授業科目

比較文化概論A

単 位 数:1

標準履修年次:1

担当教官

廣瀬浩司

実施学期:1

曜 時 限:木5

I.

現代の文化的・社会的な状況において、わたしたちはどのような問題にとりくめばよいのか、芸術家たちの創造活動はなにを教えてくれるのか、私たちのからだのひとつひとつの身ぶりはどこまで自由なのか、テクノロジーはどこまで私たちのこころとからだを変容させるのか、などの問題について、具体例にふれながら、しらずしらずに最新の文化研究の方法論を習得する。原則としてAB両方を受講すること。

 

II. 今年度は以下のような項目を主題とする予定。

映画『ショアー』は何を語りかけてくるのか。

コンテンポラリー・ダンス、現代アートと身体論の現在。

フーコーと生命論の現在。

グローバリゼーションとテクノロジー

など、そのときの政治状況なども意識し、ヴィデオ・スライドなどをも見ながら考えていく。

 

III. 出席は最低条件として、適宜小レポートなどを課しつつ、学期末の試験で総合評価する。原則としてAB両方を受講すること。

 

IV.

港千尋『映像論』(NHKブックス)、東洋大学哲学講座『哲学を使いこなす』(知泉書房)など、適宜指示するので、こまめにチェックして、卒論のときにあわてないように心がけること。ホームページ http://www.asahi-net.or.jp/~dq3k-hrs/index.htmlも参照。

 

 

                                        

(註)I 主旨  II 内容  III 評価方法・基準  IV 参考文献