日本朗読ボクシング協会・公式情報ページ




2001年11月10日に第5回「詩のボクシング」タイトルマッチが行われまし た。これまでにない熱い闘いが繰り広げられました。


第1回全国大会、そして第5回タイトルマッチを終えて、驚くほど数多くの反響をい ただいております。「詩のボクシング」ファンはますます増えています。是非とも次回の「詩のボクシング」はライブで体感してください。


サンプラザ中野選手からの挑戦状:詩のボクシング初出場、作詞界のあしたのジョーこ とサンプラザ中野です。今回私挑戦者の立場でありながら会場は千葉の柏ということで、私にとってはアウェー ではなくホームです。これは大きなアドバンテージ&プレッシャー。わが青春の町柏で負けるわけには参りません。真っ白に燃え尽き果ててぼろぼろと崩れ行く まで戦い抜きます。どうぞ応援をよろしくお願いします。島田さん、ボンベイのカシミールは辛いですよ。美味いけど。


11月10日(土)、詩が新たな姿を現わす!

第5回「世界ライト級王座決定戦」10ラウンド





チャンピオン・島田雅彦(作家) VS. 挑戦者・サンプラザ中野(ミュージシャン)


ジャッジ:俵万智(歌人)、夏目房之介(マンガ・コラムニスト)、八木忠栄(詩人)



闘いの歌:弓削礼子(ゴスペルシンガー)

レフェリー:薮下秀樹

リングアナウンサー:パブロ・サンチェス・松本









2000年10月9日(月、体育の日)の午後7時に第4回「世界ライト級王座決定 戦」が行われました。

チャンピオン・平田俊子 VS. 挑戦者・島田雅彦

闘いの歌:巻上公一

試合の前に現「詩のボクシング」タッグチャンピオンタイトル保持者、巻上公一の音声パフォーマンスが行われます。

ジャッジ:高橋睦郎(詩人)、川上弘美(作家)、巻上公一(超歌唱家)
レフェリー:薮下秀樹
リングアナウンサー:パブロ・サンチェス・松本


今回も全国からの観戦客がありました。北は北海道 から南は 九州、沖縄まで日本全域を網羅しています。驚くほどの数の観戦客です。そして、第4回「世界ライト級王座決定戦」は、本当に素晴らしい内容の闘いでした。 1998年のあのゴールデンカード「ねじめ正一 対 谷川俊太郎」を超える内容でした。ジャッジは、高橋睦郎、川上弘美、巻上公一の三氏です。判定 (100点満点)は、大接戦の末、高橋(平田93、島田94)、川上(平田93、島田90)、巻上(平田94、島田95)の2対1で作家・島田雅彦が4代 目朗読王の座につきました。ジャッジ判定が示す通り、どちらが勝っても負けてもよかった試合でした。今回ほど判定が難しかった試合はなかったのではないで しょうか。平田選手は、世界ライト級チャンピオンの見事な闘い振りを見せてくれました。挑戦者・島田雅彦選手も力技を見せてくれました。

この闘いをライブで見られなかった方たちには朗報です。NHKBSで1時間15分番組になります。2000 年12月8日午後10時30分から午後11時45分までの1時間15分番組「詩のボクシング3−20世紀最後の声の対決−」となりました。 NHK-BS2です。






2000年9月17日(日)にバリオホールで「詩のボクシング」史上初のタッグ マッチが行われました。

福島泰樹(歌人)+立松和平(作家) VS. 巻上公一(超歌唱家)+楠かつのり(音声詩人)

ジャッジ:ユニークな職業の方々

リングアナウンサー:杉作J太郎
レフェリー:薮下秀樹


初の「詩のボクシング」タッグマッチ(8ラウン ド)は超満 員の大盛況でした。観戦客には終始、声と言葉の闘いを楽しんでいただけました。2対2のタッグマッチの形式が「詩のボクシング」の 新たな広がりをもたらすものになると確信できました。結果は、ジャッジ判定、2対1引き分けで、「巻上公一+楠かつのり」のタッグチームが初のタッグマッ チを制し、初代「詩のボクシング」タッグチャンピオンになりました。

今回の タッグマッチの公式試合は、ジャッジをこれまでの詩人や作家、研究者という言葉の専門の枠から外し一般の方々にやっていただきました。試合後の各ジャッジ のジャッジ評は、素直な感覚で言葉と声を捉えていて、対戦者のみならず観戦客を唸らせました。初のタッグマッチでは、ジャッジもタッグを組んでやっていた だきました。1人より2人での判定も面白いのではないかと考えたからです。もちろん、判定用紙は各タッグジャッジ1枚しかありません。

