[女が死んでいる] |
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藤村充哉(みつや) |
二日酔いで目覚めたら床に見知らぬ女の死体が。部屋は密室状態だった。小劇団でくすぶる自称俳優、生活費用はホスト。 |
浜田智花(ともか) |
手かがりは女の唯一の持ち物の、手帳に書かれた女性の名前。 |
繁樹 |
藤村の10年にわたる付き合いの演劇仲間。力を借りる。 |
[殺意のかたち] |
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川添 |
本所警察署捜査課刑事。やせ形。捜査本部で香坂とのコンビ。 |
香坂 |
本庁捜査一課の刑事。40年輩の太っちょ、老獪。 |
増田加世子
夫 茂雄
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安西の車に引っかけられた夫の妻。
・夫 後日くも膜下出血で死亡。
・加世子の妹 田辺昭子
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安西孝弘 |
青酸カリで死亡の被害者、29歳。大手自動車ディーラー勤務。 |
岡田留美 |
増田夫妻のマンションの隣の部屋の住人。 |
[二重露出] |
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加倉喜直(よしなお)
妻
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高卒で蕎麦屋に弟子入りし修行、のれん分けを許され10年前蕎麦屋やを公園前に開き繁盛し出す。ホームレスがトイレに住み込むようになり、悪臭で店の客が次第に落ち目に。 |
麻井春樹
妻
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我慢していた会社勤めを辞め、8年前夢の喫茶店を開く。加倉の二軒隣。蕎麦屋と同様の問題に直面。 |
[憎悪] |
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麻紗美 |
銀座のホステスを辞め、木下という男の愛人に、23歳。 |
掃部淑子(かもん・としこ)
夫 和正
息子 彰文(あきふみ)
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今最も有名なファッションデザイナー。2年ほど前一回り下の男と結婚、40半ば。
・和正 外見、能力全てにおいて彰文とは決定的に異なる。
・彰文 母親の結婚相手を認めず、母親に軽んじられていて、母親と義父に殺意を持つ。
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木下 |
高輪のシティホテルのバーラウンジで麻紗美と知り合う。 |
[殺人は難しい] |
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拓馬 |
頭がいい、スタイルも顔も、その上優しい旦那。 |
あたし |
最近ミホという昔付き合ってた女と今も浮気をしているらしい夫。ミホなる女が死なない限り、心の平穏は訪れないと実行に・・。
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[病んだ水] |
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礼子 |
大手の建設会社から出向の形でサンセンに出向の社長の娘。
サンセンは産産業廃棄物の処理するために設立された会社。
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私 |
社長の秘書。礼子の誘拐事件で身代金を運ぶ役に。 |
[母性という名の狂気] |
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私 |
娘の亜紀のことを人間と思っていない。人形のように見てしまう。母親失格の認識。いつか亜紀を殺してしまう恐怖。 |
わたし |
亜紀の怪我は妻(佳美 よしみ)の仕業? |
娘 亜紀 |
出生時未熟児だった。幼稚園児になった今、我が強く自己主張で母親を困らせている。 |
諸岡晴子 |
夫(光治)の母親。夫に頼まれ亜紀の様子を見守ることに。 |
[レッツゴー] |
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レイ(姉 ) |
お姉ちゃんは24歳。ウエットな娘。不倫で何度も何度も振られビービー泣いている。 |
ハト(妹 鳩子) |
ドライな17歳の高校生。 |
安宅仁(あたく・ひとし) |
鳩子が今気になるクラスメイトでアタック中。 |