German RocK File
まえがき
- アルバム・タイトル"原題"『邦訳タイトル』
- データ発表年
- 曲名
- LP盤についてはA面B面の何曲目か、
- 原題
- (演奏時間、ただしライナーノーツなどに記されているものをそのまま転記したので、実際は違うことと思われる)
- 邦訳タイトル
- コメントまあたいしたことは書いてないし、書けないし。
Amon Duul アモン・デュール
Amon Duul II アモン・デュールII
Anyone's Daughter エニワンズ・ドーター
Ash Ra Tempel アシュラ・テンペル
Can カン
Cluster クラスター
Cosmic Jokers コスミック・ジョーカーズ
Holgar Czukay ホルガー・チューカイ
La Dusseldorf ラ・デュッセルドルフ
Embryo エンブリヨ
Faust ファウスト
Edgar Frose エドガー・フローゼ
Guru Guru グル・グル
Harmonia ハルモニア
Holderlin ヘルダーリン
Jane ジェーン
Mbius,Plank,Neumeier
Neu! ノイ
Popol Vuh ポポル・ヴー
Hans-Joachim Roedelius ハンス-ヨアヒム・ローデリウス
Klaus Schultze
Space Box スペース・ボックス
Tangerine Dream タンジェリン・ドリーム
Utopia ユートピア
Wallenstein ヴァレンシュタイン
編集盤
ビデオ
"Psychedelic Underground"『サイケデリック・アンダーグラウンド』
1969(日本盤LP: ポリスター、日本盤CD:キャプテントリップCTCD-021)
- 1 EIN WUNDERHUBSCHES MADCHEN TRAUMT VON SANDOSA(17:03)シュトレーメルが見たサンドーサの夢
- 2 KASKADOS MINNELIED(2:53)カスカードの恋歌
- 3 MAMA DUUL UND IHRE SAUERKRAUTBAND SPIELT AUF(2:50)ママ・デュール率いるキャベツ頭楽団の演奏
- 4 IM GARTEN SANDOSA(7:48)サンドーサの庭で
- 5 DER GARTEN SANDOSA IM MORGENTAU(8:06)朝露に塗れるサンドーサの庭
- 6 BITTERLINGS VERWANDLUNG(2:31)ビタリングの変容
日本盤LPは『恋歌』というタイトルでジャケットデザインもオリジナルとは違います。音は、日本盤LPのタイトルやジャケットを見事に裏切ってくれるものでしたが、しかし、これがまた気持ちよかったりする。
"Collapsing"『崩壊』
1969(日本盤CD:ポリドールPOCP-2400)
- 1 BOOSTER(KOLKRABEN)(3:03)ブースター
- 2 BASS,GESTRICHEN(POT PLANTAGE,KOLLAPS)(3:25)ベース・ゲストリッヘン
- 3 TUSCH FF.(3:53)繁栄のファンファーレ
- 4 SINGVOGEL RUCKWARTS(SINGVOGEL VORWARTS)(4:11)逆さ歌鳥
- 5 LUA-LUA-HE(CHOR DER WIESENPIEPER)(1:40)ルア・ルア・ヒー
- 6 SHATTERING & FADING(FLTTERMANNER)(4:25)破壊と衰退
- 7 NACHRICHTEN AUS CANNABISTAN(3:13)カナビスタンのニュース
- 8 BIG SOUND(DIE SHOW DER BLAUMEISEN)(2:09)ビッグ・サウンド
- 9 KRAWALL(REPRESSIVER MONTAG)(3:31)暴動
- 10 BLECH & AUFBAU(BAU,STEINE & ERDEN)(2:06)ブリキと建築
- 11 NATUR(AUF DEM LANDE)(1:52)大自然
"Paradiswart Duul"『楽園へ向かうデュール』
(日本盤CD:キャプテントリップCTCD-017)
- 1 Love is Peace(16:56)愛、平和、自由、そして調和
- 2 Snow your thrust and sun your open mouth(9:25)雪で喉を潤し太陽の祝福を
- 3 Paramechanische Welt(7:34)平行機械学の世界
- 4 Eternal Flow(4:14)永久の流れ
- 5 Paramechanical World(5:49)平行機械学の世界
"Disaster"『ディザスター』
(日本盤CD:キャプテントリップ)
- A-1 DRUM THINGS(Erschlagzeugtes)(9:10)ドラム・シングス
