スーパーボウル2021その2

第54回SUPERBOWLへの道

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2020/10/01/木
疫病の流行で開幕があるのかと懸念されたFootballも、オープン戦にあたるプレシーズンが中止になったもののリーグ戦は予定どおりにスタートした。無観客の場合と、わずかな観客を入れる場合があるが、例年のようなスタジアムの熱狂はない。それでもゲームは白熱している。すでに3週が終わって、各チームの戦力が見えてきた。プレシーズンがなかったことは選手のトレーニング不足という結果となり故障者が増えている。49ナーズなどは満身創痍という状態だが、それでも控え選手だけで勝利するなど思わぬ感動をもたらしている。ここまでの展開を振り返ると、Aカンファ東はペイトリオッツがヘッドコーチのベリチックの頭脳によって地区優勝というぼくの予想は、シーホークスに負けて2勝1敗となっているが、QBニュートンの怪我はほぼ完全に癒えているので、あとはチームのメンバーとなじんでいけば安定して勝ち込んでいけるはずだ。いまのところビルズが3連勝でQBアレンが昨シーズンよりもレベルアップしているようだが、どこかに破綻が出てくるはずで、ペイトリオッツの対戦を見てみないと本物かどうかはわからない。北はロスリスバーガーが復活したスティーラーズが3連勝。レイブンスとブラウンズが2勝1敗で続いているが、レイブンズの1敗はチーフスが相手だったで仕方がない。だがスティーラーズのディフェンスがチーフスの闘い方を参考にすると、ラマ―・ジャクソンも苦しくなる。レイブンズとスティーラーズはいまのところ互角と見ていいだろう。南はタイタンズが3連勝だが、対戦相手に恵まれた。コルツのリバースがそろそろチームに慣れてきた。これからだ。西はチーフスが全勝するだろう。Nカンファの東は予想どおり1勝2敗で首位タイという悲惨な状況。その中ではやはりカウボーイズが戦力的に充実しているようだ。北はパッカーズが全勝。このまま独走するだろうが、ベアーズがトラビスキーで2勝したあと、ニック・フォールズで逆転勝ちして3連勝となった。このままニック・フォールズを先発させるようだと、パッカーズとの直接対決が楽しみになる。南はブレイディーが移籍したバッカニアーズが2勝1敗で首位。セインツはブリーズが不調でまさかの1勝2敗。まあ、これから調子が出てくるだろう。西も予想どおりシーホークスが3連勝。残り3チームも2勝1敗。49ナーズは怪我人が続出、カーディナルスは去年のドラ1マレーがまだ不安定ながら、ホプキンスが入ったので戦力はアップしている。ラムズも好調なようだ。ここは混戦になるが、地区優勝はシーホークスだろう。残りのチームがプレーオフに進出できるかが注目のポイント。いまのところは北地区の2チームが3連勝なので、これがワイルドの第1候補、2番手に西地区の3チームが並んでいる。とにかく勝ち続けるしかない。
さて、明日は金曜日。ブロンコス対ジェッツというマイナーな試合がある。ブロンコスはロックがQBに定着したはずだったが怪我でダウン。明日の試合はリッピンという練習生が初先発するという。ブロンコスはペイトン・マニングがSUPERBOWL制覇で引退という劇的なリタイアのあと、新人QBがまったく育っていない。去年はレイブンズを首になったフラッコを入れたが全然ダメでようやく新人のロックが使える見通しが立った矢先のリタイア。練習生に期待するしかない。ジェッツの3年前のドラ2QBのダーノルドがピリッとしない。どこがダメなのかテレビでじっくり検証したい。練習生の未知の可能性にかけて、ブロンコスを応援したい。他の試合も予想しておこう。チャージャーズ対バッカニアーズはブレイディーの調子が出てきたバッカニアーズの圧勝。セインツ対ライオンズはブリーズの調子が出てくるだろうと期待してセインツ。コルツ対ベアーズはニック・フォールズの復活でベアーズ。レイブンズ対ワシントンは、先週チーフスに負けたとはいえやはりレイブンスだろう。シーホークス対ドルフィンズはシーホークスの圧勝。ブラウンズ対カウボーイズは微妙。戦力は互角だがブラウンズを応援したい。カーディナルス対パンサーズはブリッジウォーターを応援したいのだがカーディナルスのマレーにも頑張ってほしい。チーム力を考えるとホプキンスのキャッチ力とマレーの走力を考えると、カーディナルスが勝ちそうだ。スティーラーズ対タイタンズ。スティーラーズが辛勝する。何と言ってもロスリスバーガーだ。バイキングス対テキサンズ。全敗同士の対戦。テキサンズの方が少しましか。ジャガーズ対ベンガルズ。2年目QBのミンシューに頑張ってほしいが、今年のドラ1バローの初勝利を祈ってベンガルズを応援したい。ジャイアンツ対ラムズ。今年のジャイアンツは全敗を狙っている。ラムズの勝ち。ビルズ対レイダーズ。ビルズの圧勝。ペイトリオッツ対チーフス。そろそろペイトリオッツのチーム力がまとまってきそうだが、チーフスの充実ぶりを見ればチーフスだろう。イーグルス対49ナーズ。怪我人が多くても49ナーズ。いまのイーグルスは最悪。まあ、ジャイアンツよりは上だろうが。火曜日の試合はファルコンズ対パッカーズ。そろそろファルコンズに勝たせてやりたいが、いまのパッカーズは無敵だ。先週のぼくの予想は9勝6敗1分だった。番狂わせが多かった。今週は10勝できるだろう。

10/02/金
ブロンコス対ジェッツ。全敗同士のどうでもいい試合ではあるが、去年ドラフト外で入った練習生のQBが初先発するというので、シンデレラストーリーを期待して熱心に見た。相手のダーノルドは2年前のドラ2のQBで、新鋭QB対決となった。そのシンデレラのQBリピンは3クォーターまでは大活躍で、ロングパスを次々に決め、ダーノルドを圧倒した。11点のセフティーリードを守って勝ちきることができれば英雄になれたのだが、4クォーターに入って勝ちを意識して墓穴を掘った。こういう展開では相手のディフェンスは本気で襲いかかってくる。味方のオフェンスラインは疲れがたまってくる。時間を消費したい局面なのでRBゴードンのランも警戒される。苦し紛れの無理なパスが立て続けにインターセプトとなって、あっという間に逆転されてしまった。しかしまだ時間が残されていた。次の攻撃で徐々に前進して、何とかキックに結びつけた。再逆転したもののまだ時間が残っていたのだが、ブロンコスのディフェンスが守り切った。ディフェンスの勝利と言える。それでも前半はロングパスがよく決まっていたので、才能のあるQBだということはわかった。これから対戦相手が強敵になると勝ちきるのは難しいだろうが、開幕先発だったロックが戻ってきても競争相手になるだろう。ジェッツは最悪。開幕前のぼくの予想では地区2位にしていたのだが、東地区はビルズが絶好調な上にペイトリオッツのニュートンもチームになじんできたので、このままでは地区ビリは間違いない。いっそ全体ビリを目指して、ドラ1の新人QBを採った方がいいだろう。

