度数分布




《その1》
COUNTIF 関数を利用して度数分布を算出する例です。
この関数は、単発でデータを指定する時に便利です。





《その2》
FREQUENCY 関数を利用して度数分布を算出する例です。
この関数は、配列数式として入力する必要があります。
データ範囲がある時に便利です。




[補足]
この Excel FREQUENCY 関数に、重大なバグがあることに気付きました。

上の手順で D2〜D6 の各セルには、すべて {=FREQUENCY(A2:A11,C2:C6)}
と入りますが、この作業を 「ツール → ブックの共有 → チェック」 と
した状態で行うと、D2〜D6 の各セルの FREQUENCY 関数の中の番地が一つ
ずつずれてしまうのです。

この 「ブックの共有」 とは、ネットワーク内で同じプログラムを同時に
いくつも立ち上げて作業ができ、時間差で保存したデータはサーバー内で
合体できることをいいます。

このバグを回避するためには、いったんプログラムの 「ブックの共有」
をはずし、その状態で通常の FREQUENCY 関数を処理し、それが完成した
後で最後にプログラムを 「ブックの共有」 とする必要があります。



《その3》
SUMPRODUCT 関数を用いて、複数条件がある時の度数をカウントします。
《その3,4,5》と趣旨は同じですが《その3》が最も簡単な方法です。





《その4》
DCOUNTA 関数を用いて、複数条件がある時の度数をカウントします。





《その5》
上記《その3,4》と趣旨は同じですが、高難度な方法です。




[配列数式のコピー&貼り付けの仕方]

(1) F4セルで上記吹き出しの通り配列数式を入力。
(2) F4右クリック → コピー
(3) F5右クリック(F5〜F7ドラッグ右クリック) →  いったん貼り付け。
(4) 各セルで上段数式バー(fx)で字句修正 → Ctrl + Shift + Enter を同時に押す。


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