- A-2 ASYNCHRON(Verjault und zugeredet)(7:32)悲し気に泣いて、なぐさめられて
- -3 YEA YEA YEA(Zerbeatelt)(0:56)イェイ、イェイ、イェイ
- -4 BROKEN(Ofensivitaaten)(7:21)ブロウクン
- - SOMNIUM(Trauma)(9:25)外傷
- - FREQUENCY(Entzwei)(9:51)二つに裂けて
- - AUTONOMES(Entdrei)(5:35)三つに裂けて
- - CHAOTICOLOUR(Entsext)(7:56)六つに裂けて
- D- EXPRESSIONIDIOM(Kapuntterbunt)(1:47)言語表現
- D- ALTITUDE(Quaar Feld aus)(1:00)高度
- D- IMPROPULSION(Noch'n Lied)(6:23)もう一曲
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"Phallus Dei"
1969(LP:、日本盤CDはキャプテントリップレコーズから出ています)
- A-1 Kanaan
- A-2
- A-3 Luzifars Ghilom
- B-1 Phallus Dei
"Yeti"
1970(日本盤CD:キャプテントリップ)
- 1 Soap Shock RocK
- 2 She Came Through the Chimney(3:56)
- 3 Archangel Thunderbird(3:30)
- 4 Cerberus(4:18)
- 5 THE RETURN OF RUEBEZAHL(1:35)
- 6 EYE-SHAKING KING(6:37)
- 7 PALE GALLERLY(2:11)
- 8 YETI(Improvisation)(18:00)
- 9 YETI TALKS TO YOGI(Improvisation)(6:06)
- 10 SANDOZ IN THE RAIN(Improvisation)(8:55)
"Tanz der Lemminge"
1971(LP:、日本盤CDはキャプテントリップレコーズから出ていましたが、廃盤になったもよう)
ほかのジャーマン・ロック勢にくらべれば、普通の、というか英米のロックに近い(特にジェファーソン・エアプレーン?)。しかし、アナログ盤でのC面(そうアナログ盤は2枚組)になるとジャーマン・ロックらしさが爆発。でも個人的にはA面の一番最初が一番好きだな。あと、ジャケットもかっこよくて好き(もしかすると曲よりも?)。
"Wolf City"
(フランス盤CD:、日本盤CDはキャプテントリップレコーズから出ています)
- 1 SURROUNDED BY THE STARS(7:46)
- 2 GREEN BUBBLE RAINCOATED MAN(5:04)
- 3 JAIL-HOUSE FROG(4:54)
- 4 WOLF CITY(3:20)
- 5 WIE DER WIND AM ENDE EINER STRASSE(5:42)
- 6 DEUTSCH NEPAL(3:00)
- 7 SLEEPWALKER'S TIMELESS BRIDGE(4:55)
"Milestones"
(CD:)
- 1-1 Surrounded by the Stars("Wolf City")
- 1-2 Jailhouse Frog("Wolf City")
- 1-3 Deutsch Nepal("Wolf City")
- 1-4 Wolf City("Wolf City")
- 1-5 Archangel Thunderbird("Yeti")
- 1-6 Soap Shock Rock("Yeti")
- 1-7 Mozambique
- 1-8 Apocalyptic Bore
- 1-9 Luzifars Ghilom("Phallus Dei")
- 2-1 C.I.D. in Uruk
- 2-2 All the Years Round
- 2-3 Hawknose Harlequin
- 2-4 Phallus Dei("Phallus Dei")
- 2-5 Kanaan("Phallus Dei")
- 2-6 Dr.Jeckyll
- 2-7 Fly United
- 2-8 Pig Man
- 2-9 Cerberus("Yeti")
- 2-10 She Came Through the Chimney("Yeti")
アモンデュールIIの2枚組編集盤。ファーストアルバム"Phalus Dei"から6枚目『恍惚万歳』までの中からCD2枚分、代表的な曲が網羅されていると思います、サード"Tanz der Lemminge"から1曲も選ばれていないことを除けば。中では、ファースト"Phalus Dei"からの3曲が群を抜いてよいと思います。迫力が違いますね、それ以後と比べると。
