海外旅行のワンポイント・アドバイス

旅の準備
空の旅
持ち物・服装
トラブル

旅の準備



パスポート 何はともあれ、絶対必要
旅行代理店が申請の代行してくれても、最終的には自分で取りに行く必要があります。時間があれば、自分で申請しましょう。日本にいる限りいくら早く持っていても何の得にもなりません。出来る限り必要になる直前の取得が勧めです。申請には写真は用意していった方が良いと思います。サイズに規定がありますので、事前に調べましょう。写真さえあれば、その場で申請書を書くことも出来ます。



ビザ 観光でも必要な国あり
私が今まで取得したビザは、オーストラリアとエジプト。オーストラリアのビザはその場で発行してくれますので、近くに発行所があれば、自分で申請しましょう。大阪にもあります。エジプトは、入国直前にエジプトの空港で申請できます。ツアーの場合は、大抵代行して申請してもらえますが、自分でやることも可能です。私の場合は、できないと言われましたが、よく確かめることが必要です。



海外傷害保険 転ばぬ先の・・・
結構ばかにならないのが、この保険料。ただし、病気した場合の治療費は思ったより高いので、万が一のために入っておくのがお勧め。ただし、ほとんど掛け捨てになるので最低のランクで入るのが良いのではないでしょうか?一般的にツアーの申込書に付いてくるセットの申込書ははっきり言って高い。もっと、安いランクでバラバラに掛けることが出来るパンフレットがあります。保険会社勤めの人も、最低ランクの保険を利用していますので、やはり一番賢いやり方なのではないでしょうか。ただし、掛け金が2000円を超えないと保険が成立しません。



出国手続き・入国手続き 誰でも出来るはず
こんなものを代行してもらって、お金を出すのはもったいない。絶対自分で書けます。書くことも限られているし、見本も旅行案内書や機内誌に載ってます。アメリカなどは日本語の書式も用意しています。機内で配られることも多いので、しっかりもらって分からなければスチュワーデスに質問しましょう。ツアーでは、添乗員に聞いても教えてくれないこともあるようです。お金をもらってない場合は、教えられないのだとか。。。


空の旅



航空券 ここから旅は始まる
予約は大体3ヶ月前から出来るようです。混む時期はもっと早くから予約が必要でしょう。ただし、旅行代理店を通す場合は、結局代理店での予約と言うことになり、チケットが必ず取れるかは分かりません。大手の旅行代理店が扱う格安航空券でも値段は微妙に違います。自分が必要とするチケットがいくらなのかを確認することが必要です。入国税が入っていたり、ストップオーバー出来たりで価格は異なります。しっかり、確かめましょう。



マイレージプログラム 無料航空券獲得のチャンス
最近各社が導入しているサービスがこのプログラム。これによって、航空会社の選択が狭くなることもあるので一長一短はあると思います。ただし、乗ってしまった後はその航空会社のプログラムに参加した方が得でしょう。大抵の場合乗った後でも参加できます。その際必要となるのが航空券と搭乗券。搭乗券も無くさず保管しておきましょう。ツアーなどでは、他の人の搭乗券を渡されている場合もあるので注意が必要。自分の名前が記載された搭乗券が必要です。事前に申し込むとボーナス・マイルがもらえることもあるので、事前に調べると得をするかも。



座席のアップグレード どうせなら良い席に座りたい
格安航空券での旅行でも、出来れば良い席に座りたい。では、どうすれば良いのか?いろいろな人の情報を統合すると、ズバリ時間ギリギリにチェックインする事。ただし、満席に近い事が条件で、本当に乗れなくなるリスクを負います。その会社のマイレージプログラムに参加している場合は特典を受けやすいようですし、1人より複数のグループの方が有利なようです。私も3度ばかり、ビジネスクラスとファーストクラスに乗せてもらいましたが、大阪−サンフランシスコ間のビジネスは本当に価値あり。



楽な席とは? 少しでも広い席へ
扉のすぐ後ろの席は、足が伸ばせるし、離着陸時にスチュワーデスが前に座ってくれるので良いと思う人もいるかもしれません。しかし、飛行機の扉は全て非常口を兼ねています。したがって、非常時その座席に座っている人は乗客の脱出を助ける義務があるようです。このため、国際線では英語がある程度分かる条件がついています。普通文句は言われませんが、念のため。



