巻層雲(けんそううん)

「絹層雲」とも書きます。
高さは10000m前後か,それ以上になります。
空をベールのように包みますが,太陽や月は,すけて見えます。
太陽や月が「かさをかぶった」ように見えるときは,巻層雲が出ています。
天気が悪くなる前に現われるので,「お日様やお月様がかさをかぶると雨になる」と言われます。


   巻層雲写真集
これはまだうすい雲で,ちょっと低気圧から離れています。このあと,だんだん雲が濃くなってゆきます。。
これも薄い巻層雲。この程度だと,
雲が出ているのに気づかないこともある。
月が笠をかぶるときは,巻層雲のことが多い。
縁が虹色に輝くのは,高い空にある氷の粒が
プリズムのように光を曲げているため。



画像は今後も追加してゆく予定です。

→雲の図鑑トップへ
→Home