発行:小学館、発行年月日:1998.4.1、価格:各1600円(税抜き)
胃袋民俗学、ということで、野や海や山でのさまざまな生き物たちを人々はどのように食してきたかのレポート。写真がすごくいい、と思ったら著者自ら撮影したものでした。(いうまでもないことですが、著者は『カムイ伝』『忍者武芸帳』『サスケ』などで知られる漫画家)
貝というか軟体動物関係では、『カムイの食卓』でヒザラガイ、笠貝類、イイダコが、『三平の食堂』でヤツシロガイ、アメフラシが紹介されています。ヒザラガイとアメフラシはぜひ食べてみたい、というか試してみたいと思いました。
けさ(1998.4.19)の「新潟日報」を見ていたら四方田犬彦氏による書評が載っていました。なんと、この本を読んでアメフラシをちゃんと食べたそうです。うーむ。今月末に、にいがた貝友会の採集会があるので、そのときに試してみようと思っていたのであるが・・・