しかし、こういう構成、どこかで見たような、と思ったら、カンの"Cannibarism"ですね。ファーストアルバム4曲(うち1曲はB面全部を使った大作)のうち3曲が選ばれていて、A面2曲目が選ばれていない。それから、最高傑作と見なされるアルバム(アモンデュールIIなら"Tanz der Lemminge"、カンなら"Future Days")から1曲も選ばれていないし。
"Kobe(Reconstruction)"『神戸復興』
1996(日本盤CD:キャプテントリップ)
ファウストの『テープス』と同じようなものか。"Yeti"や"Tanz der Lemminge"を聴いたことのある人には、おなじみのメロディが出てくるので、楽しめるのでは。しかし、最後の方でホークウィンドの「宇宙の支配者」が出てきたのにはびっくり。
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"Adonis"『アドニス』
(CD:)
- 1 Adonis組曲アドニス
- Part I:Come away(7:49)カムアウェイ
- Part II:The Disguise(3:29)仮面
- Part III:Adonis(7:51)アドニス
- Part IV:The Epitaph(5:07)碑銘
- 2 Blue House(7:20)青い家
- 3 Sally(4:20)出発
- 4 Anyone's Daughter(9:10)エニワンズ・ドーター
これがドイツの? ロック? と思ってしまったものだ、最初に聴いたときは。今もそうだけど。イギリスやフランス、あるいは北欧なんかにありがちなシンフォニックロックなもので。
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(Ashra;Manuel Gotsching)
"Ash Ra Tempel"『ファースト』
(フランス盤CD:、日本盤CDはキングから出ています)
- 1 Amboss(19:40)
- 2 Traummaschine(25:24)
"Schwingungen"『セカンド〜振動』
(フランス盤CD:、日本盤CDはキングから出ています)
- 1 LIGHT:Look at your sun(6:34)
- 2 DARKNESS:Flowers must die(12:22)
- 3 SUCHE & LIEBE(19:23)
タンジェリン・ドリームの"Alpha Centauri"と並ぶ「神秘」症候群の1枚。アナログ盤でB面にあたる曲の後半なんかもろに「神秘」(それも『ウマグマ』収録のライブ版の方)。とはいえ、ドラマチックで好きなんですけどね。アナログ盤でA面にあたる2曲もよい。
"Join in"
(フランス盤CD:SPALAX14246)
- 1 FREAK'N 'ROLL(19:15)
- 2 JENSEITS(24:18)
"Staring Rosi"
(フランス盤CD:SPALAX14247)
- 1 Laughter Loving(8:01)
- 2 Day-Dream(5:22)
- 3 Schizo(2:49)
- 4 Cosmic Tango(2:06)
- 5 Interplay of Forces(8:57)
- 6 The Fairly Dance(3:08)
- 7 Bring me up(4:35)
"Inventions for Electric Guitar"
(LP:、フランス盤CD:)
- A-1 ECHO WAVES(17:45)
- A-2 QUASARSPHERE(6:35)
- B-1 PLURALIS(21:35)
ひたすら気持ちいい音の流れ。2曲目はもわもわした感じがノスタルジックというか。
"New Ages of Earth"『ニュー・エイジ・オブ・アース』
(日本盤LP:、日本盤CD:)
- A-1 SUNRAIN(7:27)サンレイン
- A-2 OCEAN OF TENDERNESS(12:36)オーシャン・オブ・テンダーネス
- A-3 DEEP DISTANCE(5:46)ディープ・ディスタンス
- B-1 NIGHTDUST(21:52)ナイトダスト
いやー、やっぱり気持ちいいっす。1曲目の"Sunrain"、その昔、NHK-FMのクロスオーバー・イレブンでかかったことがあって、それをカセットに録音して聴いてたんだけど、ポップ過ぎる(笑)とか思って軽んじてたんだよね。初期のタンジェリン・ドリームとかから入ったもので、キング・クリムゾンやらピンク・フロイドでさえ、軽い、なんて思ってたんですね。反省してます。
個人的には3曲目の"Deep Distance"が好き。
Ashra"Belle Alliance"
(イギリス盤CD:、日本盤CD)
