「2001.5.31(木)」雨のち晴れ・雨のち晴れ
今日は朝方雨が降っていたが夕方には晴れ間も見えた。
当時は今以上、今の何倍も自分の生きる道、自分の人生に悩んでいて、この会社の人間としての生活を続けるか否か毎日のように苦悩していた。
僕の人生の中では本当に混迷の時代だったと思っていたのだが、「雨のち晴れ」などを聴いていると何か無性に切なくほろ苦くも懐かしい思いが込み上げるのを禁じ得なかった。
朝まで飲んでいて、明け方の電車で帰る時にすっかり明るくなった駅の前で、皆と別れていく時の何とも言えない切ない気持ち。
音楽に彩られていたから想い出が奇麗に保存されたのかもしれない。
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「2001.5.30(水)」曇後雨・難局と歴史
今日のNHKの「その時歴史が動いた」では徳川吉宗の財政再建がテーマであった。
ところで最近僕は「難局に直面した際の解決策」にどうも興味を持ち出しているようである。
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「2001.5.28(月)」晴・季節のラッキー
私用で新宿に行き、帰りは京王線の明大前から特急に乗った。
発車寸前女性が乗って来て僕の前に位置した。
僕は女性のファッションに関しては全然音痴なので、描写が時折不明瞭になって申し訳ないが、ヘアスタイルはショートボブというのか、踊る大走査線の深津絵里のような短いショートヘアスタイルであった。
ノースリーヴなので彼女の剥き出しになった上腕部が、僕のすぐ目の前にポジショニングされることとなった。
時折背中もチラホラ見えるが、中心部の産毛が渦を巻いてる様子などが克明に見て取れるのであった。 彼女と言えば、横で妄想に耽るモテナイ独身エトランゼには目もくれず一生懸命に何かレジュメのようなものを見ていた。至近距離なので中身は僕にもハッキリ読める状態であったが、なにせ書いてあることが超難解なのである。
彼女は時々、僕側の髪の毛を掻上げるので、髪に被われていた横顔がその度に露出する。
上腕部から少し目をそらすと、彼女の小振りだが元気に突出した胸が視界に入ってしまう。
かなりの指摘衝動、除去衝動に揺らぐ。
そうこう妄想している内に、幸か不幸か調布に到着。
次の妄想、いや、ラッキーは又半年後か、と季節物のラッキーの余韻を噛み締めつつ、モテナイ独身エトランゼは一人トボトボと各停に乗り換えていくのでありました、とさ。 |