある。只よくよく聞いてみると、あれはエイトビートでは無かろうかという気もしないでも無い。
　（ちなみにエイトビートとは、一小節に八分音符が８つある。大雑把な説明をすると、１・２・３・４と４つ数える間にタタタタタタタタと、「タ」が８つ打てる間隔のリズム。この倍速、すなわち１６個タを打てるのが１６ビート）。

　夏草や　強者共が　夢の跡
　なつくさや　つわものどもが　ゆめのあと
　タタ・タタ・タン・□・タタ・タタ・タタタ△・タタ・タタ・タン・□
　（□＝４分休符（ウン）△＝８分休符（ウ）)
　ズ・ズ・チャ・チャ、ズ・ズ・チャ・チャ、・・・みたいな。
　エイトビートに言葉を載せるという点では、結構ラップの先取り、とも言えなくも無い。

　ともあれ日本の独自性が五七五にあるとすれば、たぶん休符の取り方＝間の取り方なのであろう。
　これについては考え出すと切りが無さそうなので、このくらいでヤメにしておく。

　ＮＨＫ総合で再放送していた「未来への教室」という番組の中でこんなことを言っていた。
　「芸術とは何かに新しい生命を吹き込むことだ」と。
　ハッ、とした。
　古く形骸化してしまったものでも、それに新しい生命が吹き込まれたら、そこでその古いものは再生し芸術となる。
　あるものの見方を変えた時、それが生命あるものになれば、それも又芸術となる。
　そうなると、いくら新しいものでも生命がなければ芸術では無いのだろう。

　更に言うと、何かに生命を見いだす行為が芸術、と言うならば、それはそれゆえに非常に意義のある行為なのだろう。

　あゆとＴＯＫＩＯの長瀬君の恋愛がマスコミなどを賑わせているが、新聞のラテ欄などには「熱愛騒動」などと書かれている。
　僕は思わず「騒動て・・・」と関西風に突っ込みたくなってしまった。
　「騒動なのかよっ！」とさまあ〜ず三村氏風にも突っ込みたくなってしまった。

　大昔に「米騒動」などというのがあったと言うが「騒動」と言ったら一大事である。
　いちいち恋愛するごとに「騒動」になっちゃうなんて、つくづく売れっ子の芸能人は大変だなと気の毒である。

　只ちょっと考えるに、僕はモテナイ独身エトランゼなので、こうした 売れっ子の芸能人の気持ちはわからぬが、もしかしたらこうした「騒動の中でする恋愛」の方が、変な話「燃えた」りするのだろうか？などと素人考えにも思ったりする。

　ちなみに長瀬君はサソリ座らしい。そう言えばキムタクもサソリ座である。
　そして私・・・私モテナイ独身エトランゼもサソリ座です。サソリ座ですよー、世の美女の方々ー。
　キムタクや長瀬君と同類ですよー・・・。
　あれ・・・？、反応無しか・・・。
　あっ、彼らは「ジャニーズで、サソリ座」ね・・・。
　ジャニーズ９でサソリ座１ね・・・、逆に「ジャニーズ」なら「サソリ座」で無くてもいいわけだ・・・。
　要は「サソリ座」だけじゃダメみたいスね・・・はは。

　街を歩く時にウォークマンをして音楽を聴きながら歩いているのであるが、時々街や通りの雰囲気と音楽がちょうどうまくマッチすると、ゾクゾクッとして何か言い知れない感動が沸き起こってくる時がある。
　この感覚は感動と言うよりは、何かエネルギーが充填して急に意識がパーッと拡がるような感じで、これがあるから散策はやめられない一つの理由にもなっている。

　ところで、また宣伝であります。
　僕の高校時代の友人、外山泰三氏がカメラを担当した番組が放送されるので興味のある人は見てやって下さいね。今回は二本立てスペシャル！。

　★NHK総合『煙遥かに世界ＳＬ紀行〜「中国・前進号1000キロを行く」』
　　８月３０日　金曜深夜　２５：０５〜２７：０５（８月３１日土曜午前１：０５〜午前３：０５）
　　でっかいＳＬが２４時間かけて、モンゴルの草原を走ります。

　★TBS系列　『世界ウルルン滞在記！』
　　９月２日（日）　２２時〜２３時（野球中継延長の場合は時間順送り）
　　アフリカ、エチオピアのハマル族村の撮影です。