10/05/月
第4週のサンデーケーム。サースデーゲームも含めて13試合が終わった。スティーラーズ対タイタンズはコロナ患者が出たため第7週に延期。ペイトリオッツ対チーフスは明日に延期。ペイトリオッツはQBのニュートンが罹患した。さて結果がわかった13試合のぼくの予想の結果は9勝4敗。外れた4試合を検討する。コルツ対ベアーズ。ニック・フォールズが先発で活躍するだろうと思っていたのだがコルツのディフェンスがきっちり守っていた。コルツのQBリバースもそこそこがんばった。ニック・フォールズはWRとの呼吸がまだシンクロしていないようだ。カーディナルス対パンサーズ。ぼくはパンサーズのQBブリッジウォーターを応援しているのだが、カーディナルスの去年のドラ1マレーが調子を出しているのでカーディナルスの勝ちと予想したのだが、ブリッジウォーターの調子が出てきた。これは嬉しい誤算。バイキングス対テキサンズ。双方3連敗だがテキサンズの相手が強すぎた。調子の出ないバイキングス相手なら勝てるだろうと思ったのだが、調子が狂ったままのようだ。ホプキンスの流出が痛い。あと1試合はナイトゲームのイーグルス対49ナーズ。イーグルスのウェンツは絶不調。49ナーズはガロポロが負傷で控えのマレンズ。この控えQBがひどすぎた。調子の出ないウェンツもひどかったが、イーグルスのディフェンスがマレンズを狙い撃ちしていた。まだ明日の2試合が残っているのだが、ペイトリオッツが負けるとすると、Aカンファ東はビルズの独走態勢になる。北は思いがけず休みになったスティーラーズが3連勝のまま。レイブンズとブラウンズが3勝1敗とハイレベルな地区優勝争いになっている。ベンガルズのドラ1バローも先週の引分に続いてようやく初勝利。南のタイタンズも3連勝のままだが、コルツも3勝1敗で僅差で追いかけている。西地区はチーフスが独走。Nカンファの東はイーグルスが1勝1分2敗で単独首位という低レベル。北のパッカーズは明日の試合だが全敗のファルコンズが相手なので4連勝するだろう。ベアーズは痛い1敗。南はブレイディーのバッカニアーズが3勝1敗と首位を堅持。西はシーホークスが4連勝。ラムズが1敗で追う。この時点ではカンファのベスト3を選んでみよう。Aカンファはチーフス、ビルズ、スティーラーズが無敗。タイタンズも無敗だがこれは対戦相手に恵まれたもの。むしろチーフスに負けただけのレイブンズとスティーラーズが3位争いになるだろう。今シーズンはプレーオフの一回戦不戦勝は1チームだけなのでチーフスだけが予選免除になるだろうが、2位になれば決勝までチーフスに当たらないので少し楽になる。Nカンファはシーホークスとパッカーズだけが全勝を守っている。バッカニアーズがこれに続く。東地区はイーグルスが首位だがカウボーイズの方が強そうだ。とはいえこの地区は優勝してもワイルドカード1位のチームに負けることは確実。そのワイルドカード1いラムズかベアーズということになるが、セインツも調子を上げてくる。いずれにしろワイルドカードは強力で、東地区で優勝しても初戦で負けるだろう。

10/06/火
1日遅れのチーフス対ペイトリオッツ。QBのニュートンが罹患したので控えQBが先発。全然前に進めない。それで油断したのかマホームズもいつものような決定力がなくフィールドゴール2本、相手も1本決めて接戦になってしまった。それでもヒルの俊足で2つのタッチダウン。楽勝ではあったが、何かピリッとしない試合だった。まあ、たまにはそういうこともある。本来のマンデーナイトはパッカーズ対ファルコンズ。全勝対全敗の対戦。結果は予想どおり。ぼくの予想も当たりが2つ増えて11勝4敗。ブリッジウォーターを信じて1票を投じておけばよかった。無理をせずにフィールドゴールを着実に積み上げていく戦法は派手ではないが堅実でこれから勝ちを重ねそうだ。ただし強いチームと当たった時はそれでは勝てない。それでもワイルドカードが増えたので、9勝7敗でもプレーオフに進出する可能性がある。とにかく勝ち越しを目指してほしい。

10/08/木
明日から第5週が始まる。予想をしておこう。バッカ対ベアー。バッカのブレイディーも調子を上げてきた。しかしベアーのニック・フォールズも先発になってチームもそれに呼応して調子が出てくるだろう。バッカのレシーバー陣に怪我人が多いことを考えれば互角の闘いになる。ということで、ニック・フォールズのファンのぼくとしてはベアーの勝ちと予想したい。ビルズ対タイタンはアレンが絶好調のビルズ。ベンガ対レイブはラマ―・ジャクソンが怪我と伝えられるのだが、控えQBもランニング得意なのでディフェンスの強いレイブだろう。イーグ対スティ。1勝1分2敗で地区首位のイーグだが、ロスリスバーガーが復活してスティの勝ち。レイダ対チーフ。チーフの勝ち。パンサ対ファル。ブリッジウォーターの調子が上向きでパンサの勝ち。ラムズ対ワシントン。ワシントンはハスキンズの先発を回避するらしい。控えのアレンで行くらしいが、ここは長期のリタイアから復帰したスミスを出したい。アレンの先発ならラムズ楽勝だろう。カーデ対ジェッツ。カーデの昨年ドラ1マレーはムラがある。それでもジェッツの状態が最悪なのでカーデの圧勝。ジャガ対テキサ。テキサは4連敗で監督交代。ホプキンスを放出したのが響いている。ジャガもミンシューの傾向が読まれ初めていて苦しいところだが、テキサの状態が最悪なので僅差でジャガの勝ち。ドルフ対49。どちらも最悪の状態。主力がいなくても控えが頑張る49か。ブロン対ペイト。ペイトリオッツはまだニュートンが復帰できない。プロンコスはまた練習生リピンで行くのか。ブロンコスが勝つかな。ジャイ対カウボ。いまのジャイは最悪。来年のドラ1を狙っている。カウボはようやく勝てそうな相手と対戦する。大差でカウボが勝つ。コルツ対ブラウ。ブラウの調子がいい。メイフィールドは投げない方がいい。チャブが負傷してもハントがいるブラウの圧勝。バイキ対シーホ。シーホ圧勝。チャー対セイン。不調のブリーズだが、カマラがいる。カマラにもたせ、カマラに投げる。それだけやってれば勝てる。