ジャッ ジは、石神井書林店主、内堀弘さん、月の輪書林店主、高橋徹さんの古本屋タッグジャッジ。日本銀行行員、中村木綿子(なかむらゆうこ)さん、都内の私立高 校生、大西菜採(おおにしなつみ)さんの女性タッグジャッジ。そして、NASAの研究員で宇宙飛行士に挑戦中の三井石根(みついいわね)さん。三井さん は、脳神経外科医でもあるので、つまり1人で宇宙飛行士挑戦者と脳神経外科医という職業をお持ちなので、それぞれの職業の三井さんということでタッグ ジャッジを組んでいただくことにしました。判定(80点満点)は、内堀+高橋(福島+立松76、巻上+楠77)、中村+大西(福島+立松74、巻上+楠 78)、三井+三井(福島+立松76、巻上+楠76)の2対0でした。





1999年10月10日(体育の日)
詩の朗読による第3回「世界ライト級王座決定戦」

詩人・白石かずこ VS. 詩人・平田俊子

 年に一度のあの言葉の熱い闘いの日がやってくる。詩の朗読による第3回「世界ライト級王座決定戦」。対戦者は、世界的に詩のパフォーマ ンスで評価されている詩人の白石かずこと、詩のみならず戯曲においてもその面白さに定評のある平田俊子。1900年代最後の体育の日に、観客は詩の朗読に よる新たなドラマの誕生を目撃することになるだろう。

ジャッジ=島森路子(「広告批評」編集長)、高橋睦郎(詩人)、八木忠栄(詩人)

闘いの歌=巻上公一
司会=パブロ・サンチェス・松本
レフェリー=楠かつのり


1999年10月10日の詩の朗読による「世界ラ イト級王座決定戦」は、観戦客約500人の 見守る中で行われました。判定(100点満点)は、島森路子(平田94点、白石92点)、高橋睦郎(平田94点、白石95点)、八木忠栄(平田91点、白 石89点)の2対1で、平田俊子が3代目の世界ライト級チャンピオンの座につきました。1999年10月20日の日本経済新聞の「文化往来」、1999年 10月17日の「JAPAN TIMES」で記事になりました。





1999年9月23日(秋分の日)に「詩のボクシング」8ラウンドノンタイトル戦 が行われました。「歌人・福島泰樹 対 音声詩人・楠かつのり」の異種格闘技です。


場所は、バリオホール(JR水道橋駅徒歩6分、地下鉄丸の内線本郷三丁目駅徒歩3分。TEL.03-3818-4151)。入場料は、前売り2500円で す。時間は、午後6時より。

初の「詩のボクシング」異種格闘技戦(8ラウン ド)の激戦は、ジャッジ判定(80点満点)、奥泉光(福島78点、楠77点)、原(福島76点、楠77点)、八木忠栄(福島75点、楠73点)の2対1で 福島泰樹が勝利しました。この激戦の様子は、TBS番組「ニュース23」1999年10月22日24時0分 頃(10月23日午前0時0分頃)の特集で放送されました。またトーナメント戦及び異種格闘技戦の様子をNHKBS番組「新・真夜中の王 国」1999年10月5日24時35分(10月6日午前0時35分)の中で特集として放送さ れました。アンケートでは、この異種格闘技戦は大好評で、観戦客には生の声の闘いを満喫していただけました。

「絶叫歌人・福島泰樹 対 音声詩人・楠かつのり」異種格闘技戦の熱戦の様子が株式会社サウンドシェルフで聴くことができるようになりました。「その他」のコーナー の中の「イベント」にあります。有料ですが、全ラウンドノーカットです。「詩のボクシング」の醍醐味を味わってみてください。





1998年10月10日に朗読による第2回「世界ライト級王座決定戦」がチャンピ オン・ね じめ正一と挑戦者・谷川俊太郎で闘われました。ジャッジは、八木忠栄、町田康、平田俊子の三氏です。判定(100点満点)は、激戦の末、八木(ねじめ 92、谷川87)、町田(ねじめ89、谷川90)、平田(ねじめ88、谷川93)の2対1で谷川俊太郎が2代目朗読王の座につきました。


今回の「詩のボクシング」は、10月12日(月)午後6時、NHK首都圏ニュース、10月16日(金)午後11時、10月18日(日)午前10時、BS2 週刊ブックレビュー、10月17日(土)午前1時、テレビ朝日週刊地球TV、11月17日午後10時、BS2「詩のボクシング」(これは60分枠の番組で す)で紹介されました。また、朝日新聞(1998年10月11日朝刊、10月17日朝刊「批評の広場」)、読売新聞(10月11日朝刊)、日本経済新聞 (10月18日、日曜版)、産経新聞(10月19日朝刊)、「フォト」11月15日号(時事画報社)、東京中日スポーツ(10月11日付)他でも紹介され ました。


1997年10月26日に日本で初めての「詩のボクシング」、詩の朗読による第1 回「世界 ライト級王座決定戦」が作家で詩人のねじめ正一と女性詩人の阿賀猥とで闘われました。ジャッジは、谷川俊太郎、平田俊子、八木忠栄の三氏。各ジャッジの判 定(100点満点)は、谷川(ねじめ89、阿賀87)、平田(ねじめ72、阿賀66)、八木(ねじめ91、阿賀92)の2対1でねじめ正一が初代の朗読王 の座につきました。この模様は、TBS「ニュース23」で放送されました。また、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞などでその闘いの様子が報じられました。



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