お父さんは急がない

「300年は生きたい」という貧乏プロ棋士の相羽四段。
我が家のお父さんは、そんな変わり者だけど憎めない人だ。
ペーソス溢れる相羽家の人々が織り成すホームコメディ。


『お父さんは急がない』
小学館 PF COMICS B6判 2000年5月20日発行 定価530円

●収録タイトル
「長考」「大手合」「七時間」「茅野さん」「美味しいもの」「碁敵」「お墓参り」

●コメント
ひょうひょうとした人柄で人気となった相羽先生シリーズの第一弾。 ビッグコミックゴールドからプチフラワーへ連載が移っても、テイストに変化がないのがいかにも倉多先生らしい。 ぜひ読んで欲しい1冊。


『続・お父さんは急がない』
小学館 PF COMICS B6判 2003年1月20日発行 定価590円

●収録タイトル
「思索する人」「チューリップ」「ファンタジーの結末」「春、くる」「甘いもの」「碁好きの客」「下駄と煙草」「在るが儘」「あれから」

●コメント
『お父さんは急がない』の続編。 1年に3回の掲載という超スローペースの「急がない」連載でしたが、なんとか1冊にまとまったようです。途中で掲載誌が『Flowers』に変わったため、結局3誌に渡る連載になってしまいました。佐江子は大学を卒業し、結婚、就職と急がしそうですが、相羽先生は相変わらずマイペース。そういえば、先生の下の名前は「けん吉」だそうです。


(C)Emi Kurata

戻る