10/09/金
ニック・フォールズを応援しているのだが、ブレイディーの調子がよく、タッチダウン1つ、フィールドゴール2つで13対0というスコアで前半残り2分を切った。そこでようやくロングパスでレッドゾーンに到達。ランが決まって7点。残り1分でブレイディーが攻撃を始めたので3点とられることは覚悟していたのに、ディフェンスのすごいタックルが決まって落球、ターンオーバーとなって、敵陣からの攻撃になった。ロングパスが一発で決まって13対14と逆転で前半が終わった。後半はブレイディーはパスをちゃんととってくれるレシーバーが見つからず、ニック・フォールズは短いパスは決まるものの大きく前進できない。3点ずつを取り合う展開で逆転につぐ逆転。最後に3点をとったニック・フォールズに軍配が上がった。3年前のSUPERBOWLに続いてニック・フォールズの連勝。あの時とは双方ともチームが替わっている。何やら因縁の対決だったが、チームが違うとどちらも点が取れなくなった。SUPERBOWLは確か40点以上の闘いだったはずだが、今回はロースコア。これでバッカは3勝2敗となった。セインツが勝つと勝ち星は並ぶのだが直接対決でセインツが勝っている。直接対決はもう1試合あるので自力で地区優勝のチャンスはある。ベアーズは3勝1敗だが同地区のパッカーズが絶好調なのでワイルドカード狙いか。そうなると西地区のチームと競い合うことになる。

10/12/月
4時前に目が覚めた。DAZNに接続すると2時から始まった試合がまだ前半の終わりだった。レイブンズは圧勝。スティーラーズはイーグルス相手にもつれた試合を続けていたが、クレイプールという新人WRの本日4つ目のタッチダウンレシーブで引き離した。チーフス対レイダーズは前半が終わって同点。どうしたことかレイダーズの守備がマホームズを封じている。無理な4thダウンアタックでインターセプトされ万事休す。先週はビルズ対レイダーズの試合をじっくり見てビルズの強さを印象づけられたばかりだ。ビルズに負けたレイダーズに負けるようでは、ビルズの方が強いということになってしまう。まあ、1敗しても地区優勝が揺らぐわけではないが、ビルズとスティーラーズが全勝を維持したのでシード1位の座が危なくなってきた。パンサーズのブリッジウォーターは危なげなくファルコンズに勝ちきった。これで2連敗のあとの3連勝だ。ジャガーズがテキサンズに負けて予想が外れた。ジャイアンツ対カウボーイズ。試合が始まってジャイアンツが立て続けに得点。勝つのではないかと心配した。ぼくは昔からのジャイアンツファンだが、今シーズンは全敗してドラ1を採りに行かねばと思っている。カウボーイズはQBのプリセットが怪我で退場。しかし控えQBはドラ1のバローを採ったためにベンガルズを首になったダルトン。ラインがしっかりしているカウボーイズではそこそこ活躍できると思っていたのだがそのとおりになった。カウボーイズが辛勝。コルツ対ブラウンズ。チャブがいなくてもハントがいる。ブラウンズの鮮やかな勝利。これで4勝1敗。それでも同地区には4勝1敗で直接対決で負けているレイブンズがいる。さらにその上に4勝0敗1休のスティーラーズがいる。4勝1敗で地区3位。Nカンファ東のカウボーイズは2勝3敗で単独首位だ。それでも今シーズンはワイルドカードの切符が3枚ある。このまま勝ち続けてほしい。ナイトゲームのバイキングス対シーホークスはバイキングスの連続得点でシーホークス劣勢。インフルエンザの予防注射を受けにいって戻ってきても13対0のまま。と思った5分くらいで3連続タッチダウン。これで楽勝かと思ったらバイキングスが盛り返して、残り15秒で2点負けていて4thダウンのラストチャンス。キャッチすれば勝ち、落とせば負けというところできわどいパス。メットカーフが落とさなかった。これでシーホークスは開幕5連勝。5勝0敗はいまのところシーホークスだけ。ゲームが延びたりして4勝0敗のままなのがビルズ、スティーラーズ、パッカーズ、3勝0敗なのがタイタンズ。今年は疫病のために試合消化が不規則になりそうだ。

