真性包茎の手術等の治療には、保険が適応されます。 1998/07/02の匿名太郎さんによると、
術前検査に5千円、手術自体に7千円、薬が3千円、その他に診察料が少しかかりました。
1999/02/04のSSさんによると
料金は、全部で3万円以内ですみました。ほとんど抗生物質等の薬代です。
ということで、かなり安く済んでしまいます。
ちなみに保険適応外で手術をする場合でも、余計なオプションを薦められることがないので10万円以下で納まるという意見が多いようです。
保険が適応される医療です。日本は国民皆保険制であり、医療の基本は保険医療です。保険には、いざという時の負担を軽減するという意味と、医療機関が独り善がりの医療を行うのを防止する意味もあります。
保険証を提示することにより、自分の氏名や住所や職場まで病院に知られるという意見もありますが、医師には守秘義務があり、秘密は守られます。
職場にばれるということで、保険証を使いたくないという方もいます。診療報酬の請求(レセプト)は、病院・医院から各保険の支払基金に渡ります(医師会で取りまとめる場合もあるようです)。現在の調査で分かっているのはここまでですが、支払基金から職場に記録がわたる可能性もあります。その点については鋭意調査中です。
2001/2/26に個人的なメールを病院の事務をしている方から頂きました。
結論から申しますと、保険者には全てが通知されます。
ただ、保険者と職場は、厳密にはイコールではありません。例えば、医療機関は保険証の発行元、例えば○○銀行健康保険組合に対して報酬を請求するのであって、○○銀行そのものに請求するわけではありませんので、その組合がきちんと独立した運用形態を取っていれば、個人の病歴にかかる情報も保護されるはずなのですが、組合健保などでは現実には結構漏洩しているケースが多いようです。
※自営業中心の国保との対比で、一括りに「社会保険」と言われますが、主として小規模法人をフォローする「政府管掌健保」、大企業単体や系列企業を含むグループ、あるいは同業の法人群で構成される「組合健保」、公務員の「共済健保」などに細分化されます。
いわゆるレセプト(診療報酬明細書)には、患者の確定病名、疑われる病名、並びに保険者に請求する診療行為名、薬品名、器材名(例:X線のフィルム)等の名称とその点数とが、全部記載されています。
レセプトに記載されている病名と、診療行為とは、当然ながら相関関係がなければなりません。降圧剤が処方されている時は、病名欄にも高血圧の記載がなければおかしいわけで、それが抜けていれば、当然査定の対象になるからです。
さて、当院の受付でも、患者さんから同じような質問をよくいただきます。特に、精神科や産婦人科、泌尿器科、癌患者さんなどによくあるケースです。特に最近は「家族に秘密で診療を受けたいのだが、保険証を使うとバレてしまうのだろうか」という未成年の方が目立ちます。
これなども、特に組合健保などでは、被保険者あてに診療費の明細を配布することで、被保険者の意識の向上を図り、医療費の抑制につなげようとしていたりするところがあるぐらいですから、バレる可能性は結構あると思われます。
組合健保以外であっても安全とはいえません。ちなみに私の職場は政府管掌健保ですが、半年に1回ぐらいの頻度で、「診療日」「医療機関名」「医療費」の記載されたリストが、**社会保険事務所から職場を経由して配布されます。
組合健保のなかには、もっと詳しいリストを配布しているところもある、と聞いたことがあります(病名とかも入っているらしい)。
>本来は支払い基金などに聞くべきなのでしょうが基金の方では、おそらく各組合のそのあたりの状況までは把握していない(できない)のではないか、と思われます。
そもそも健保組合が情報をもらして「あいつはエイズだ!」なんてことで社員をクビにしたりしているのがバレれば、大問題ですしね(どの法律で規制しているのかは、調べてないのですが)。
結論から言うと、「ばれる可能性がある。」ということのようです。保険が利く包茎は、医学的・制度的に認められた「病気」ということでしょうから、何ら気にすることはないという意見もありますが、躊躇する一因であることは事実です。
精神疾患等と同様、これでは折角の保険が活用されない困った事態を巻き起こしてしまいます。制度的な改善が求められると私は思います。
また、保険証に書かれるからばれるという意見もありますが、私は保険証に病院で書かれたことがありません。この点についても調査中です。
98/07/02の匿名太郎さんによると、
保険適用で親にばれないかということを心配していた方が居りましたが、私の場合、初診時に保険証に泌尿器科と書かれてしまいいずれ分かるここと思いこのホームページやその他のページをプリントアウトして親に説明し理解を得ました。恥ずかしい気持ちは分かりますが、同居している場合まずばれてしまうと思います。1週間風呂に入れないからです。また、手術を受けるのに書類があって(引用者注・おそらく手術の同意書だと思われます)未成年の場合、保護者の署名が必要ですし、成人の場合でも保証人が必要でした。知人に知られるより身内の方が良いのでは。看護婦さんの話では親と来る高校生もいるそうです。
医師の中には、「保険証を使わずに済む。」と自由診療を勧める例もありますが、医療人としての倫理意識を疑う発言です。前述したとおり、保険制度には医師が常識に沿った医療をしているか監視するという意味もあるのです。
また、親の保険証を使わなければならないという問題がある人もいます。でも、親の保険証を使っているということは親の扶養家族であるということであり、そのような人が親に黙って数十万円規模の手術をすることも問題だと思うのですがいかがでしょうか。
保険が使えない治療のことです。
最先端の医療などはこれが多いといわれます。例えば、臓器移植や性同一性障害の性転換などもそうでしょう。
また、医学的に問題が無い医療にも保険が適応されません。例えば、脱毛や美容外科手術、聖子さんでおなじみの審美歯科もそうでしょう。< /p>
保険の利かない包茎手術がどちらに当たるか断言できませんが、恐らく後者であろうと思われます。保険の利かない包茎手術は、医学的には必要のない見た目重視の手術であると言えます。ただ、見た目によって悩んでいるのが大部分の包茎ですから、心理面での効用を考えると無意味だと一概に否定できません。
しかし、包茎が恥ずかしいという常識を一般的にしたのは、手術をしている人々です。医学的に必要でない手術を必要であると思わせる為、彼らは雑誌などに限りなく詐欺的な広告を打ってきました。それを忘れては行けません。
それを考慮に入れた上で手術を受けるのであれば、 結構ではないかと思います。
しかし、「常識」は移ろうものです。
「医療ローン」について、高金利過ぎるとの声がありましたので、子ども向けの金銭教育の本と六法全書で調べてみました。金利は利息制限法と出資法の二つの法律によって規制されています。
利息制限法では、以下のように定められています。
一方、出資法では以下のようになっています。
15パーセントから40.004パーセントまでが、罰則がなくグレイゾーンということです。サラリーマン金融やキャッシングの金利もこの範囲なのだそうです。最近では、グレイゾーンの金利分が無効であると裁判で争い、勝つ例もあるようです。
一般に貸し倒れの危険性が高ければ高いほど、利息も高くなるものです。ゆえに、担保の必要がない消費者金融が、担保を取る銀行より利息が高いのは仕方のないことです。審査の厳しい大手消費者金融より審査の甘い街金の利息が高いのも、また仕方のないことです。
誰でもオッケーのローンの利息が如何ほどか、想像してみてください。