「クエリ」の機能を用いることにより、テーブルに入力したデータを任意に加工
集計することができる。クエリには何種類かあるが、「選択クエリ」の主な機能
は次のとおりである。
 ・特定のフィールドの抽出
 ・条件を満たすレコードの検索抽出
 ・特定のフィールドでの並べ替え
 ・数値計算
 ・文字列の加工
 ・数値データの集計
 ・複数のテーブルの結合
ここでは、このうちの「条件を満たすレコードの検索抽出」をする方法を示す。
他の機能については Access の専門書を参照のこと。
(1) データベース初期画面 - オブジェクト - クエリ -「デザインビューでクエリ
    を作成する」- 開く - (使用するテーブルを選択する) - 追加 - 閉じる - 
    (必要なフィールドをドラッグ、or デザイングリッドのフィールド欄で選択)
   
(2) 「抽出条件」の欄に、例として所属のフィールドに「討幕派」と記入する。
     - 画面左上ファイル - (クエリに名前を付けて保存)
(3) 画面左上に、三角印(▼)の「ビューボタン」がある。ここで クエリの三つの
    「デザインビュー」、「データシートビュー」、「SQLビュー」の切り替えを
    行うことができ、それぞれの入力状況を見ることができる。
 ・デザインビュー
   
 ・データシートビュー
   
 ・SQLビュー
   
この SQLビュー に見える「SQL文」の文法については、次回以降の演習問題に
おいて解説する。
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 SELECT テーブル1.ID, テーブル1.番号, テーブル1.氏名, テーブル1.所属
 FROM テーブル1
 WHERE (((テーブル1.所属)="討幕派"));
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