「江戸風車」の作り方> 2003.5.16
あそびの島・松本英一
昔から日本の各地にはその地方特有の風車があります。
昔の風車の材料は竹でした。
愛知県の浜名湖周辺地域には「浜北の風車」として知られる風車があります。
牛乳パックで風車を作りました。
ベランダなどに取り付けて雨が降っても回り続けます。
その名前を「江戸風車」としました。
みなさんも作って楽しんで下さい。
T.材料
@ 牛乳パック〜1ケ
A ストロー〜1本
B 針金〜0.9φ×18センチ
C 小釘〜1φ程度のもの
U.工具
@ 押し切りカッター、Aはさみ、Bキリ、Cホチキス、Dラジオペンチ、E定規
V.作り方
@ A片の作成〜牛乳パックを幅6ミリ、長さ12センチに押し切りカッターで切る。3本。
(大き目の風車を作る場合は16センチに切る)
両端から2センチおよび中心にマーキングをしておく。
A B片の作成〜牛乳パックを幅6ミリ、長さ4センチに押し切りカッターで切る。18本。
それぞれを二つ折りにする。
B 羽根の作り方
A片を1本、B片を3本用意して
a.A片の端から2センチのところを手前に折る。
b.B片1を左から右に向けてaで折った上から挟む。
c.B片2を下から上に向けてB片1の先の部分を挟む。
d.B片3を右から左に向けてB片2の先の部分を挟み、aで手前に折った、重なっている間に
入れる。
e.A片およびB片1、2、3をそれぞれ折り目まで押し込み形を整える。
C Bで一つの羽根が出来たら180度回転させ、再びBの手順でA片に3ケのB片を組み付ける。
D 同じものを3本つくり、3本とも真ん中に小釘が入るような小さな穴(約1φ)をキリで明ける。
E 3本の真ん中に明けた穴に小釘を通し3本を展開する。
3本を等間隔に配置し、ホチキスで図のように止める。
F 割り箸(a)に18センチの針金(b)を5〜6回巻く。
巻き残った針金(b)に2.5センチに切ったストロー(c)を通す。
更にホチキスで止めた羽根から釘を抜き、針金に通す。
1センチに切ったストロー(e)を通し、1センチ程度針金を残し余分な部分を切り、1センチの部
分を折り曲げる。
G 6ケの羽根をそれぞれ30度程度同一方向にひねり、形を整える。
以上で完成。