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OTHER’S ”KONETA”

ふみりんは、昔からコリ性だった。コリ性といっても、ピップエレキバンのコリとは関係ない。
なにか、ひとつおもしろいと思ったらひたすら、どんなときもその事が頭を占領してしまうため、授業中はもちろん、勉強中もひたすら思い出してはワクワク、そしてニヤニヤ。
小学生のときなんて、「明日は算数のテストです。」なんて、言われても、「あー、算数なら60点くらいだな・・。」なんて思ったりするだけで、全然勉強なんてしてなかった。・・・というより、教室を出た瞬間すでにきれいサッパリ忘れて帰宅。・・・という調子。
で、ある日国語かなんかのテストがあったとき、先生が「テストかき終わった人は裏に好きな絵を描いていいよ。」
と言った・・。え??まじ??もうその瞬間、ふみりんの心はもうテスト用紙の裏っ側に奪われていた。それからというもの、テストのたびに、テストの回答より、裏のスペースはどーなってるか?ということだけが気になって気になってまずめくって確認。回答どころじゃない。そんなテストなんてやってる場合ジャーないのだ。とにかく、絵をかくのだ!頭の中はこれのみ。
そしてあるとき、やはりテストがあり、さささ〜〜っと回答はテキトーに流し、裏の空いているスペースに、とっても満足の行く絵が書けた。たしか、ピンクレディーの絵だったと思う。
「ウオンテッド」を歌っているところ。衣装も忠実に再現。
それで、自分でもよくわかんないんだけど、変に自信たっぷりで提出したのを覚えている・・・。
点数はというと、それはヒサンなもんで、母にこっぴどく説教されたのはゆーまでもない。
「あんた、裏はこんだけマンガばっか描いて、これはマンガ大会じゃーなかとばい!!!」
あの、小学校のテスト用紙って、すんごいキレイな紙だったんですよね。真っ白で。めったに描けないもん。こんないい紙にマンガなんてさぁ。
しばらくは、これに凝って母に説教されても全然気にならず、書き続けた2学期。
クリスマス直前の通知票の結果で、その年のクリスマスプレゼントが決まるということを不覚にもすっかり忘れて。
ちなみに、その年のクリスマスプレゼントは「サラダ一番」の入った赤い長靴と算数の問題集だった
のでありました・・。
くるみとこのみ
なかよしなのだー♪

OME