パソコン実験室

Libretto50で超漢字を使う

 これまで東芝のLibretto50にFreeBSD2.2.8とB-right/Vをインストールして使ってきました。ハードディスクは購入時のままですから容量は777MB、このうちWindows95に200MB,B-right/Vに144MB,FreeBSDに400MB,ハイバネーション領域として33MBをあててきました。
 1999年11月にBTRON仕様OSの最新版『超漢字』が発売されました。使える漢字が増えたということばかりでなく、かなり機能が強化されているようだった(フォントが明朝体だけでなくゴシックも使える、というのが、個人的に一番の目玉と思っていたのだね)ので、さっそく購入。しかし、フルにインストールするとなると300MB以上が必要だとのこと。
 さて、どういうふうに割り振るか。
 と、よーく考えた末、FreeBSDと超漢字それぞれに372MBを割り当てることにしました。(Windows95でやれることは超漢字で十分対応できそうなので)

 では、インストールです。
 Libretto50にはPCカードスロットが一つしかありません。それにブータブルCD-ROMにも対応していなかったはず。したがって、超漢字をインストールするには、Windows領域にCD-ROMから必要なファイルをコピーしてインストールするという手段が一番手っ取り早いようです。(Windows95の再インストールが一番大変そう)

 Windows95のバックアップディスクを持ってきて、まずはパーティションの切り直しと再インストールです。もちろん、その前にLibretto50内のデータのバックアップはちゃんととっておきます。

  1. 本体にフロッピーディスクドライブをつなぎ、Windows95のインストール起動用フロッピーディスクを入れておき、電源を投入します。
  2. セットアップ画面が出たらF3キーを押して、セットアップからいったん抜けます。
  3. DOSプロンプトでfdisk。
  4. fdisk画面になったら、とりあえず、すべての領域を削除します。
  5. 領域を作成。基本領域として372MB、拡張領域として372MB。
  6. あとは、再起動して、Windows95を基本領域にインストールします。
 (一月以上も前にやったことなので、途中、何か抜けているかもしれないな)

 次に超漢字の登録です。
 Windows95でCD-ROMドライブが使えるようにします。ちなみに、当方ではSCSIのPCカードとしてRATOCのREX9530、CD-ROMドライブとしてPanasonicのLF-1001(PDドライブですねえ)を使用しました。
 あとは超漢字の説明書にあるとおりにします。

 超漢字がインストールできたら、あとはWindows95の領域にFreeBSDをインストールすれば、当初の目標どおりというわけです。

[問題点] Libretto50の中では、超漢字とFreeBSDとの間でデータの交換ができないこと。


 Debian/GNUとPlamo LinuxをAptivaに導入したのですが、これらについてはまだ、まとめていません。

 インストールの印象ですが、FreeBSDとかを何度もインストールしたことがあって、どんなパッケージが必要か、使ってみたいか、が十分にわかっているようならDebian/GNUは非常にいいと思います。

 初めてLinuxを使ってみるというのならPlamoの方でしょう。(CD-ROMドライブがあるならLiveLinuxもいいんじゃないかな)

 しかし、FreeBSDの方が慣れてるもんで、何かしようという時はFreeBSDを起動してしまうのであった。


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