The History of Bonin Islands

小笠原諸島の歴史


年表

1543 スペイン人によって発見(?)
1593(文禄二) 信州松本城主小笠原貞頼が発見(島名の由来・信憑性?)
1669(寛文九) 紀伊国船頭長右衛門他7名漂着。帰還後,下田奉行に報告。
1675(延宝三) 第一次江戸幕府巡見使。「無人島」と命名。
19世紀 太平洋捕鯨盛んに。各国の捕鯨船が水を求めて寄港
1824(文政七) イギリス捕鯨船トランジット(艦長James Coffin)、諸島の南端に達する。Coffin諸島と名付ける。
1827(文政一〇) イギリス軍艦ブロッサム来島(艦長Frederick Beechey)。イギリス領を宣言。
1830(天保元) アメリカ人など父島に上陸し最初の居住者となる。
1853(嘉永六) アメリカのペリー寄港。ハワイからの移民を首長に指名。英米両国間で領有権紛争発生。
1861(文久一) 第二次江戸幕府巡見使。八丈島からの移民30人を送る。
1876(明治九) 関係諸外国の承認を得て初めて明確に日本の領有に帰す。島庁設置。
1880(明治一三) 東京府の所属になる
1882(明治一五) 英・米・カナダ系の住民はこの年までに日本に帰化
1886(明治一九) 父島に小笠原島庁が設けられる
1888(明治二一) 本土との間に汽船就航。
1926(大正一五) 小笠原島庁は、小笠原支庁と改称
1941-1944 約7700人の全居住者が内地に引き揚げ
1944(昭和一九) 硫黄島玉砕。日本軍二万人全滅
1945(昭和二〇) 敗戦。米国政府が立法、司法、行政の権限を行使し統治。
1968(昭和四三) 6月26日、日本復帰。東京都小笠原支庁小笠原村に帰属
1972(昭和四七) 小笠原国立公園に指定

参考文献:日本大百科全書第4巻(小学館・1994)
     チクマ離島シリーズ小笠原(小笠原村役場編・チクマ秀販社・1992)
     郷土東京の歴史(北原進編・ぎょうせい・1998)


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Last updated : 99.4.11
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