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[休刊] 月刊スポーツコミック(旧名:まんがパロ野球ニュース)
略称:「スポコミ」(「まんパロ」)
竹書房 毎月19日発売 中綴じ 雑誌17499-* Z31-B48
表紙:選手写真 占い:なし
歴史
国会図書館では1994(平成6)年7月号以降を所蔵している。
1998(平成10)年11月号より「月刊スポコミ」と改題するも、
1999(平成11)年4月号をもって休刊となりました。
雑誌の傾向
個性の強い実在の野球選手(*1)をメインにしてギャグを仕立てるという、
「がんばれ!!タブチくん」(*2)タイプの4コマ〜短編がメインです。
この場合、 あくまでも「個性」が重視されるため、
中日・種田やロッテ・堀(*3)といった選手が主人公になることもあるという...
それとは別に「○○伝説」タイプのストーリー漫画も載っています。
残念なことに、 モデル選手の傾向として、
最近はセントラルリーグ偏重(*4)になっています。
「月刊スポコミ」に改題してからは野球以外もそれなりに増えてます。
多いのはサッカーと格闘技。キャラに知名度があるのが重要みたいです。
ただ、そのあおりを受けて野球はセントラル中心、
特にジャイアンツネタ(*5)が非常に多くなっています。
パ・リーグ好きの私としてはちょっと悲しいです。
あと、再録の漫画があるのがちょっと不満です。
休刊後の雑誌コードは「まんがくらぶオリジナル」にうけつがれています。
勝手におすすめ(単行本編)
- 「荒川道場」(ほりのぶゆき)
- 「きまぐれMVP!」(たかみね駆:NHK出版発行)
- 「ササキ様に願いを」(みずしな孝之)
- 「マツイ日記は知っている!」(荒木ひとし)
勝手におすすめ(雑誌編:国会図書館で閲覧可能なあたりです)
- 「いてまえ!猛牛組」(滝沢ひろゆき:96年頃)
- 「イラブクラゲくん。」(佐々木さいこ:95〜97年頃)
- 「うるぐす共和国」(小坂俊史:スポコミ)
- 「さわんだふるA」(たかみね駆:95年頃〜スポコミ)
- 「私設野球博物館」(日高トモキチ:96〜98年頃)
- 「プロ野球でビール」(さんりようこ:スポコミ)
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脚注
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(*1)個性の強い実在の野球選手
- といっても実際の選手の性格とは必ずしも一致しない。
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(*2)「がんばれ!!タブチくん」
- 作者・いしいひさいち。
週刊漫画アクションに連載されていたらしい。
-
(*3)中日・種田やロッテ・堀
- それぞれ「笑ってよ!タネダくん」(河合じゅんじ)、
「毎日がホリDAY」(佐々木さいこ)。
-
-
(*4)
最近はセントラルリーグ偏重
-
1998(平成10)年7月号の時点で、
セントラルリーグはヤクルト(高津)、 横浜(佐々木)、 広島(前田)、
巨人(松井・清原の2作品)、 阪神(一般)、 中日(左投手一般)
とそろっているのに対し、
パシフィックリーグはオリックス(イチロー)、 ロッテ(一般)、
パシフィックリーグ全体(一般)のみである。
ちなみに、
1995(平成7)年6月号の時点では、
セントラルリーグは巨人(槙原)、 中日(種田・一般の2作品)、
広島(正田)、 阪神(藪)、 横浜(佐々木)とヤクルトを欠いているのに対し、
パシフィックリーグは西武(村田)、 オリックス(イチロー)、
ロッテ(伊良部)、 日本ハム(上田監督)、
パシフィックリーグ全体(一般)であった。
-
(*5)
ジャイアンツネタ
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1999(平成11)年1月号の時点で、
松井が主人公の「マツイ日記は知っている!」(荒木ひとし)、
高橋が主人公の「ヨシノブぼっちゃん」(葛原兄)、
各選手の「チョーG級野球読本」(筆吉純一郎)、
清原が主人公の「球界番長キヨマー!」(佐原カズキヨ)。
江川が主人公の「うるぐす共和国」(小坂俊史)というのもあった。