三田誠広/武蔵野大学の小説教室

三田誠広は武蔵野大学文学部の教授です。今年度から学部長になりました。

研究室/7号館4階7409室


学生諸君へのお知らせ

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mitabros@hi-ho.ne.jp


2013年度の時間割

月曜1限……近現代文学研究(6501教室)
月曜2限……大学院の授業(木曜6限に移動)
月曜昼休み……雑談・相談・アドバイスなど
火曜1限……2年ゼミ(1205教室)
木曜4限……3年ゼミ(6306教室)
木曜5限……4年ゼミ(6306教室)
木曜6限……大学院の授業(7409研究室/午後6時からスタートします)


近現代文学研究(月曜1限) 小説の歴史を語ります。前期はヨーロッパの近代文学史と日本の関わりについて。
04/15……小説という言葉の由来について。「正史×稗史小説」「ロマンス×ノベル」
04/22……近代以前の小説的な作品について。および近代をもたらした人間の自由について。
04/29……ジェーン・オースティンとシャーロット・ブロンテ。
05/06……ロマン主義について。ユゴーとデュマ。
05/13……自然主義について。ゾラなど。
05/20……キリスト教について。
05/27……ロシアの三大文豪1/ツルゲーネフ。弱い自己の告白と「自然」の癒し。
06/03……ロシアの三大文豪2/ドストエフスキー。外部と内部の断絶について。
06/10……ロシアの三大文豪3/トルストイ。巨大な神の視点。
06/17……カフカ的ということ。幻想によって現実を描く。
06/24……実存主義とは何か。スタイルの破壊とモラルの破壊。
07/01……前衛小説とアヴァンポップについて。
07/08……構造主義と神話的手法。
07/22……言い残したことなど。その1。
07/29……言い残したことなど。その2。
08/05……質問のある人はメールで。

2年ゼミ(火曜1限) 04/09……2年生は最初のゼミ。まずは自己紹介。
04/16……小説の書き方の基本。「欲望のベクトル」「視点と文体」
04/23……小説の書き方の基本。日本語の書き方。
04/30……カーヴァーを読む。『でぶ』日常性の綻びについて。
05/07……『サマースティールヘッド』『あなたお医者さま』描写と展開について。
05/14……『採集』内面を書きすぎないこと。
05/28……『足もとに流れる深い川』時間を前後させる手法。
06/04……『ダンスしないか?』視点の変化と内面の調整。
06/11……プレゼンテーション1 06/18……プレゼンテーション2 06/25……『大聖堂』ワンランク上の小説とは。
07/02……『ぼくが電話をかけている場所』過去の扱い方。伏線の張り方。
07/09……『ささやかだけれど大切なこと』心のこもった作品を書く。
07/16……『使い走り』先人へのオマージュ。
07/23……まとめ。作品に対する講評。
07/30……質問のある人はメールで。


3年ゼミ(木曜4限) 04/11……去年のクラスをセレクトして半分にした。実力者のクラス。
04/18……前年度の卒論小説について。
04/25……文集の作品について。
05/09……書こうとしている作品についての学生の発表。
05/16……高校生部門の作品について。戦後の文学史など。
05/23……金原ひとみ『蛇にピアス』学生の発表など。
05/30……金原ひとみのまとめ。
06/06……綿谷りさ『蹴りたい背中』
06/13……山本周五郎を読む。
06/20……朝井リョウ『霧島部活やめるってよ』
06/27……講演(出久根達郎さん)
07/04……過去の扱い方。描写。イメージ。
07/11……学生のプレゼンテーション。
07/18……教室に集合してから校外授業。
07/25……休み。
08/01……質問はメールで。


4年ゼミ(木曜5限) 04/11……去年と同じメンバー。社会と文学について。
04/18……前年度の卒論小説について。
04/25……文集の作品について。
05/09……学生の近況報告。
05/16……雑談。文学史など。
05/23……学生に何か話してもらう。
05/30……山本周五郎を読む。
06/06……学生に近況を話してもらう。
06/13……尾崎碧を読む。
06/20……学生に近況を話してもらう。
06/27……4限の講演会(出久根達郎さん)に振り替え。
07/04……雑談。
07/11……クラス写真の撮影。
07/18……休み。
07/25……校外授業。
08/01……質問はメールで。