10/14/水
昨日はセインツ対チャージャーズ。新人QBのハーバートの初勝利目前。50ヤードのフィールドゴールをキッカーが外して延長戦。セインツに押し切られた。ハーバートはチーフス戦も延長で負けている。よくがんばっているので、いつかは報われるだろう。本日はDAZNの中継もなくこちらも仕事で外出していたので、帰宅してから結果だけを見る。タイタンズの圧勝でビルズは5連勝ならず。タイタンズは昨シーズンのプレーオフで急に強くなった印象がある。シーズンの途中まではマリオタだったのが、タネヒルに替わってから勝ち始めた。タネヒルは昔のドルフィンズにいたのかな。冴えないQBだった。環境が変わると活性化するという見本だ。今週のぼくの予想は10勝4敗。外したのは今日のタイタンズの勝利と、チーフスの敗戦、ジャガーズ対テキサンズは監督も交替したテキサンズが5連敗になると思ったのだが、ジャガーズのミンシューの限界が見えてきた感じ。ドルフィンズが49ナーズに圧勝したのにも驚いた。49ナーズは昨シーズンのNカンファ覇者だ。怪我人が多いとはいえそこまでダメになるのか。こうなれば往年の名選手キャパニックを入れたらどうだろうか。さて、5週が終わったところでの状況。Aカンファ東はビルズの連勝がストップしたもののまだ単独首位。ペイトリオッツもニュートンが陽性で出場停止。このままビルズが独走を続けるだろう。開幕前のぼくの予想ではペイト、ジェッツ、ビルズの順だったのだが、ビルズがここまでチーム力を上げているとは思わなかった。ジェッツの不振も意外。ダーノルドが全然ダメだし、RBのベルは首になった。かつてスティーラーズで大活躍したスタープレーヤーだが、あれはスティーラーズのオフェンスラインに守られていたからで、ランニングバック一人の功績ではなかったのだろう。北地区は激戦区になった。3チームが4勝している。中でもスティーラーズは4勝1休で連勝を続けている。レイブンズもチーフスに負けただけで、他チームが相手だと負ける感じがしない。そのレイブンズに初戦で大敗したあとブラウンズも4連勝。ベッカムが大活躍。RBのチャブが負傷したものハントがいる。QBのベイカー・メイフィールドもまだ不安定ながら、ベッカム、ハントとの連携がうまくいくようになった。ワイルドカード争いにはくいこんでいきそうだ。ベンガルズはドラ1QBのバローが大活躍しているものの去年ビリのちーむなのでこの激戦区では一人負けということになる。南地区はタイタンズが4連勝。コルツも2敗しているので独走状態。西地区はチーフスが1敗したものの独走状態は変わらない。3勝2敗のレイダーズはQBカーの好不調の波が激しすぎる。Nカンファ西は予想どおりどのチームも沈没状態。2勝3敗のカウボーイズは守備が壊滅状態。孤軍奮闘していたプレスコットも怪我で長期リタイア。それでもベンガルズを首になったダルトンを採っておいてよかった。負け越しでも地区優勝になりそうなこの地区では何とかがんばれるだろう。他の3チームは絶望的だ。北はパッカーズが4連勝でバイウィーク。ベアーズも4勝1敗でほぼ並んでいる。ニック・フォールズが先発しているので今後も2勝1敗くらいのペースでは行けそうだが、パッカーズのロジャーズが凄すぎる。南は全敗のファルコンズ以外の3チームが3勝2敗で並んでいる。セインツのブリーズは不調。バッカニアーズのブレイディーも本調子ではない。パンサーズのブリッジウォーターの調子が出てきた。どのチームも応援したくなる。ここから2チームがワイルドカードに出てほしい。西地区はシーホークスが5連勝。強い。それでもラムズが4勝1敗で追っている。対戦相手に恵まれているので今後は減速しそうだ。カーディナルズもマレーが頑張っていて3勝2敗。ボロボロになった49ナーズは勝ち越すのが難しいだろう。Aカンファは全勝はスティーラーズとタイタンズ。ビルズとチーフスが4勝1敗。これが4地区にきっちり分かれていて地区優勝争いのトップだけれども、北地区はレイブンズとブラウンズが4勝1敗で続いている。これでワイルドカードの2枠が埋まる。今年はもう1枠あるのでそこは混戦になる。ペイトリオッツのニュートンが戻ってくれば可能性がある。強敵を相手に善戦しているレイダーズ、リバースがまだ本調子でないコルツも可能性を残している。Nカンファの全勝はシーホークスとパッカーズ。南地区はセインツ、バッカニアーズ、パンサーズが3勝2敗で並んでいる。2敗はあとカーディナルスだけなのでワイルドカードの3枠は決まりだ。東地区は負け越しでも地区優勝となりそうでその意味では激戦区だ。ともあれ5週目が終わってプレーオフ出場の顔ぶれが見えてきた。その中でSUPERBOWLに出場しそうなのは、Aカンファではスティーラーズ、レイブンズ、ブラウンズの北地区勢と昨シーズンの覇者チーフスか。ビルズはタイタンズに負けたところを見ると弱点がある。全勝のタイタンズもまだ強いチームと当たっていない。Nカンファはシーホークスが断然強い。パッカーズのロジャースも強すぎる。興味深く応援したいのは南地区の3チーム、ブリーズとカマラのいるセインツ、ブレイディーが移籍したバッカニアーズ、怪我から復帰したブリッジウォーターが調子を出しつつあるパンサーズ。残念ながらニック・フォールズのベアーズは、まだ強敵と当たっていない。ラムズも同様。カーディナルスをちょっと応援したいかなという気分になっている。

10/18/日
金曜日の試合が中止になって寂しい。月曜、火曜の試合の予想。勝つチーム(カッコ内の負けチーム)を書いておく。パンサ(ベアー)、レイブ(イーグ)、ライオ(ジャガ)、ペイト(ブロン)、テキサ(タイタ)、ジャイ(ワシン)、コルツ(ベンガ)、スティ(ブラウ)、バイキ(ファル)、ドルフ(ジェッ)、バッカ(パッカ)、ラムズ(49)、チーフ(ビルズ)、カーデ(カウボ)。ペイトリオッツにまた感染者が出たらしい。チーフス対ビルズもまだわからない。予想が難しかったのはベアーズ対パンサーズ。ぼくはニック・フォールズもブリッジウォーターも応援しているので、どちらにも勝ってほしい。ニック・フォールズというよりも、ベアーズのチーム自体が安定感に乏しい。対するパンサーズは2敗のあとの3連勝で、チーム力に上昇機運がある。ということでパンサの勝ちと予想した。ワシントンは新鋭QBのハスキンズが外されアレンを出したのだが先週は途中リタイア。大怪我から復帰したスミスが出場した。ぼくはスミスのファンではないが、49ナーズをキャパニックに追い出され、チーフスをマホームズに追い出された悲運のQBだ。そこそこ勝つが大技がない。地味なコントロールオフェンスが持ち味。再起不能といわれていたのに、先週は出場し、何度もサックされていた。全敗のジャイアンツの勝ちと予想したのは、先週のジャイアンツに勝ちそうな気配が見えたか。今年はビリになって来年のドラ1を狙うべきだとぼくは考えているのだが、思わず勝ってしまうということもあるだろう。ブラウンズ対スティーラーズは4勝1敗対4勝0敗1休の同地区対決。同じ地区のレイブンズも4勝1敗なので、ここは負けられないところだが、ロスリスバーガーが絶好調。先週は新人のクレイプールが4タッチダウン。対するブラウンズはベッカムが絶好調だがQBのメイフィールドが何だかアブナイ感じを残している。パッカ対バッカという紛らわしい対決もおもしろい。ブレイディーに勝ってほしいという思いで1票を投じたい。

