ドーントレスへの道



アキュレートミニチュアー製SBD1ドーントレスの製作リポート



今回の飛行機は まだ迷彩模様など必要の無かった時代のピカピカ仕上げに挑戦です


98年10月20日から11月10日



なんて大胆な日付でしょう
ホントにぐうたら日記ですね

今回はアキュレートのドーントレスに挑戦ですが コクピットの部品の多い事多い事!!
殆どの部品がここに集まっているような感じです

ほとんどのコクピット部品の塗装指示は銀色です
こんな飛行機に乗るんだったらサングラスは必需品ですね(^^ゞ

計器盤はクリアー部品で用意され、メーターはデカールで用意されているのですが ただの黒丸が点々と書かれているだけのようで、結局手書きにしました

ざっと組んで見るとこんな感じになります

先日作った複座練習機と似てるじゃないですか この操縦桿(かんってこんなに難しい漢字なの変換にスンゴク手間取りました)



11月16日
機首上面につく機銃ですが、説明書のまま組み立てると塗装のときに 突き出た銃身がとっても邪魔になりそうですから この写真の赤線ぐらいのところで切り取ってカウル裏に接着します
銃身は黄銅パイプをきっておいて塗装完了後に取り付ける予定です
(ひょっとしたら忘れるかもしれませんからパイプだけはきって置いて 模型の箱にテープで止めております)




11月16日
なんだかんだで、コクピットを作っちゃうとあっさり士の字になりました、
が!!
合いが悪いですね!わたしの腕が及ばないのか、
主翼と胴体は翼端同士をテープで引っ張って弓のようにしなくては隙間が出来る。
尾翼にいたっては右はほぞ穴がしたにずれてる、左はがばがば、
胴体下部の主翼との接着個所もパテ様のお世話に預かっております

ま、今回は銀塗装に期待しておりますから組み立てはあっさりと
文句は少な目にしておきましょう、(^^ゞ



11月24日
機体全体にサーフェサーを塗装後、全体に白色を吹きつけました
主翼上面をクロームイエローに塗装しますからその下地です。
(黄色の下地はクリーム色が良いらしいが、今回は忘れてました)
今回の銀色はメタルライクスプレー(メディコム製)を使ってみようと思っていますが プラスチックを溶かします云々!?と書かれています
一体どうなるんでしょう


フラップ(ダイブブレーキ)裏も同様に白色を吹きつけて(上の写真の端っこに写ってる!)
こちらはさっさと赤色を吹きつけました、この後赤色部分をマスキングして 表面側の塗装に備えます。(果たしてそれは何時になるのか)

機体の塗装中に小物をこちょこちょ弄っているのですが無くしそう(^^ゞ



11月26日
主翼部分は白色が乾燥したら#2000でペーパー掛けをして下地を整えてから クロームイエローを吹きつけました。
銀色との境界をマスキングしようかとも思ったのですが結局何もせず缶スプレーで吹きつけました。
ダイブブレーキも一緒に吹いておきました、この方が色違いにならないでショ

(実はこの机のよこっちょにカタリナを仮組みしておいていたのですが 白いツブツブや黄色いツブツブが思い切り付いちゃいました、どうしよ〜)


12月1日
機体にシェブロンマークの記入です
やっぱりここは赤色が目立って良いでしょう
その他の色としては黒や白、青や緑があるのですが 黄色の主翼に何色の線を引くかといえばやっぱり赤色でしょ!!

主翼のラインは位置の確定をする前にダイブブレーキの位置合わせを行い 余分なところをマスキングテープで覆ってしまいます
胴体とエンジンカウリングはフリーハンドで塗装をしておき 赤色部分をマスキングして銀色を塗ろうと思っています


12月3日
メディコムのメタルライクスプレーを吹いてみました

凄い!!これは凄い!!

ひかり方も凄いけどこの塗装の厚さも凄い
私的な問題としてサーフェサーを2回以上吹きつけて、その上から白色を3回吹きつけて、 またその上に黄色を2回吹きつけて、尚且つその上に赤色を3回吹いてるのもですから、 平安貴族の十二単みたいになったうえに、銀色の丹前を羽織ったような物です
もう細かなモールドなんかは塗装皮膜の中に隠されてしまいました
凹線モールドも殆ど埋まっています
美しい塗装を目指していたはずがとんでもない事に成りそう…(@_@)


12月17日
マスキングを剥がすとこのように成りました

しかしここで問題発生!!

貧乏染みたスプレーの吹き方をした物ですから所々にぶつぶつがあります
増してやクロームイエローの上に銀粉がちらついていたからエナメルシンナーで 拭いたんですが、それでそのまま機体まで拭いちまったから、さぁ大変

ピカピカの銀色のはずが濡れねずみ色に成ってしまいました
ここまで来て塗装を落とすのもしゃくだからこのまま行くと思いますが


皆様方に置かれましてはこういう事が起こりません様に、
サーフェサーを吹いて下地が出来たらさっさとメタルライクスプレーを吹きつけてください
間違っても機体の上半分と下半分に別けて塗ろうなどと考えてはあきません

さっさっさっと、機体全面に塗装したらOK!、

妙な塗り方をするとスプレーの飛沫が残ってぶつぶつになります
ぶつぶつを消そうと思ってコンパウンドでもかけようものならその場で濡れねずみになっちゃいます
布で拭いても駄目
このピカピカの銀粉は塗装膜の最上部のホンの少しの厚みしかないのです
ですからスプレーしたその表面はもう何も手出しは出来ないのです




99年1月6日
同じ設計思想を持って生まれた2機の飛行機
方やニッポン、方や米国、何かと比較される機体でございますが
この2機が同じエンジンを持っていたらどうなっていた事でございましょうか

等と考えながら九九艦爆に手をつけてしまいました
このまま日記の題名が変わるような事があるのか無いのか




1月12日
胴体に白帯が2本はいるのですがデカールが付いていません
胴体ぐらいは自分で書いてね。と言う事でしょうか(ちょっと不親切)
機体色を塗る前に白色を吹きつけてマスキングします



全体に飴色を吹きつけました
塗装図に書いてある配合で色を作ったのですがカーキが強すぎるような気がします
しかし、実際の色は分からないのでこれでヨシ!!




1月14日
下地の処理を中途半端にして上色を塗るとこうなってしまいます
下地の塗装表面が凸凹のままで上から色を塗ってペーパーを当てると 下地の凸凹がそのまま出てきます。
ですから下地とは言え#1500ぐらいまではペーパー掛けをしなくちゃ駄目ですね
(ジャマ臭いけど…)




1月18日
スパッツに付くひし形模様もデカールは付いていません
(結局、ハセガワとしてはこの塗装を進めてないのでしょうね 飴色自体はっきりしてないし)
クリアーデカールに赤色を吹きつけて乾燥後に切り出しております
これを貼りつけたらあとは機体全体にクリアー吹き付けがまっています

エッ!?、ドーントレスに見えないって!?
これは日本のドーントレス!!




2月2日
転がっているのは決して次回作ではございません
(ハワイ所属のドーントレスと並べてみたかったのですが企画倒れになってしまいました)

後方機銃に照準器を取り付けて完成です



今回ドーントレスを完成されられず、お茶を濁したような事をしてしまいました
もっと腕を磨いて再度挑戦しようと思っています
ドーントレスを応援してくださった皆様、誠に申し訳ございませんでした。_(._.)_

これにて、急降下爆撃機への道、(おいおい、名前まで変わってるゾ)完了です

ここにポストを置きました。お手紙ちょうだいまってます(^○^)