オーストラリア旅行の足として利用したのはバス。出発時に空きがあれば乗れるというスタンバイパスを買っての貧乏旅行だった。
大陸中央部はほとんど砂漠で、写真のような景色はほとんど変わらない。時には到着まで24時間を超えるため、時間感覚が麻痺していく。
砂漠の真ん中に出現するこじんまりした街。小高い丘から街を眺めると全貌が見えると共に、周りの寂しさを感じる。
アリス・スプリングス
確か世界最大の一枚岩であるエアーズ・ロックは、砂漠のど真ん中にぽつんと立っている。現地民族アボリジニの聖なる山でもある。
昼間は暑さのためにエアーズロックの観光はあまり行われない。日の出と日没時がエアーズ・ロックの最も美しい時である。写真は日暮れ時の様子だが、茶色から赤に染まる岩は非常に美しい。
エアーズ・ロックは登ることが出来る!私はこれを聞いて行きたくなったのだが、その目的を達成する事が出来た。かなりの急勾配を上がることになるが体力があれば、4,50分で頂上に達することが出来る。
写真は頂上のプレート(案内板)
こちらは岩ではなく山と呼ばれている。エアーズ・ロックからも見ることが出来るお隣?の山。「風の谷」と呼ばれる谷などが存在し、様々に変わる形状・景色が目を楽しませてくれる。
マウント・オルガ
アデレードからバスツアーで行った自然公園でコアラを抱いた。係の人がそっと渡してくれると、コアラはこちらにしがみついてくる。鋭い爪がしっかりと洋服を掴んでいる。しかし、なんともユーモラスでおとなしい。
写真ではわからないが、アデレードにはウェンディー・ポイントという夜景の名所があった。一面ナトリウム・オレンジの海は一見の価値あり。
アデレード
どことなく大阪を感じさせるメルボルンの街。建設ラッシュの真っ最中で至る所ビルを建てていたが、今は落ち着いたのだろうか?
メルボルン
首都になるために建設された街キャンベラ。ほとんど何も無い所に建てられたのか人の気配が感じられない無機質な街である。
写真のかなたに見えるのが国会議事堂。ガラス張りの議事室などが自由に見学できる。
キャンベラ
オペラ・ハウスの無いシドニーのイメージは?この建物の印象は絶大である。タイル張りの白い建物は複雑な構成で飽きの来ないデザイン。
シドニー・タワーから見ると正面にはビルが立ちはだかり、せっかくの眺望が台無しである。といってもそのビルには展望台が無さそうで残念。
シドニー
グレートバリア・リーフの北の玄関口ケアンズ。トロピカルな雰囲気漂う小さな田舎町である。
この町に1週間いてダイビングのライセンスを取った。毎日、スタンドに通って飲んだミルク・シェーク(アイスクリームとミルクをシェークしてフレーバーをかけた飲み物)がお薦め。
ケアンズ