機内サービス 確実にコーラを頼むには?
「コーラ」を頼んだら「コーヒー」が出てきたという話を時々聞きます。「コーク」または「ペプシ」と言ってください。「コーラ」とは普通言わないので聞き間違いが多いようです。私は「ダイエットコーク」をよく注文しますが、これが伝わらない事は無いです。ただし、「ダイエット・ペプシ」しか無いと言われる事もありますが。。。



機内映画 機内でのお楽しみ
たまに最新の映画を楽しめるのが機内での映画上映。アメリカ系の航空会社の方が、最新の映画に当たりやすいような気がします。とりあえず乗ったら、機内誌で何が上映されるか確かめましょう。自分の乗っている路線と現在の月が分かっていれば、すぐ分かります。面白くなさそうだったら、すぐ寝ましょう。それと、自分は見てないからと行ってブラインドを開けるのは辞めましょう。最低限のエチケットです。



機内での服装 長袖は最低限必要
機内では、最低長袖の服を着用しましょう。飛行機は高々度を飛びますので、外気はとてつもなく低いのです。機内は寒すぎる事はあっても、暑すげる事はめったにありません。半袖では寒すぎる事がよくあります。これは、暑い国に行くでも同じです。毛布も出来れば1枚は確保しておきましょう。寒くなってきてからでは遅すぎます。


持ち物・服装



ボールペン 何本あっても結構便利
赤と黒の2色ボールペンが便利。出せるところに、数本持っておくと良いと思います。混雑している入出国カウンターでの並びながら用紙に記入することも出来ます。また、赤のボールペンは、エアメールを出すときに、「エアメール」とすばやく記入できるので重宝します。エジプトなどでは、バクシーシ(施し)としてあげる事も出来ます。



クレジット・カード 出かけるときは忘れずに
海外では、クレジットカードが支払い時に重宝します。手数料もかからないので、事実上もっとも効率の良い両替かもしれません。その他身分証明書代わりにもなりますし、レンタルするときの保証にも利用できます。カードの種類は、アメックス,VISA,マスターがもっとも利用範囲が広そうです。ただし、お店の手数料が高いアメックスは、お店の人に人気が無いみたいです。JCBが使えるところも、もちろん多いですが、日本人がめったに来ないような店では当然使えません。高級店ではJCBはもちろんダイナースなんかも使えます。



現金 チップ代くらいは最低必要
日本で替えていくのが得な場合と損な場合とがあります。全部トラベラーズ・チェックで持っていくのも一つの手かと思いますが、面倒なことは確かです。アメリカでは普通に買い物も出来ますのでさほど不便には感じませんが、小銭が欲しいときに不便です。米ドルの場合、現金にしてもトラベラーズ・チェックにしても50ドル以上の紙幣は出来れば避けた方が良いと思います。普通、流通していません。大概、偽札かどうかチェックされます。小額の買い物の場合は、露骨に嫌な顔をされることもあります。



旅行中の服装 ウエストバッグは絶対ダメ
絶対お勧めしないのが、ウエストバッグ!私は海外旅行者ですと宣伝しているみたいなものです。通常は、「郷に入れば、郷に従え」の教えの通り、その土地に適した服装が良いと思います。一般の人がウエストバッグで歩いている街なんて、そうは無いはず。リュックもあまりお勧めではありません。背中で物が無くなっても、気づかない可能性があれば、絶対やめましょう。場所によっては、平気で切られて中身を取られるとか。


トラブル



預けた荷物が届いていなかったら
バッゲージ・クレイムのコンベアが止まっても、自分の荷物が出てこなかったら、近くの係官に言いましょう。その航空会社のカウンターがあればベストです。そこでは、必ず「バッグの形」を聞かれますので、説明できるようにしておいた方が良いでしょう。バッグの種類一覧ポスターが貼ってあるところもあります。その後は、届いたら送るのでその日の宿泊先をたずねられます。その場合でも、問い合わせの出来る電話番号とスタッフの名前を絶対聞いておきましょう。



飛行機に乗り遅れたら
いろんな事情があっても、大抵次の便に乗せてくれるようです。航空会社が悪い場合は徹底的に文句を言えば、他の航空会社の便に乗せてくれる事もあるらしいです。次の便が翌日になる場合は、宿泊先を提供してくれるようですが、預けた荷物は出してくれません。必要最小限のものは、機内持ち込みにしておいた方が良さそうです。



文句を言いたい場合
何かの事情で文句を言いたい場合、相手の言葉がしゃべれないからと言って黙ってはいけません。相手に非がある場合は言うべきです。そんな時は、日本語で良いと思います。相手には怒っている事が通じれば良いのです。少なくともこちらの意図は通じます。


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