ベレムナイトはイカに良く似た形の軟体動物。貝と同じように，体の部分は化石として残らず，骨格の部分……イカの甲みたいな部分のみが，化石となって見つかります。この化石は矢の先端のようにも見えるので「矢石」とも呼ばれます。アンモナイトと共に中生代白亜紀の示準化石として利用されます。

	ほぼ縦断面の見えるベレムナイト。長さは10cm少々。 （撮影地：新宿）
	斜めに切れるとこんな感じ。最初見たときは，床の傷かタバコの投げ捨てで出来た焼け焦げじゃないかと思いました（笑）。 （撮影地：新宿）
	輪切りです。ベレムナイトは濃い茶色の化石として見つかることが多く，輪切りになっていると，きれいな同心円の模様が見えます。 （撮影地：新宿）

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