クローズアップでピントが合わない![]()
内蔵のクローズアップレンズは50cmで焦点が合うように設計されています。
OWの講習時に教えてもらった、水中では陸上の1.25倍に見えるという現象が、距離感を惑わす原因となって正しくピントを合わせられない事が多いようです。
自分の腕を物差し代わりに使うとか、50cmの棒を持っていくなどの話をよく聞きますが、この場合動き早い被写体ではその動作だけで逃げてしまいます。
ここは目測で対処するしかないのですが、やはりピントの甘い写真が大量に発生するだけでいっこうに改善されません。
究極の対処法は、クローズアップを使わずに且つ標準レンズも使わずに、ワイドで近寄れるだけ近寄って撮りましょう。
いや、これでは根本的な解決にはならないので、私が取った解決策というのは...

絞りを出来るだけ絞って、ピントの合う幅を広くするというものです。
この場合、ストロボの光が届いている部分は良いのですが、絞りをf16まで絞ると背景が黒一色に近くなり、水が青色に抜けなくなります。(ISO100のフィルムで)
そもそもクローズアップで撮る被写体は体長が10cm〜30cm位のものだと思いますので、背景も無くなり被写体が浮き上がってくる写真に仕上るこの方法もなかなか有効だと思います。
マクロでピントが合わない![]()
これもクローズアップの応用になりますが、マクロレンズでの撮影の場合、どうやらステー手前よりも奥の方がピントの合う幅が広いようです。
被写体に向けてマクロレンズのステーを向けて、先端が接触する位の位置に固定します。
ISO100のフィルムで、シャッタースピードを1/125秒に設定し、絞りをf16とセット、減光フィルターを装着した状態で撮影すると、結構良い写真が撮れると思います。
マクロで右側に光が当らない![]()
私が持っている器材では、ストロボが左側からしか当らないため、マクロなどの近接撮影では右側に光が回らず、現像から返った写真の右側が暗くて魚の判別ができない等の問題が発生しました。

解決策として、可変型のアーム(ニューシーアームX)に変更するか、ストロボ(YS−30TTLDuoはコードレスでTTL発光が出来る)を追加して2灯にする方法が考えられます。
アームを変更する場合は、既存のベースステーにそのまま取り付けられない(カタログでは取り付けられるように書いてあるのだが)ので、M型サポートキット(2,000円)を追加購入することになります。
ストロボ2灯の場合は、アームとベースステーを追加購入する必要がありますが、結構良い値段になってしまいます。
カメラ本体の上部に短いアーム(ホットシューアーム)を取り付けてストロボをセットすることも可能ですが、安く上がる反面、右側からの光の回り込みは余り期待出来ず、また被写体との間隔が狭いことからストロボのTTL機能がうまく動作しないことがあるようです。
結局、予算の都合でアームを購入し、将来2灯に拡張する場合でも買い替えが無いようにベースステーも購入しました。
結果は石垣島から帰ってきた後に報告したいと思います。
マクロで穴に入った被写体が写せない![]()
マクロレンズの先に付いているフレーミング用のステーが邪魔をして、穴に入ったオト
ヒメエビ等の被写体が写せない状況に苦い経験をしたことはありませんか?
試した方法として、マクロのステーを思い切って外して、目測で被写体を撮る方法を試したのですが、到底まともな写真は撮れませんでした。
聞いた話によれば、ステーの長さほどの針金を携帯し距離を測定して写す方法があるようで、動きの少ない被写体には試してみる価値があるようです。
ワイドで動きの早い魚がブレて写ってしまう![]()
私はつい最近まで、シャッタースピードを1/60秒にセットしていました。
この場合、比較的透明度の悪い海でも絞りがf8位で設定できるので、ピント幅の広い写真が撮影可能なのですが、回遊魚や動きの早い魚等は、いわゆるシャッタースピード不足でブレてしまうことが多かったように思います。
近頃参加したフォトツアーで、シャッタースピードと被写体の関係を再認識させられ、例えばマクロ撮影時のクマノミなど、ひれの部分がブレていた写真が改善されたようです。
ワイドも同様ですが、暗い海などでは絞りが甘くなる傾向があるので、被写体との距離が1メートル以内の場合はピンぼけに注意して下さい。
水中でレンズ交換時に手間取ってしまう![]()
これはもう慣れていくしか対処法がありません。
と言っては身も蓋もないので、外部レンズを上手く収納して手早くレンズ交換する方法を考察してみましょう。
SHOPのインストラクターに教えてもらったのですが、ワイドレンズの胴体部分にタコ紐を括り付け、ベースステーに取り付けられるようにしておきます。
こうしておくと、ワイドレンズからマクロレンズへ変更時、ワイドレンズを外した状態でも本体と繋がっていますから、レンズホルダーに装着しなくても、また外したレンズを近くに置いておいて、そのまま忘れてしまうような事も無くなります。
外部レンズと本体の間に空気が残っていて写真がぼやけてしまう
この失敗は致命的です。
外部レンズを装着した状態で海の中に入ると、レンズと外部レンズの間に溜まっている空気が逃げ切れずに空気の膜を作ってしまい、このような現象になってしまいます。
外部レンズを装着した状態で海に入るのなら、潜行途中に外部レンズを一旦外して空気を抜く習慣をつけましょう。
この場合、外部レンズが上に向いている状態で行い、レンズに細かい泡が付着していたならグローブを付けた手の指で軽く除去するのが良いでしょう。
私はつい最近、この失態を侵してしまい、妻の100本記念ダイブの写真を台無しにしてしまいました。
マクロのステーに付ける棒を無くしてしまう![]()
マクロレンズ3Tは2Tと違いネジ式の取り外し可能な棒なので、移動途中の船で緩んでいたり、また、ステーのホルダーに装着しておくと、結構外れやすい構造なので無くしてしまうようです。
マクロレンズ3Tの場合は、ホルダーに装着せず予めネジ穴に組み込んでおき、エントリー前に再度巻き直す習慣を付けておけば大丈夫だと思います。
この場合、乗船した同乗者に踏まれて棒が曲がってしまっては元も子もないので、安定した場所に置いておくか抱えておくなどの処置を取りましょう。
レンズが曇ってしまう![]()
炎天下にカメラをさらけ出している場合や、気温が低い冬でも直射日光をレンズに長時間あてている場合に、カメラ内部から水蒸気が発生して、レンズ内側が曇ってしまう現象が発生します。
予防策としては、直射日光を当てない(船の上などでは、白いタオルを被せておくか、レンズを下に向けておく)、気温が上昇する車内等に置かず、エアコンの効いた場所等に置いておくのがBESTだと思われます。
もしなったとしても、カメラ内部と外部との温度差が変わらなくなってくると元に戻りますので、潜る直前まで水の中に入れておくのも良いかもしれません。
ワイドで撮影した写真に白い浮遊物が写っている![]()
ワイドで撮影する場合、他のレンズと比べて被写体との間が開くので、プランクトン等の浮遊物が間に多く存在するため、出来上がった写真に白い雪のような点々が写ってしまいます。
要は被写体との間を出来るだけ詰めればいいわけですから、被写体に出来るだけ近づいて撮ると良い結果が出ます。
この場合、ワイドレンズの被写界深度(ピントの合う幅)に注意して下さい。
絞り値を大きくすると、被写界深度も広くなるため近寄って撮影できる範囲が広くなります。
動きの少ない被写体であれば、シャッタースピードを1/60秒にして、絞り値を少なくするようにすると良い結果を生むようです。