10/19/月
3時半に起きてDAZNのレッドゾーンの多元中継を見る。ほとんどの試合が接戦で楽しかった。明日の2試合を残して予想的中率は8勝4敗66%。ベアー対パンサはブリッジウォーターに期待したのだが、ディフェンスの差でベアーが勝ってしまった。ニック・フォールズも何だか冴えなかった。ブロン対ペイトはニュートンが復帰できればペイトかと思ったのだが、ブロンのロックが復帰していい感じでパスを投げていた。ニュートンは勘が戻っていないようだ。先週惜しい負けのバイキが頑張ると思ったら、全敗のファルがライアンの奮起で圧勝した。ラムズは弱い相手ばかりで勝ち星を重ねていたがそれほどのチーム力とも思えなかったが、ガロポロ絶不調で怪我人続出の49には勝つだろうと思ったら、ガロポロが大活躍で49の勝ち。あとはブレイディーに頑張ってほしいとバッカの勝ちにかけたのだがパッカのジョーンズが安定していると心の中では思っていた。ところがグロンコウスキーのまさかのタッチダウンパスキャッチなどが飛び出してブレイディーの圧勝。これからのバッカの快進撃が期待される。好ゲームが期待されたスティ対ブラウはメイフィールド絶不調でロスリスバーガーの圧勝。2ゲームを残してはいるが、Aカンファ北地区は、全勝のスティ、1敗のレイブ、2敗のブラウと、差ができてきた。しかしブラウンズはまだワイルドカードに望みがある。南地区はタイタンズが全勝を守った。この強さは本物だ。Nカンファ東はジャイの初勝利でますます渾沌としてきた。2勝のカウボはプレスコットの負傷で先が見えない。次が1勝1分のイーグ、1勝のジャイとワシントンにも地区優勝の可能性がある。どうなるんだ。6勝10敗くらいに地区優勝のラインがあるのではないか。どのチームも残りを5分で行けば優勝できる。とにかく同地区対決に勝っていけばいい。北地区はパッカが負けたのでベアーと並んだ。ニック・フォールズ、頑張ってほしい。南地区はバッカが勝ったのでお休みのセインに半ゲームの差をつけて単独首位。パンサは3勝3敗になったがまだ地区優勝争いに残っている。西地区はラムズが2敗となったので全勝のシーホが独走となった。

10/20/火
今日は6時に起きてDAZNでチーフス対ビルズ。両チームとも開幕からの連勝が続いていたのが先週初めての敗戦を喫した。調子が落ちている同士の対戦。オープニングはチーフスの攻撃。やはりマホームズの調子がよくない。パントに終わる。逆にアレンはぐいぐいと攻めていく。チーフスの守備もそこそこ頑張ってフィールドゴールの3点にとどめる。そこからマホームズは無理をせずヒレアーのランニングを中心に徐々に攻めて、最後は最も安定しているケルシーへのパス。次の攻撃もまったく同じ。2つ目のタッチダウンで安全圏に入った。あとは一進一退だが一度も逆転されることなく勝ちきった。次のカーディナルズ対カウボーイズはカーディナルズの圧勝。カウボーイズはQBのプレスコットが今季絶望で、ベンガルズを首になったダルトンが頑張ってはいたが、カーディナルズは守備も頑張った。カウボーイズの守備はザル。マレーのやりたい放題の攻撃に手も足も出なかった。ビルズは負けたもののペイトリオッツも負けたのでまだ地区単独首位。カウボーイズも負けたものの、まだ単独首位をキープしている。2勝4敗で単独首位という楽しい状態。2位のイーグルスは1勝1分、全敗から1勝を挙げたジャイアンツとそのジャイアンツに負けたワシントンが1勝5敗で並んでいる。この1勝5敗の2チームも1ゲーム差で首位争いに加わっているので、別の意味で激戦区だ。首位争いなのかビリ争い(来年のドラ1がかかっている)なのかよくわからない状態がおもしろい。ドラ1争いはしかしAカンファで全敗のジェッツが独走態勢に入った。先発QBのダーノルドを外してベテランのフラッコを起用したものの、まったくダメ。しかも人気ランニングバックのベルをチーフスに放出。所属する地区のビルズ、ドルフィンズ、ペイトリオッツは他地区と五分に闘えるチームなので、ジェッツは今後も勝利は期待できない。ドラフト1番に向かってまっしぐらに突き進んでいる。そのドラ1としては、ローレンス、フィールズ、ランスといった名があがっているが、ジェッツの場合は3年前にナンバー2(下馬評ではナンバー1だった)のダーノルドを採ったのにこんな惨憺たる状態になってしまった。監督やマネージャー、オーナー、全部取っ替えた方がいいだろう。ついでにチーム名も替えたらどうだろうか。いまはジェット機の時代じゃないだろう。