大学院ゼミ(月曜2限から木曜6限に変更)

04/15……昨年の大学院ゼミにもいた男子学生2名のみ。雑談。
04/22……雑談。結局、学生が2人しかいないので、合意の上で木曜6限に移動することを決定。
05/09……木曜に移してからの最初の授業。2名参加。
05/16……本日も2名参加。
05/23……雑談。
05/30……雑談。
06/06……雑談。
06/13……雑談。
06/20……修士論文ついての指導。
06/27……4限の講演会に振り替え。
今後もすべて雑談。




三田誠広の著作リスト

1977

小説「僕って何」河出書房新社(河出文庫)(角川文庫)

小説「赤ん坊の生まれない日」河出書房新社(河出文庫)

1978

小説「Mの世界」河出書房新社(河出文庫)

対談「愛って何」河出書房新社

1979

小説「龍をみたか」朝日新聞社(角川文庫)

随筆「僕の赤ちゃんたち」主婦の友社(集英社文庫)

随筆「僕のうちあけ話」集英社(集英社文庫)

対談「素晴らしき星空の饗宴」(藤井旭氏との対談)大和書房

1980

小説「高校時代」(角川文庫)(河出文庫)

小説「やがて笛が鳴り、僕らの青春は終わる」角川書店(角川文庫)

1981

小説「野辺送りの唄」文藝春秋

小説「エロイカ変奏曲」角川書店(角川文庫)

1982

小説「空は終日曇らず」集英社(集英社文庫)

評論「青春のアーガマ」河出書房新社

随筆「都の西北」(河出文庫)

1983

小説「日常」角川書店(改題「トマトケチャップの青春」集英社文庫)

1984

小説「漂流記1972」河出書房新社(河出文庫)

随筆「すずめ台つれづれ日記」光文社

評論「新しい書き手はどこにいるか」河出書房新社

1985

小説「命」河出書房新社

小説「考えるウォークマン」角川書店

随筆「すずめ台駅前情報局」(光文社文庫)

写文「仏陀の風景」講談社

評論「死のアポリア」情報センター出版局

1988

小説「デイドリーム・ビリーバー」トレヴィル

小説「愛の夢」中央公論社

随筆「パパは塾長さん」河出書房新社

1989

評論「英雄伝説・イエスと釈迦」講談社(改題「はじめての宗教 キリストと釈迦」講談社+α文庫)

1990

小説「いちご同盟」河出書房新社(集英社文庫)(河出文庫)

1991

小説「ペトロスの青い影」集英社(集英社文庫)

小説「チューブワーム幻想」広済堂出版

小説「白い丘」中央公論社

1992

小説「高田馬場ラブソング」実業之日本社(集英社文庫)

小説「地に火を放つ者/双児のトマスによる第五の福音」トレヴィル

1993

小説「ジャッキーペイパーをさがして」学習研究社

小説「霧隠れ雲隠れ」広済堂出版(広済堂文庫)

随筆「パパは塾長さん」(増補改訂版)河出書房新社

1994

小説「愛の行方」河出書房新社

随筆「吾輩はハスキーである」河出書房新社(河出文庫)

講義「天気の好い日は小説を書こう」朝日ソノラマ(集英社文庫)

対談「息子の教育」(西部邁氏との対談)プレジデント社

小説「鹿の王 菩薩本生譚」河出書房新社

1995

評論「大学時代をいかに生きるか」光文社カッパブックス

小説「春のソナタ」集英社(集英社文庫)

小説「蒼竜館の秘密」実業之日本社

随筆「父親学入門」集英社(集英社文庫)

講義「深くておいしい小説の書き方」朝日ソノラマ(集英社文庫)

