Monologue2001-19 (2001.3.26〜2001.3.28)

「2001.3.28(水)」晴・紫つれづれ

 私モテナイ独身エトランゼが好きなものにアイドルがあることは昨日述べたが、その他に例えば「色の好み」なんてのでは「紫」を好む。
 良く紫を好む人は「欲求不満だ」などと言われた。
 大きなお世話である。
 その通りだから何の反論も返せぬが。

 最近は年を考えてあまり着れなくなってきたが紫色の衣装などは大変好きである。
 なぜか?と言われても、やはり生理的に見た時の印象に引き込まれるような快感があるから、としか言いようが無い。

 コンビニに行ったらサントリーの「CCグレープ」なる飲み物があった。
 通常「CC〜」と言えば、水前寺清子の歌うCMでお馴染みの「レモン」であるが、いつの間にか「CCグレープ」も出来ていたようである。
 グレープなだけに色は毒々しいほどの紫色である。
 紫好きの僕が、これを黙って指をくわえて見ている訳が無い。

 そう言えば、もしかしたら、このHP上で僕が紫色を無意識で使っている所があったら、それは自分で気に入っている箇所だということになるかもしれない。念の為ちょっと見て見たが、そうと言えるものも確かにあった。一応僕のラッキーカラーらしい「黄色」は良く出て来るかもしれぬが好きな色だと、それはあくまでも紫になる。

「2001.3.27(火)」晴・心強い味方(2)

 「オタク」と言えば「アイドル好き」、オタクとアイドルは切っても切り離せない関係にある。
 将軍と御家人、街道と一里塚くらい切っても切り離せない関係にある。
 何?歴史比喩は分かりにくいって?。こりゃ又失敬。

 ところで僕は決してオタクなどでは無い。
 そんな滅相もありませんな。オタクだなんて。
 だって僕が好きなのは、モー娘。でしょ、平田裕香ちゃんでしょー、清水ゆみちゃんでしょー、釈ちゃんでしょ・・・・・・、オタクやっ!!。

 いかんいかん。
 不覚にも気づいたらなってしまっていた。
 アイドル好きに。
 しかし実のところ僕は中学時代はピンクレディー、高校時代は宮崎美子、などなど当代のアイドル好きでもあったので、昔から素養がどうやらあったのかもしれないことだけは白状する。

 こうは言いつつも自分では、その道のプロとも言うべきアイドル好きの方々なぞから比べたらファンクラブなどに加入する訳でも無くグッズを持ち歩いている訳でも無く全然ヒヨッコのような分際だとは思っている。
 しかしながら一応まあ各自分のお気に入りのこれだけは外せないポイントだけは最低は抑えて置こうとの心づもりでいる。
 かくして昨日はわざわざ秋葉原まで出向きつつ、ついついマクドナルドのCMに出ていた平田裕香嬢の初となるDVDソフトを、余裕も無いのに優先度を思い切り上げて購入してしまったりしていた訳である。
 ん?おまえの年齢で、こんな話題を臆面も無く平然と述べていること自体が既に変だって?。
 ううっ、かっ、返す言葉が、なっ、無い・・・。

   *   *   *

 ともあれ、この先いつまでアイドル好きをやっていられるか、と考えてみたのであるが、とりあえずあの吉田拓郎氏がモー娘好きというから、拓郎の年代までは一応オッケーだな、という指標はできた。
 更にかつて老人が美空ひばりを好きだ、などと言っていたのを聞くにつれ、きっと今の僕のモー娘好きと少なくとも年齢面では大差無かろう、ということで、これまたかなり上の年代までいけるのでは無かろうか?という気もしている。

 それからアイドルに対する接し方に関しては、僕の崇拝する漫画家でもあり今や名エッセイストでもある東海林さだお氏も、かつて当代のアイドル、黛ジュンや浅田美代子などに対する賛辞を一筆シタタメテいらっしゃっているので、勿論僕もその後塵を拝するような形をこの欄にでも取っていきたい。

 それからアイドル好きというのでは無いが、少女好きというか年齢差のある女性好きということでも僕の力強い味方が多々いる。
 やはり僕の崇拝する作曲家バッハの奥さんアンナ・マグダレーナは、バッハよりも16才年下だし、ベートヴェンだって30代の頃10代の娘にウツツを抜かしてたというし、ワーグナーに至ってはリストの娘コジマに手を出したのであるが、実に25才年下なのである。モー娘的に言うと僕が加護ちゃんに手を出すくらいの感覚なのである。

 かように西洋音楽に、いや世界の音楽シーンにとさえ言っても過言では無いくらいの燦然と輝く業績を残した偉大な芸術家ともあろう者達が、まあ言ってみれば僕がアイドルにウツツを抜かすのと同じくらい年齢差のあるような女性好きを露呈してしまっているのである。
 もうこれ程僕をして勇気づけてくれる事態は無い。
 その芸術的側面のみならず、女性好き側面までも僕に対して啓蒙してくれる貴方達音楽家はナンテ素晴らしい方達なのッ!!とさえ思うのである。

「2001.3.26(月)」雨後晴・鎌倉街道日記(5)

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