10/22/木
今週はサースデーナイトが実施されるのかな。ジャイアンツ対イーグルスというどうでもいい試合。ぼくは長年のジャイアンツのファンだが、いまのジャイアンツに魅力はない。ビリになって来年のドラフト1位のQBを獲得してほしい。ということでイーグルス勝利を予測する。イーグルスのウェンツは頑張ろうという意欲は見えるようになった。以下の予測は勝利を予測するチーム(カッコ内の対戦相手)を列挙していく。ビルズ(ジェッ)、ブラウ(ベンガ)、セイン(パンサ)、ファル(ライオ)、カウボ(ワシン)、パッカ(テキサ)、スティ(タイタ)、シーホ(ブロン)、チャー(ジャガ)、49(ペイト)、バッカ(レイダ)、ベアー(ラムズ)……ということだが、少しコメントも書いておく。ブラウンズのメイフィールドは肋骨を傷めている。代わりのQBはいない。投げずにひたすらハントに持たせる。ワイドレシーバー2人はどちらも遠投ができるので、時々は投げてもらう。それでベンガルズには勝てるだろう。セインツから追い出されたブリッジウォーターがセインツと対戦する。応援したいがセインツが有利だろう。カウボーイズ対ワシントンはどちらも最悪の状態。ジャイアンツに負けたワシントンに未来はない。プレスコットがいなくてもダルトンがいる。スティーラーズ対タイタンズの全勝対決。スティーラーズのファンなので勝つと予想したい。だがタイタンズのヘンリーのランニングは脅威だ。片手で相手を吹っ飛ばす。自陣のゴールラインのすぐ前のあたりからランニングを始めると、巨体を揺すりながらセイウチのようにドタバタ走るのに誰も追いつけない。強くて早い。だがスティーラーズにはロスリスバーガーがいる。ロングパスで一気に点差を引き離せば相手はラン攻撃ができなくなる。シーホ対カーデは順当ならシーホだが、カーディナルスのマレーを応援したい。先週の49は強かった。ペイトリオッツは弱かった。ニュートンの調子が下がっている。49のガロポロは持ち直したようだ。ベアーズ対ラムズはニック・フォールズに期待。ゴフは調子を落としている。ところで、第6週終了時点での状況をここに整理しておく。まずAカンファ、地区優勝争いはどの地区も単独のトップがいる。東地区はビルズ4勝2敗。1差で何とドルフィンズ。しかも次週から新人QBタゴバイロアが先発するという。ビルズとは1差なので俄然、優勝争いに参入しそうな感じになってきた。きたは激戦、スティーラーズ5勝0敗、レイブンズ5勝1敗、ブラウンズ4勝2敗。まだ1差内に3チーム。南地区はタイタンズ5勝0敗。ここは独走。西地区はチーフス5勝1敗。ここも独走。ワイルドカード争いはレイブンズ5勝1敗、ブラウンズとコルツが4勝2敗。だがフィッツパトリックで3勝3敗のドルフィンズが新人タゴバイロウの起用でこれからどうなるかが楽しみ。Nカンファは東地区が絶望的。2勝4敗のカウボが首位。だがプレスコットが今期絶望で控えのダルトンも機能していない。ウェンツが少しずつ調子を戻してきたイーグルスに望みが出てきたか。ここが注目されるのは最低勝率での地区優勝の可能性。どのチームも残りを5勝5敗で行けるとは思えない。4勝6敗で行ってもいま首位のカウボーイズが6勝10敗で優勝ということになるのか。しかし控えのダルトンでは難しいだろう。イーグルスもタイトエンドとランニングバックがいなくなった。ワイドレシーバーはもとからいない。どこが勝つんだ。それでも同地区対決があるから、どこかが勝ち星を少しは増やすだろう。北地区はパッカーズが負けたのでニック・フォールズのベアーズが5勝1敗で首位。南地区はブレイディーのバッカニアーズ。西地区は予想通り激戦でシーホークス5勝0敗、カーディナルスとラムズが4勝2敗、3勝3敗と五分に戻した49ナーズにもチャンスがある。ワイルドカード争いは4勝1敗のパッカーズと4勝2敗のラムズとカーディナルズ。それに続くのは3勝2敗のセインツ。3勝3敗のパンサーズと49ナーズにもチャンスはある。ここまででSUPERBOWLに行きそうなのは、Aカンファはスティーラーズ、チーフス、レイブンズ。全勝のタイタンズもヘンリーが絶好調なので可能性はある。この4チームに絞られた感じだ。Nカンファはシーホークスが強い。何しろ唯一の全勝だ。1敗はパッカーズとベアーズ。2敗がセインツ、バッカニアーズ、ラムズ、カーディナルズ。ここまでは可能性を残している。ブリーズのセインツとブレイディーのバッカニアーズ、そりに新鋭マレーのカーディナルスが調子を上げていけば、ラッセル・ウィルソンに挑戦できるだろう。ニック・フォールズのベアーズにも密かに期待したい。

10/23/金
イーグルス対ジャイアンツ。1勝1分4敗と1勝5敗のビリ争いだが同時に首位争いでもある。現在の首位は2勝4敗のカウボーイズだが、日曜日にワシントンに負けると、両チームが2勝4敗となり、本日ジャイアンツが勝つと首位に3チームが並ぶことになる。逆に負けると単独ビリになるという重要な試合。残り2分まで5点差でリードしていた。あと1つファーストダウンをとると勝ちという状況で、キャッチ確実のパスをレシーバーがポロッと落として、最後の最後で逆転されしまった。痛恨の敗戦。しかしこれで全敗のジェッツにつづきビリから2番目となった。ニューヨークの2チームがビリ争い。ジェッツの対戦相手はビルズなのでまだ全敗は続くだろう。来年のドラフトには優秀なQBが3人ほどいるのでビリから3番以内に入れば大丈夫だ。

10/26/月
5時に起きたので2時からの試合はすべて終わっていた。見たかったのはチーフスの試合。楽勝だったがマホームズは元気がなく、点差が開いたこともあって控えQBと交替。その知らない選手がラッシングタッチダウン。明日の1試合を残してぼくの予想は10勝3敗。間違えたのはライオ対ファル。ライアンの調子が出てきたのでファルが勝つと思ったのだが。ワシン対カウボ。ダルトンがいるからカウボの勝ちと思ったが完敗。重症だ。オフェンスラインが機能していない。シーホ対カーデ、全勝のシーホが連勝を伸ばすと思ったのだが、QBマレーのねばりで同点延長。妻が買い物に行くというので車で出かける時間となり、延長戦は見られなかったが、カーデが勝っていた。ラッセル・ウィルソンもたまには負ける。負ける時はこんな感じかというような負け方だ。カーデの強さは本物だ。N路か西地区がおもしろくなった。シーホ1敗、カーデが2敗、同じく2敗のラムズは明日、ベアーズ戦。負けそうな気がするが。ビリの49ナーズでも4勝3敗と勝ち越している。勝ち越しでもビリというのはすごい。逆に東地区は2勝1分4敗のイーグが首位。金曜の試合、ジャイアンツが勝っていれば、2敗で3チームが首位、イーグはビリになるところだった。さて、明日の試合は別として、地区優勝トップはビルズ、スティ、タイタン、チーフ、イーグ、パッカとベアー、セインとバッカ、シーホ。ワイルド争いはAカンファは1敗のレイブ、2敗のブラウンとコルツ。Aカンファはもはやプレーオフのメンバーが見えてきた。Nカンファは首位タイの2チームと2敗のラムズとカージ。Nカンファは接戦になっている。

10/27/火
ベアーズ対ラムズ。ベアーズのニック・フォールズが頑張るかと思っていたのだが、ラムズのディフェンスが完璧だった。昨年は不振だったラムズは今年はチーム力の整備が進んでいる。Nカンファ西はすごいことになっている。1敗したもののシーホが1位、ラムズとカーデが2敗、ビリの49でも4勝3敗と勝ち越しだ。勝ち越しでもビリというのは気の毒。東地区は逆に2勝1分4敗のイーグが首位。さて、ビリの49でも今年はワイルドカード枠が3に増えたのでまだチャンスはある。いまのところ地区2位以下で2敗なのは北のベアーズ、南のセインまたはバッカニアーズ、それに西のラムズとカーデ。これだけで3枠からはみだす4チームなので49は苦しい立場ではあるが、負けの数は1差なので勝ち込んでいけばワイルド枠に入るチャンスはある。ただ同地区のレベルが高いので、地区内の対戦で勝ち越していくのは大変だ。まあ、がんばってほしい。