1996

随筆「十七歳で考えたこと」河出書房新社

童話「キャロラインの星」河出書房新社

講義「書く前に読もう超明解文学史」朝日ソノラマ(集英社文庫)

1997

小説「迷宮のラビア」河出書房新社

評論「聖書の謎を解く」文春ネスコ(PHP文庫)

1998

小説「恋する家族」読売新聞社

鼎談「大鼎談」朝日ソノラマ

小説「遮那王伝説」実業之日本社

随筆「ぼくのリビングルーム」KSS

評論「般若心経の謎を解く」文春ネスコ(PHP文庫)

1999

小説「天翔ける女帝/孝謙天皇」廣済堂出版(学研M文庫)

小説「炎の女帝/持統天皇」廣済堂出版(学研M文庫)

随筆「夫婦の掟/妻に嫌われない方法」講談社

評論「アインシュタインの謎を解く」文春ネスコ(PHP文庫)

2000

小説「碧玉の女帝/推古天皇」廣済堂出版(学研M文庫)

随筆「中年って何」光文社

小説「清盛」集英社

評論「星の王子さまの恋愛論」日経新聞社(集英社文庫)

2001

評論「三田誠広の法華経入門」佼成出版

小説「ウェスカの結婚式」河出書房新社

小説「天神/菅原道真」(学研M文庫)

2002

評論「宇宙の始まりの小さな卵」文春ネスコ

小説「新アスカ伝説@/ツヌノオオキミ角王」学研歴史群像新書

小説「新アスカ伝説A/イクメノオオキミ活目王」学研歴史群像新書

小説「新アスカ伝説B/ヤマトタケル倭建」学研歴史群像新書

「夢将軍/頼朝」集英社

2003

小説「蓼科高原の殺人」(祥伝社文庫)

小説「釈迦と維摩/小説維摩経」作品社

評論「わたしの十牛図」佼成出版社

評論「図書館への私の提言」勁草書房

2004

評論「こころに効く小説の書き方」光文社

小説「桓武天皇/平安の覇王」作品社

評論「団塊老人」(新潮新書)

小説「犬との別れ」バジリコ

評論「ユダの謎キリストの謎」(祥伝社NONブックス)

2005

評論「天才科学者たちの奇跡」(PHP文庫)

小説「空海」作品社

2006

小説「永遠の放課後」(集英社文庫)

随筆「父親が教えるツルカメ算」(新潮新書)

翻訳「星の王子さま」(講談社青い鳥文庫)

2007

評論「謎の空海」河出書房新社

評論「ダ・ヴィンチの謎、ニュートンの奇跡」(祥伝社新書)

対談「団塊−再生世代の底力」(岳真也氏との共著)心交社

小説「日蓮」作品社

評論「夫婦って何? おふたり様の老後」(講談社+α新書)

2008

評論「プロを目指す文章術」PHP研究所

小説「西行 月に恋する」河出書房新社

2009

児童文学「海の王子」(講談社青い鳥文庫)

評論「原子への不思議な旅」(サイエンス・アイ新書)

評伝「堺屋太一の青春と70年万博」出版文化社

評論「マルクスの逆襲」(集英社新書)

小説「新釈罪と罰 スヴィドリガイロフの死」作品社

2010

評論「仏教って何?」(講談社+α新書)

小説「阿修羅の西行」河出書房新社

児童文学「青い目の王子」講談社

小説「なりひらの恋」PHP研究所

2011

小説「新釈白痴 書かれざる物語」作品社

評論「平安朝の悪女たち」PHP研究所

随筆「哲学で解くニッポンの難問」講談社

小説「道鏡 悪業は仏道の精華なり」河出書房新社

評論「実存と構造」(集英社新書)

文庫「清盛」(PHP文芸文庫)

随筆「男が泣ける昭和の歌とメロディー」平凡社

2012

小説「新釈悪霊 神の姿をした人」作品社

評論「超自分史のすすめ(仮題)」東京堂出版(予定)

2013

小説「菅原道真 見果てぬ夢」河出書房新社

エッセー「早稲田1968」廣済堂出版


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