明治神宮探鳥会レポート 〜2006年12月


12月定例探鳥会:2006年12月17日(日)8:30〜12:00
天候:曇 風:弱 気温:10℃(11時) 湧水温:
参加者42名(うち18歳未満4名)+担当6名

 暖冬とは言うものの,曇り空で,あまり暖かさも期待できず。暗くて寒い天気の中,雨が降らないのだけが救い。

 東京の紅葉はひときわ遅く,まだ紅葉が残っていました。例年,12月上旬が紅葉の最盛期となるイロハカエデやハゼノキがまだ楽しめました。センダンの実もまだ残っていました。

 今シーズン,小鳥類がたくさん,街に下りて来ています。シメやカケスが多いのが特徴的。山に餌となる木の実が多くないのでしょうか?少なくとも明治神宮の森では,ドングリもたっぷり落ちていますし,その他の木の実も十分にあるようですが……。先月は「渡り」の途中だったツグミも,今月は落ち着いています。11月のツグミは上空を飛んで激しく鳴いていたり,木上に居たりしますが,12月になると,地面に降りて餌探しをする姿が目立つようになります。

 オシドリがやや少ないのが気になるところ。

 久し振りにアカゲラの観察記録。クロジがしっかり観察出来たのも,久し振りかも。



今月の1枚

紅葉をバックに,ツグミ。


【観察した野鳥】
カイツブリ1,オシドリ30(雌13雄17),マガモ14(雌7雄7),カルガモ8,キジバト3,コゲラ5,アカゲラ1,ハクセキレイ4,ヒヨドリ30,ルリビタキ雌型1,ジョウビタキ1,シロハラ4,ツグミ10,ウグイス2,ヤマガラ30,シジュウカラ20,メジロ30,アオジ4,クロジ3(雌2雄1),カワラヒワ1,シメ20,スズメ20,ムクドリ1,カケス10,ハシブトガラス30
(以上25種)
(解散後 オオタカ1)
番外 ソウシチョウ5,ドバト4,ワカケホンセイインコ10

【観察した植物】
花……サザンカ,シロダモ

【観察した昆虫】
ヨコヅナサシガメ

【その他観察したもの】
ニホンヤモリ(卵の殻)


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