10/28/水
7週が終わった。次の8週が終わるともう半分まで来たという感じだ。バイウィークのお休みが入ったチームもあるが、8戦を消化すると今シーズンの実力が見えてくる。プレーオフ出場の有力チームを挙げれば、Aカンファはスティーラーズが全勝、1敗がタイタンズ、チーフス、レイブンズ、2敗がビルズ、ブラウンズ、コルツ。これでもう7チームだ。この中に地区優勝のチームも入っているのでこれで決まりだといっていい。アップセットの可能性があるのは、3勝3敗のドルフィンズか。次週、新人QBのトゥァを起用するというので、いきなり連勝が始まるかもしれない。東地区はビルズも調子を落としているので頑張れば地区優勝の可能性もある。あとはレイダーズくらいか。ベッカムが負傷したブラウンズは下降気味になるかもしれないし、同地区のスティーラーズとレイブンズが強いので地区内での勝ち星が難しくなる。Nカンファは全勝がなくなった。1敗はパッカーズ、シーホークス、2敗がベアーズ、セインツ、バッカニアーズ、ラムズ、カーディナルズ。これで7チームだが、2勝1分4敗で地区トップのイーグルスが負け越しでも地区優勝で割り込んでくるので1チームが圏外となる。ベアーズが危ないか。8週の予想を書いておく。パンサ(ファル)、パッカ(バイキ)、タイタ(ベンガ)、ラムズ(ドルフ)、コルツ(ライオ)、ビルズ(ペイト)、チーフ(ジェッ)、ブラウ(レイダ)、スティ(レイブ)、チャー(ブロン)、セイン(ベアー)、シーホ(49)、イーグ(カウボ)、バッカ(ジャイ)……。ところでNカンファ東地区の地区優勝チームの成績が注目されている。7勝9敗というのは優勝チームの最低成績らしいが、イーグが6勝1分にとどまるのかもっと勝ち込むのか。次週はボロボロのカウボが相手なので勝つだろうが、半分終わったところで3勝1分4敗。残りを五分の4勝4敗で行くと7勝1分8敗で最低記録は上回る。同地区内の対戦は全勝できそうなので何とか最低記録は免れるのではないかと思われる。

10/30/金
ファル対パンサ。ファルにはガーリーがいる。パンサのマカフェリーは怪我でリタイアしている。その差が出たようだ。前回はパンサが勝ったので今回も楽勝かと思っていたのだが。予想が一つ外れてしまった。まあ、地区優勝争いには関係のない試合だ。どうしてこんな試合がサースデーナイトに組まれているのか。

11/02/月
明日のマンデーナイトの試合を除いて、すでに13試合が終わったのだが、今回の予想は7勝6敗と残念な結果だった。ハズレた試合を反省をこめて振り返っておく。ファル対パンサは、ブリッジウォーターに期待をこめてパンサの勝ちと予想したのだがダメだった。今期絶不調のバイキが絶好調のパッカに勝ったのは、わけがわからない。好調とか不調とかいっても差は微妙なもので、少し調子が狂うとガタガタになることもある。ラムズは好調だったのでドルフに負けるとは思わなかった。ドラフト2番人気のQBトゥア・タゴバイロアが初登場で大活躍。ドルフィンズから目が離せなくなった。ドラ1のバローが1敗のタイタンズに快勝。スティーとレイブのいる厳しい地区だが勝ち越しを目指してほしい。ブラウンズはチャブに続いてベッカムも負傷してチーム力がダウンしたようだ。ハーバートが好調のチャーが勝ちそうだったのに、ロックが復活したブロンが逆転勝ち。以上が予想が外れた試合。予想は当たったがヒヤヒヤしたのは、スティがレイブに辛勝の試合。ファーストダウンを狙ってQBラマ―・ジャクソンが片手でボールを差し出したところをスティーのディフェンスに叩かれた。このファンブルがなければレイブンズが勝っていただろう。同じことはペイトリオッツのニュートンにも言える。フィールドゴールの3点で同点となるところを、ラッシングを続けてポロッと落としてしまった。チーフスは楽勝。明日のブレイディーはジャイアンツが相手だから楽勝だろう。ということで、各地区のトップはAカンファ東は2敗のビルズ、3敗のドルフィンズが追う。新人QBタゴバイロアがついにデビュー。快勝した。ここはドルフィンズに期待したい。北地区はスティが全勝を守った。2敗のレイブは苦しくなった。南のタイタは北地区ビリのベンガルズに負けて2敗となり、コルツと並んでしまった。西はチーフスの独走。ワイルドカード枠は、南地区で2敗で並んでいる2チームのどちらか。レイブンズも2敗。あと1枠は3敗のドルフィンズ、ブラウンズ、レイダーズが並んで、俄然激戦になってきた。Nカンファは東地区はイーグルスが勝って脱け出した。とはいえまだ3勝1分4敗と負け越している。北は2敗となったパッカーズがまだ単独首位。南はセインツとバッカニアーズが2敗で並んでいるが、直接対決ではセインツが勝っている。西はシーホークスの独走。ワイルド枠は2敗のバッカニアーズとカーディナルズ、あと1枠は3敗のベアーズとラムズ。この2チームがプレーオフ出場をかけてこれからも激戦を続けていくことになる。

11/03/火
ペイトリオッツの圧勝かと思っていたら、4クォーター半ばまでジャイアンツがリードしていた。けっこう守備が強くブレイディーをよく抑えていた。最後に疲れが出て、結局ブレイディーに逆転されてしまったが、これだけの実力があれば、1勝7敗ながらまだ地区優勝が狙える。首位のイーグルスは3勝1分だから、あと3つ勝てばいいのだ。