- 1 WUDU(2:30)
- 2 SCREAMER(4:26)
- 3 BOOMERANG(3:30)
- 4 AEROGEN(3:53)
- 5 SAUSALITO(4:25)
- 6 KAZOO(5:41)
- 7 CODE BLUE(15:06)
- 8 MISTRAL(3:39)
メロディがはっきりしていて聞き易いのではないかと思うが、最初に聴いたときはなーんか当たり前の音、とか思ってたんですね。最後の曲を一時期愛聴していました。(『ニュー・エイジ・オブ・アース』、『ブラックアウツ』、『水平音響への誘導』といっしょに日本盤が出ていたけど、いま手にはいるかな)
"E2 E4"
(日本盤CD:)
"Le Berceau de Cristal"
(フランス盤CD:SPALAX14275)
- 1 L'hiver doux
- 2 Silence sauvage
- 3 Le sourire vole
- 4 Deux enfants sous la lune
- 5 Le songe d'or
- 6 Le diable dans la maison
- 7 ... et les fantomes revent aussi
1975年の録音だから"Inventions for Electric Guitar"と『ニュー・エイジ・オブ・アース』の間くらいになるのかな。
Manuel Gottschung"Dream & Desire"
(日本盤CD:)
- 1 Dream(30:14)
- 2 Desire(22:56)
- 3 Despair(8:29)
続けて聴いていますが、やはり気持ちいいからなんだね。"Invention 〜"以降のを聴いて気に入ったのなら、必聴です。ただ、ジャケットがひどい。
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"Delay1968"
- 1 Butterfly(8:20)
- 2 Pnoom(0:26)
- Ninteen Century Man(4:18)
- Thief(5:03)
- Man named Joe(3:54)
- Uphill(6:41)
- Little Star of Bethlehem(7:09)
ドイツのヴェルヴェット・アンダーグラウンドと言われていたようですが、それも納得、という音です。
"Monster Movie"
- A-1 Father cannot yell(7:01)
- A-2 Mary,Mary so contrary(6:16)
- A-3 Outside my door(4:06)
- B-1 You Doo Right(20:14)
"Soundtracks"『サウンドトラックス』
- A-1 Deadlock(from DEADLOCK)(3:25)
- Tango Whiskyman(from DEADLOCK)(4:02)
- Deadlock(Titlemusic)(1:40)
- Don't turn the Light on, leave me alone(from CREAM)(3:42)
- Soul Desert(from MADCHEN MIT GEWALT)(3:46)
- Mother Sky(from DEEP END)(14:30)
- She brings the Rain(from BOTTOM - EIN GROSSER GRAUBLAUER VOGEL)(4:04)
"Tago Mago"『タゴ・マゴ』
- A-1 Paperhouse(7:29)ペーパーハウス
- A-2 Mushroom(4:08)マッシュルーム
- A-3 Oh Yeah(7:22)オー、イェー
- B-1 Halleluwah(18:32)
- C-1 Aumgen(17:22)
- D-1 Peking O(11:35)
- D-2 Bring Me Coffee Or Tea(6:47)
非常にいいアルバムです。何回聴いても飽きない。前半(2枚組LPなら1枚目ね)は単調で力強いドラムのリズムが一種呪術的な空間を作り出しています。後半はちょっとばかり不気味な音のコラージュの大曲と最後はピンク・フロイドをもっと暗くしたような曲で締めくくり。
個人的には『フューチャー・デイズ』のような浮遊感が好きだけど、『タゴ・マゴ』やこの次の『エーゲ・バミアージ』のような混沌がたっぷり詰まった刺激的なのも、うまく波長が合うとハマッてしまうんだよな。
1971(日本盤はアナログ時代に2回出ているようだ。CDでは、ボックスセットで"Ege Bamiasi"といっしょになって出ていた。もちろん、すでに廃盤。そちらも持っているけど、今回はCD1枚のアメリカ盤で。日本盤はLPと同じくCD2枚なもんで、全部をいっぺんに聴き通すには不便なんです。あと、このアメリカ盤、ディスコグラフィーも充実しててお買い得だったかな、とひとりほくそえんでいたりして)
