夜でもフラッシュ無しで写真が撮れるというラスベガスのダウンタウン。その噂は本当だった。確かにオートだとフラッシュはつかない。
ギャンブル好きじゃ無ければ、ただメシが安い街。昼間はただ暑いだけの死んだような街も夕暮れ時から息を吹き返す。
ラスベガス
モニュメントバレーが最終段階とすれば、グランド・キャニオンは現在進行中の地形である。地層が織り成すパステル色の断崖は、自然が持つ力の大きさを感じさせる。
昼間は照りつく太陽によって色が失われた世界だが、朝夕は一瞬素晴らしい色の変化を見せる。
グランド・キャニオン
川に突き出した先端がプラトーポイントと呼ばれる地点で、ここからは眼下にコロラド川が見渡せる。このプラトーポイントを通過して、川まで続く道がブライト・エンジェル・トレイルである。
私は、ロッジのある地点からプラトーポイントまでを約6時間で往復した。往路は2時間しかかからなかったが、復路は脱水症状を起こして地獄を見た。
グランド・キャニオン
そこかしこに、どこかで見たような景色が広がり、インディアンの襲撃を受けそうな気配すらする。それぞれの岩山には名前がつけられており、キャメルやスリー・シスターズなどなるほどと思わせるものも多い。
砂は素晴らしくさらさらで、荒涼と言う言葉がしっくりくる場所である。
モニュメント・バレー
世界的に見ても、あまりにも有名なダム。確かに大きいが、黒四ダムの方が大きかったような気もする。
このダムで作った電気がラスベガスを支えていると思うと、無駄使いでは?と思ったりする。
フーバー・ダム