11/05/木
アメリカは大統領選挙が接戦となって大混乱になっているようだが、Footballのスケジュールは淡々と進められることだろう。第9週の予想を記しておく。勝ちチーム(カッコ内の負けチーム)を列挙する。パッカ(49)ジャイ(ワシン)チーフ(パンサ)シーホ(ビルズ)ベアー(タイタ)テキサ(ジャガ)ファル(ブロン)バイキ(ライオ)レイブ(コルツ)チャー(レイダ)カーデ(ドルフ)スティ(カウボ)バッカ(セイン)ペイト(ジェッ)ということだが、判断に苦しむ対戦をここに書いておく。パッカーズは先週バイキングズにボロ負けだった。ロジャーズに異変があったのか。しかし49ナーズのガロポロが再び欠場。ムレンズでは勝てないだろう。ジャイ対ワシンは全体ビリを争っている。先週ジャイはブレイディーのバッカ相手に、勝つのか、と思われるところまで行った。前半は大差で勝っていて、4クォーターに入ってもリードしていた。逆転され、フィールドゴールを追加され8点差になったのだが、ぼくは仕事をしながらDOZNを見ていたので、画面から目を離していると英語のアナウンスが聞き取れず、ゴールの3点が入ったことに気づかなかった。5点差だと思っていたのですごい遠投でタッチダウンが決まった時、ジャイアンツが勝ったと思ってしまった。残り時間は30秒を切っていたからだ。しかし実は8点差だったので、ジャイアンツが2点コンバージョンを失敗してブレイディーが勝った。あのジャイアンツの頑張りを見ていると、ワシントン相手には楽勝だという気がする。タイタンズはスティーに負けたあと、まさかの2連敗。3連敗もありそうで、ベアーズのニック・フォールズに期待したい。ブロン対ファルは微妙。先週、ブロンは奇蹟の大逆転で勝利したのだが前半はまったく不振だった。ファルはライアンの調子が出てきたのでファル有利と見た。レイダーズ対チャージャーズは、ハーバートの調子が上がっていることに期待をかけた。タゴバイロアがデビューしたドルフィンズは先週は圧勝だったのだがこれはディフェンスの頑張り。シーホークスに逆転勝ちしたカーディナルズの勢いが勝るだろう。問題はセインツ対バッカニアーズ。地区優勝争いで並んでいるチームの激突。すでにセインツは1度勝っているのだが、あの時はブレイディーとオフェンス陣の息を合っていなかった。レシーバーに負傷者が出たセインツは、RBのカマラが1人で頑張っているが、バッカはグロンコウスキーも復活してチーム力が上がっている。ぼくはセインツのファンなのだが今回はバッカに期待したい。

11/06/金
パッカーズ対49ナーズ。49は主力が全滅。パーフェクトなチームなら熱戦が展開されたはずだが、飛車角落ちどころか金銀王将もいないチームではどうしようもない。

11/09/月
明日の1試合を残して予想が当たったのは8試合。ハズレが5試合。意外な展開だ。チーフス勝ちの予想は当たったが、パンサーズはブリッジウォーターが大活躍で、もうちょっとで負けそうだった。思わずブリッジウォーターを応援してしまった。シーホークスがビルズに負け、ベアーズはタイタンズに負けた。レイダーズがチャージャーズに勝つのも予想外。ドルフィンズの新人QBタゴバイロアがついてに爆発、好調のカージナルスを破った。ブレイディーのバッカニアーズがセインツに大敗したのも意外。接戦になると思っていた。負けたけれどもカウボーイズとジャガーズの新人QBがあと一歩の接戦にもちこんだところに感動した。ワシントンは大怪我から復帰したスミスが先発したのだね。これもジャイアンツと接戦だった。本日は接戦が多かった。3点差以内が4試合、7点差以内が4試合、最後まではらはらした。Aカンファの東地区はビルズ2敗をドルフ3敗が追っている。ビルズはシーホに勝ったので強いと感じたが、新人タゴバイロアが2連勝のドルフも期待できる。北地区はスティが全勝で独走。南地区はタイタンズ2敗をコルツ3敗が追う。西地区はチーフス1敗の独走。プレーオフは全勝のスティに1敗のチーフス、2敗のビルズ、タイタンズ……。ワイルドは2敗のレイブ、3敗のドルフ、ブラウ、コルツ、レイダ。3敗の4チームのうち2チームが脱落する。4敗のチームはいないので、ワイルドカード争いはこの4チームに絞られた。Nカンファは東はイーグが独走。といっても3勝1分、残り3チームも2勝で追いかけている。北はパッカ2敗の独走。南はセインツ2敗をバッカ3敗が追う。ただ直接対決はセインツの2勝となったのでセインツは1.5ゲーム差をつけた感じだ。西はシーホ2敗を3敗のラムズとカーデが追う。プレーオフは2敗がパッカ、セイン、シーホと熾烈なシード争い。もう1つはイーグルス。ワイルド争いは3敗がバッカニアーズ、ラムズ、カージナルス。これで決まりだ。4敗のベアーズにもまだチャンスはある。5敗のバイキングスと49ナーズは難しいか。それより東地区の2勝の3チームは地区優勝の望みがある。

11/10/火
ペイト対ジェッというどうでもいい試合がなぜマンデーナイトに設定されているのか。ニュートン対フラッコ。過去にはSUPERBOWLにも出場したQBだが昔日の面影はない。DOZNも見なかった。ニュートンががんばって逆転勝ちしたようだ。各チームが8〜9ゲームを終えて折り返し地点に来ている。ここまででSUPERBOWL出場チームを予想する。全勝のスティはロスリスバーガーが復帰してがんばっているが、昨年ほぼ全休なので、ここへ来て少し疲れが出てきたようだ。プレーオフに入ったころにガス欠になるのではないか。そこへ行くとチーフスのマホームズは無理をしていない。いまのところこの2チームが双璧だ。レイブンズのラマ―・ジャクソンもがんばっているが、昨年のプレーオフでタイタンズに完敗したように、もろさをもっている。プレーオフの初戦の相手がどこになるかが一つの目安になるだろう。新人QBはベンガのバローが傑出しているが、何しろ去年のビリのチームだから勝ちきれない。チャージのハーバートも健闘しているが勝ち運に見放されている。タゴバイロアがついにデビュー。ここはチーム力がそこそこ整っているのでプレーオフ出場の可能性が残されている。Nカンファは混戦になるか。シーホークスはディフェンスが弱く、チームも下降気味。セインツは逆にバッカニアーズに完勝したところを見ると調子が上がってきた。カマラの怪我だけが心配。カマラ1人でもっているようなチームだ。パッカーズももろさがあってSUPERBOWLは無理だろう。セインツかバッカニアーズ、伏兵はカーディナルズだ。どちらにしろSUPERBOWLはAカンファのチームが勝つのではないだろうか。



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