明治神宮探鳥会レポート 〜2007年1月


1月定例探鳥会:2007年1月21日(日)8:30〜11:45
天候:曇時々晴 風:弱 気温:9℃(11時) 湧水温:
参加者71名(うち18歳未満0名)+担当5名

 時々薄日の差す明るい曇り空。
 新年の探鳥会は,たくさんの参加者が集まりました。

 多くの参加者のお目当て?のオシドリも,しっかり観察。一斉に水面に降りる光景に,歓声が上がりました。
 鳥に関しては,ほぼ例年の冬の顔ぶれとなりましたが,小鳥類の越冬が多いのは相変わらず。カケスが多い点,クロジが見やすかった点,そして,注目すべきはミソサザイ。探鳥会初記録ではないと思いますが,非常に珍しい記録です。
 これも暖冬の影響??

 過去の記録を見ると,寒さの厳しい年には,マヒワやアトリなどが見られる傾向があるようで,今シーズンの観察記録は,ある意味「暖冬パターン」となっているのかも知れません。過去の大雪の年の冬と暖冬の冬の記録を比較してみると,何か傾向が見つかるかも知れません。

 解散後,スタッフ+有志で年始恒例の,昇殿参拝。
 初穂を納め,長年,境内を利用させて頂いていることに感謝しつつ,探鳥会の安全を祈願しました。


今月の1枚

ヤマガラ。
冬になると人との距離が縮まる。


【観察した野鳥】
カイツブイリ2,ダイサギ1,オシドリ36(雌12雄24),マガモ10(雌6雄4),カルガモ3,キンクロハジロ雄1,オオタカ2,キジバト5,カワセミ1,コゲラ10,アカゲラ1,ハクセキレイ3,ヒヨドリ20,ルリビタキ3(雌型2雄1),シロハラ7,ツグミ3,ミソサザイ1,ウグイス2,ヤマガラ20,シジュウカラ20,メジロ40,アオジ4,クロジ4(雌2雄2),カワラヒワ6,シメ20,スズメ30,ムクドリ3,カケス10,ハシブトガラス30
(以上29種)
(解散後 ノスリ1)
番外 ドバト2

【観察した植物】
花……サザンカ,カンスゲ
ロゼット……セイヨウタンポポ,ハルジオン,チチコグサ,チチコグサモドキ
胞子体……フユノハナワラビ

【観察した昆虫】
ヨコヅナサシガメ

【その他観察したもの】
ニホンヤモリ(卵の殻)


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