比較文化論概論 A 試験問題（廣瀬浩司）

・ 以下のA群、B群からひとつずつ選び、２問解答してください

・ 解答の始めにA-1, B-3など、選んだ問題の番号を記してください

・ 二つの解答の内容が重ならないように工夫すること。２問の解答全体で採点します。もちろん相互が関連していてもかまいません。絵や図の併用はご自由に。

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A.

１） 映像体験において、光はどのような役割を果たしているか、記述しなさい。

２）ヒステリーについて知るところを述べなさい。

３）絵画などを含めた広い意味での映像の歴史において、遠近法（透視画法）はどのような位置を占めているか、述べなさい

４）フーコーの思想について知るところを述べなさい。

５）伊藤高志の映画は、映像論的にどのような問題を提起しているか、述べなさい。

６）映画『ショアー』はどのような問題を提起しているか、説明しなさい。

７）バフチャルの写真は、映像論的にどのような問題を提起しているか、述べなさい。

８）教科書『映像論』において提起されている問題の中で、もっとも重要なものは何だと思われるか、説明しなさい。

B.（教科書と授業の主旨を踏まえていれば、例は自由に挙げてかまいません）

１）教科書と授業を踏まえ、映像を見るという体験における身体の役割について、具体的に考えを述べなさい。

２）教科書と授業を踏まえ、現代文化における芸術家（映像作家でなくともよい）の創造の意味について、例を挙げながら、あなたの考えを述べなさい。

３）教科書と授業を踏まえ、映像と記憶はどのような関係を持っていると思われるか、あなたの考えを具体的に述べなさい。

４）教科書の中で、授業で取り扱わなかった問題について、とくに興味を引かれた点があれば、内容を簡単に紹介しながらあなたの考えを述べなさい。

５）教科書と授業を踏まえ、あなたが馴染んでいる映像作品（絵画などを含む）をひとつ挙げ、それが提起する映像論的な問題を説明しなさい。

５）教科書と授業を踏まえ、映像論一般について、港千尋がじゅうぶんに展開していないような、あなた独自の視点があれば、自由に記述しなさい。教科書より「面白」かったり、「斬新」だったり、「創造的」であったり、港が気づいていないような問題を提起するようなものを高く評価しますが、言葉だけの揚げ足取り的なものは評価できないので、慎重に。