http://jp.sciencenewsline.com/images/clear.gif

http://jp.sciencenewsline.com/images/clear.gif

http://jp.sciencenewsline.com/images/clear.gif

http://jp.sciencenewsline.com/images/clear.gif

http://jp.sciencenewsline.com/images/clear.gif

http://jp.sciencenewsline.com/images/clear.gif

http://jp.sciencenewsline.com/images/clear.gif

http://jp.sciencenewsline.com/images/clear.gif

http://jp.sciencenewsline.com/images/clear.gif

http://jp.sciencenewsline.com/images/clear.gif

http://jp.sciencenewsline.com/images/clear.gif

http://jp.sciencenewsline.com/images/clear.gif

http://jp.sciencenewsline.com/images/clear.gif

http://jp.sciencenewsline.com/images/clear.gif

http://jp.sciencenewsline.com/images/clear.gif

http://jp.sciencenewsline.com/images/clear.gif

http://jp.sciencenewsline.com/images/header/sciencenewsline_biology.png

↑上記から引用させていただきました。

 

ハトは臭いを手がかりにして鳩舎まで戻ってくる、研究者が伝書鳩の帰巣能力の謎を初めて証明

November 5, 2013.

伝 書鳩(Homing pigeons)は他の鳥と同様に極端な長距離を飛行することができるが、伝書鳩が何を頼りにして鳩舎に戻ってくるかについては議論が続いている。鳥が特 定の目的地を目指して長距離を飛行する場合には「地図」と「コンパス」が必要となり、太陽と地球の磁場がその代わりを果たしていると考えられている。そし て、新しく発表された研究論文は、伝書鳩は大気中の臭い(odours)を使って鳩舎まで戻ってきているということの証拠を提示し、この研究成果を European Geosciences Union (EGU) のオープンアクセスジャーナルを通じて発表した。

過去40年間に渡る実験の結果から伝書鳩は、嗅覚が損なわれたり、自然の風に触れることができない環境に置かれると鳩舎に戻ってくることができなく なることが判っていたが、多くの研究者は風によって運ばれてくる臭いが伝書鳩をして鳩舎まで戻ることができる道案内の役割を果たすことができるかについて は確信を持てずにいた。そして、Max Planck Institute for OrnithologyHans Wallraff は遂に、大気は伝書鳩をして鳩舎まで戻ることができる十分な情報を備えていることを証明することに成功した。

先行研究においてWallraff は、南ドイツのWürzburgの近くにある 旧鳩舎の周り、半径200kmにある90地点の空気のサンプルを採取した。そしてこれらの空気の分析を行うことにより、空気には特定の方向に沿って一定の 割合で臭いの元となる化学物質となる「揮発性有機化合物(volatile organic compounds)」が増減していることを発見した。このことは、揮発性有機化合物の空気中の割合は、一定の方向に進むにしたがって増加したりしている ことを示している。

この揮発性有機化合物の空気中の割合の変化率は臭いの変化として認識される。しかし、伝書鳩は風が吹かない限り、この臭いの変化がどの方向から生じたのかを認識することはできない。

巣において、鳥は特定の臭いを特定の方向から吹いてくる風と関連付けを行うと考えられる。その結果、「A」化合物の割合が南風に沿って増加している 場合、Würzburg の鳩舎に住んでいるハトは風補正後の臭い増加率を認識することができるのである。そして、ハトが鳩舎から100km南で放たれた場合、この臭いの変化率を 頼りに北にある鳩舎に向かって飛んでいくことができるのである。

しかし、この考え方は仮説にしか過ぎなかった。Wallraff はこの仮説を証明するために大気にはマップナビゲーションの機能を果たすに十分な情報が含まれていることを示す必要があった。そして、Würzburg は、学術専門誌「Biogeosciences」を通じて発表した新しい論文を通じてバーチャルなハトを想定したモデルを制作することによって風と臭いの 情報さえあれば、大気中に含まれている情報だけを頼りにしてハトは鳩舎まで帰ってくることができることを証明した。

文 (English)


Source Reference: European Geosciences Union, "How Pigeons May Smell Their Way Home".