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くろだのすべて・歴史編



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「とは」は千早の本名、じゃなくて

「黒田」とは?


「山田」なら山の田んぼ、 「吉田」ならいい田んぼ。 まあこれらはわからないこともありません。 でも「黒田」。 「黒い田んぼ」ってなんなんだ??

というわけで辞書を引きますと、

黒田【くろた】
稲の植付け前の田。←→青田・白田

という記述があります(上記は広辞苑より引用)。 要するに、水が張って黒く見える状態ですね。 水を張る前の、 雑草を焼いて灰が白く見える状態が「白田」、 植付けをして稲が茂ると「青田」なわけです。

ところで、 「【名字】でわかるおもしろ起源」(丹羽基二著、青春出版社) という本によりますと、 黒田姓の「黒田」は

黒土の田、水たまりの田、切り株のある田

というのが起源(切り株?)で、 主に

という血統があるそうです。 そのため「黒田」姓は西日本に多いのだとか。

ちなみに筆者の父方の祖父は上越高田の生まれで、 先祖もそのへんだったらしいので残念ながらどれにもあてはまりません。

さて、先ほど「青田」「白田」と書きました。 「青田」は元巨人の故・青田昇氏とか結構ありそうな姓ですが、 「白田」というのはあまり聞きません。 実は、「白」「田」を組み合わせると「畠」になります。 「白田」はこっちに流れてたんですね。

「畠」関係で有名な名字に「畠山」があります。 室町時代の「山名」「細川」に匹敵する名家として、 東日本を中心に広がったそうです。 まあ全部がその血統ってわけでもないでしょうが。

実はこの話にはオチがありまして、 筆者の母親、 旧姓が「畠山」なんです(笑)



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人物中心

「黒田」な歴史


黒田孝高 Yoshitaka Kuroda (1546-1604)
法名の「如水」のほうが有名でしょう。 豊臣秀吉の軍師、「黒田官兵衛」のことです。
ちなみに筆者の先祖は上越高田の農家だそうなので、 「名字が同じ」以上の関係はありません。
黒田長政 Nagamasa Kuroda (1568-1623)
黒田官兵衛の嫡子。 関ヶ原の戦で東軍として大活躍しました。
ちなみに筆者の先祖は上越高田の農家だそうなので、 「名字が同じ」以上の関係はありません。
おまけ:関係者に怒られそう企画 官兵衛・長政の歴史漫才
黒田清隆 Kiyotaka Kuroda (1840-1900)
幕末〜明治の政治家。 薩摩藩出身。 首相も歴任。
ちなみに筆者の先祖は上越高田の農家だそうなので、 「名字が同じ」以上の関係はありません。
黒田清輝 Seiki Kuroda (1866-1924)
明治時代の画家。 鹿児島出身。 近代洋画の確立者といわれています。
ちなみに筆者の先祖は上越高田の農家だそうなので…(しつこい)

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