"Ege Bamiasi"
- A-1 Pinch(9:28)
- A-2 Sing Swan Song(4:18)
- A-3 One More Night(5:35)
- B-1 Vitamin C(3:34)
- B-2 Soup(10:25)
- B-3 I'm so green(3:03)
- B-4 Spoon(3:03)
"Futur Days"『フューチャー・デイズ』
(LP:、CD:)
- A-1 Futur Days(9:34)
- A-2 Spray(8:28)
- A-3 Moonshake(3:02)
- B-1 Bel Air(20:00)
Popol Vuhの"Hosianna Mantra"とともに、ジャーマンロック究極の1枚と、個人的には思っている。特に1曲目。
"Soon Over Babaluma"『スーン・オーバー・ババルマ』
(LP:、CD:)
- A-1 Dizzy Dizzy(5:40)
- A-2 Come sta, La Luna(5:44)
- A-3 Splash(7:47)
- B-1 Chain Reaction(11:12)
- B-2 Quantum Physics(8:33)
"Unlimited Edition"
(CD:)
- 1 Gomorrha
- 2 Doko E
- 3 LH 702
- 4 I'm Too Leise
- 5 Mussete
- 6 Blue Bag
- 7 E.F.S. No. 27
- 8 TV Spot
- 9 E.F.S. No. 7
- 10 The Empress and the Ukraine King
- 11 E.F.S. No. 10
- 12 Mother Upduff
- 13 E.F.S. No. 36
- 14 Cutaway
- 15 Connection
- 16 Fall of Another Year
- 17 E.F.S. No. 8
- 18 Transcendental Express
- 19 Ibis
これはカンにとって、ファウストの『テープス』にあたるものだな、と思った。カンの(あるいはファウストの)他の作品を十分に聴いたうえで聴かないと、その良さ(凄さ?)が伝わりにくい・・・ 当初は発表されなかったわけだし。
"Landed"『闇の舞踏会』
(イギリス盤LP: V2041)
- A-1 Full Moon on The Highway
- A-2 Half Past One
- A-3 Hunters And Collectors
- A-4 Vernal Equinox
- B-1 Red Hot Indians
- B-2 Unfinished
"Flow Motion"『フロウ・モーション』
(日本盤LP: ビクターVIP-4155)
- A-1 I want more(3'29)アイ・ウォント・モア
- A-2 Cascade Waltz(5'35)カスケイド・ワルツ
- A-3 Laugh till you cry--live till you die(O.R.N.)(6'43)ラーフ・ティル・ユー・クライ,リブ・ティル・ユー・ダイ
- A-4 ...and more(2'43)......アンド・モア
- B-1 Babylonian Pearl(3'29)バビロニアン・パール
- B-2 Smoke(E.F.S.Nr.59)(5'15)スモーク
- B-3 Flow Motion(10'23)フロウ・モーション
"Out of Reach"
(イギリス盤LP: THBL025)
A-1 Serpentine
A-2 Pauper's daughter and I
A-3 November
B-1 Seven days awake
B-2 Give me no "Roses"
B-3 Like INOBE GOD
B-4 One more day
"Sacrelige"『冒涜』
(日本盤CD:東芝EMI TOCP-50198・9)
- 1-1 PNOOM(0'55")プヌーム
- 1-2 SPOON(6'05")スプーン
- 1-3 BLUE BAG(INSIDE PAPER) (6'52")ブルー・バッグ
- 1-4 TANGO WHISKEYMAN(5'10")チンゴ・ウィスキーマン
- 1-5 TV SPOT(3'50")テレビ・スポット
- 1-6 VITAMIN C(8'17")ビタミンC
- 1-7 HALLELUWAH(9'18")ハレルワ
- 1-8 OH YEAH(8'55")オー・イェー
- 2-1 UNFINISHED(6'02")アンフィニッシュド
- 2-2 FUTURE DAYS(6'06")フューチャー・デイズ
- 2-3 ......"AND MORE"(6'37")・・・アンド・モア
