うるしは英語でjapan と呼ばれ、縄文時代から人々の暮しで利用されてきた接着剤であり塗料です
平安時代の仏像、戦国時代の鎧兜(よろいかぶと)、室町時代の社寺仏閣、江戸時代の刀の鞘(さや)や印籠など
その時代を象徴するような品々に漆が使われてきました

こちらでは、天然の塗料である漆を使用し製作した
美しい作品をご紹介いたします


松に紅梅文帯止め(まつにこうばいもんおびどめ)

土塀を金蒔絵で、その向うに除く松と紅梅を
それぞれ青金(あおきん)と赤の色漆で描いたもの。
「青金」は金に若干の銀を加えた合金で
金に比べて冷たい印象になる。










赤漆蒔絵螺鈿手鏡「実り」
(せきしつまきえらでんてかがみ「みのり」)




稲穂にすずめの一群れと「鳴子(なるこ)」を配した。
螺鈿(らでん)特有の輝きが
風で揺れる「鳴子」の動きを表す。
「鳴子」とは、板に木片を打ち付けて作った
「鳥嚇し(とりおどし)」の一種。










白漆糸柳飛燕図髪止(はくしついとやなぎひえんずかみどめ)」

漆は本来。褐色の液体であるため、純粋な「白」の色漆は
存在しない。黒くなろうとする漆をなだめながら
あせらずゆっくりと「白」に近づけていく。
ムラなく仕上がるのはなかなか難しい。
白糸を思わせる柳は金蒔絵。
二羽の燕は黒漆に白蝶貝の螺鈿(らでん)。