明治神宮探鳥会レポート 〜2001年4月


4月定例探鳥会:2001年4月15日(日)8:30〜12:10
天候:晴 気温:22℃(11時) 湧水温:15.0℃ 
参加者84名(うち18歳未満9名)+担当6名

 Webmasterは所用につき担当できませんでしたm(__)m。
 おおよその聞き書きですが……
 参加者が非常に多くなりましたが,これは数日前に,朝日新聞の夕刊に「アウトドア情報」として探鳥会の予定が転載されたためです。朝日新聞に行事案内が載ると,非常に参加者が増えます。
 そうでなくても,花の観察で人気の高い4月の明治神宮探鳥会。しかも好天となれば,たくさんの人が訪れます。観察時間の8割を花の観察に費やすような状態です。……その成果は,下記の観察リストを御覧ください。

 天気が良かったので,虫のほうもいろいろ。久しぶりにツマキチョウも確認。オナガグモがもう,活動していました。松葉のような姿に擬態するクモに,びっくり。

 夏鳥では,明治神宮にひと夏居るのはツバメぐらいですが,通過中のセンダイムシクイも観察されています。冬鳥も少々残っています……ウグイス,ツグミ,アオジなど。


今月の1枚

セントウソウ。春の花のさきがけとして咲くので「先頭草」だとか…。


【観察した野鳥】
カルガモ5,ハイタカsp1,キジバト3,カワセミ1,コゲラ5,ツバメ2,ヒヨドリ27,ツグミ13,ウグイス1,センダイムシクイ2,ヤマガラ2,シジュウカラ20,メジロ15,アオジ1,カワラヒワ1,スズメ10,ムクドリ5,ハシブトガラス50
(以上18種)
  参考記録:トビ1(参加者1名のみ確認)   番外:ドバト10+



【観察した植物】
樹の花……イロハカエデ、イヌシデ、アオキ、ヤエザクラ、ウワミズザクラ、アカマツ、クヌギ、コナラ
草本の花……タチツボスミレ、ツボスミレ、スミレ、コスミレ、キュウリグサ、オオイヌノフグリ、キランソウ、オニタビラコ、カタバミ、ヘビイチゴ、クサイチゴ、チガヤ、カントウタンポポ、セイヨウタンポポ、ムラサキサギゴケ、スズメノヤリ、セントウソウ
その他・・・・・・カラスザンショウの葉痕、常緑樹の落ち葉、
落葉樹の新緑、ホオノキの芽吹き、ニワトコの芽吹き

【昆虫など】
クマバチ、ヒラタアブ(の仲間)、ツマキチョウ、クロアゲハ、モンシロチョウ、エザキモンキツノカメムシ、ガの仲間数種類、オナガグモ

【両性爬虫類】
イシガメ、クサガメ、アカミミガメ、スッポン、ヒキガエルのオタマジャクシの群れ

【その他】
ウサギ

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