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『見えるものと見えないもの──20世紀イメージ論の系譜』

 

『見えるものと見えないもの──20世紀イメージ論の系譜』 廣瀬浩司

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第一章 イメージと不在の現前ーーサルトルの想像力論

l   イメージの古典的概念と出来事の記憶

l   サルトルのイメージ概念

l   イメージと知覚の差異ーー準観察の現象

l   イメージと無

l   意識の自由

l   意識の不幸ーー自分の死体をみつめるまなざし

l   サルトルの功績と限界

l   知覚におけるイメージーー幻視としての風景


第二章  幻視者の風景ーーセザンヌとメルロ=ポンティ

 

l   幻視者の風景

l   哲学者のセザンヌーーメルロ=ポンティ

l セザンヌが描いたものーー「現れるもの」と「現れ」の「差異」

l   輪郭線と色彩

l   奥行きの空間

l   感覚の暴力と到来者の風景

l   内部と外部の臨界としてのイメージ

l   イメージの自己変容


第三章 罠にかけられた視線ーーラカンの絵画論

l   鏡像段階とイメージの魅惑

l   見える身体と自己のまなざし

l   つねに回帰する不気味なもの

l   ラカンとメルロ=ポンティの出会い

l   まなざしと目の分裂

l   遠近法的な空間の批判

l   アナモルフォーズとゆがんだ遠近法

l   主体を罠にかけるまなざし

l   「染み(斑点)」になること

l   中断された身振り

l   手袋を裏返すように

l   ラカンの哲学的限界

 


第四章 フランシス・ベーコンと「ダイヤグラム」:ドゥルーズの『感覚の論理学』 

l   ベーコンの問い

l   肉への慈悲

l   器官なき身体と非有機的な生命

l   偶然性の問題

l   顔の中のサハラ砂漠ダイヤグラム(図式)

l   似ていない手段で似せること

l   ベーコンにおける<世界の一瞬>

 

 


Last Updated: 4 18, 2009