大阪を出航し2日目の東シナ海は大荒れで,船内をまっすぐ歩けないほど。食堂の 皿も左右にスライドしています。胃の働きも活発になり食べたものをすぐ口 まで押し上げてくれます。何もできず,3等船室の大部屋でただ寝ているだ けです。おまけに乾燥した船内の空気の影響で風邪をひき熱が出て,上海到 着時には疲労困憊という状態でした。やはり船なんか使うもんじゃありませ ん。
3日目の朝,船の外を見ると依然として陸地は見えません。しかし海の 色が茶色いのに気づきました。まさかとは思ったのですが,ここはもう海ではなく 長江の河口だったのです。あまりのスケールの大きさに感動してしまいまし た。
つづく