蔵王と自宅付近で撮影した雪の結晶です。
雪が降ってくる上空の温度や湿度の違いと地上付近の状態によって、結晶の形が色々と変化します。
 気温が高めの時は、結晶と結晶がくっついて大きな塊になったり、気温が低い時は綺麗な雪印マークの結晶になったりします。また、霧がかかっていて水蒸気が多い時に降る雪の結晶には、小さな氷の粒がついてきます。
一番綺麗な結晶は、気温が低くて晴れた時(昼よりも夜)に降る雪です。どこにも雪雲が無いのに降ってくる雪は、氷の粒やお互いにくっいたりしてなく、綺麗な六角形になっています。
僕が撮影しているのは蔵王の標高900〜1400メートルあたりで、撮影時の気温が氷点下3度〜15度くらいです。
霜と氷の写真
この霜の写真は、夜のうちに撮影用のスライドガラスを外に置き、翌朝撮影しました。
霜は物の表面が冷やされて、空気中の水蒸気が氷の結晶になり、ただ凍って結晶になるだけでなく、成長して綺麗な樹枝になります。

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