- 2-4 FATHER CANNOT YELL(8'24")ファザー・キャンノット・イエル
- 2-5 DIZZY SPOON(6'41")ディジー・スプーン
- 1-6 YOO DOO RIGHT(4'11")ユー・ドゥ・ライト
- 1-7 FLOW MOTION(6'12")フロー・モーション
- 1-8 OH YEAH(9'02")オー・イェー
うーん、「フューチャー・デイズ」以外はそれなりによいと思いますが。「フューチャー・デイズ」の印象が悪いもんで。
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"Zukkerzeit"『ツッカーツァイト』
1974(日本盤CD:ポリドールPOCP-2386)
- 1 Hollywood(4:40)ハリウッド
- 2 Caramel(3:00)キャラメル
- 3 Rote Riki(6:10)紅のリカ
- 4 Rosa(4:08)薔薇色の歓び
- 5 Caramba(3:55)キャランバ
- 6 Fotschi Tong(4:15)フォッチ・トング
- 7 James(3:18)ジェイムス
- 8 Marzipan(3:15)砂糖菓子
- 9 Rotor(2:38)回転子
- 10 Heisse Lippen(2:20)熱き唇
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"Cosmic Jokers"『コスミック・ジョーカーズ』
(日本盤CD:キング KICP2801)
- 1 Galactic Joke(22'39)ギャラクティック・ジョーク
- 2 Cosmic joy(19'25)コズミック・ジョイ
"Galactic Supermarket"『ギャラクティック・スーパーマーケット』
(日本盤CD:キングKICP 2802)
- Kinder des Alls(18:54)
- Galactic Supermarket(19:24)
"Sci Fi Party"『サイ・ファイ・パーティ』
(日本盤CD:キング KICP2803)
- 1 Im Reich der Magier(8:27)魔術の王国へ
- 2 Der Herrscher(2:48)主君
- 3 The Cosmic Couriers Meet South Philly Willy(5:25)ザ・コズミック・クーリエズ・ミート・サウス・フィリー・ウィリー
- 4 Kinder des Alls I(3:40)すべての子供たちへI
- 5 The Electronic Scene(2:23)ザ・エレクトロニック・シーン
- 6 Kinder des Alls II(3:43)すべての子供たちへII
- 7 Interplay of Forces(5:13)インタープレイ・オブ・フォーシズ
- 8 Planeten Sit In(3:15)惑星への到着
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"Cannaxis"
(LP: SPOON015)
- A-1 BOAT-WOMAN-SONG(17:28)
- B-1 CANAXIS(20:15)
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"La Dusseldorf"『デュッセルドルフ・ファースト』
(日本盤CD:キャプテントリップCTCD-064)
- A-1 DUSSELDORF(13:16)デュッセルドルフ
- A-2 LA DUSSELDORF(4:29)ラ・デュッセルドルフ
- B-1 SILVER CLOUD(8:33)シルバー・クラウド
- B-2 TIME(9:27)タイム
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"Opal"『オパール』
(日本盤CD:キング)
- 1 Opal(2:41)
- 2 You don't know what's happening(94:48)
- 3 Revolution(4:32)
- 4 Glockenspiel(5:03)
- 5 Got no time(1:28)
- 6 Call(3:28)
- 7 End of Soul(4:07)
- 8 People from out the space(7:22)
- bt-1 You better have some fun(2:35)
- bt-2 Lauft (26:30)
1曲目が、変。ちょっと説明しづらいんだけど、そう言うしかない。好きとか嫌いとか言う前に、耳に残るというかそんな感じなのだ。違和感があるから逆に引かれるというか。聞く人みんながそう感じるとは思えないんだけどね。
次の『胎児の復讐』に比べると、確かに未整理な感はいなめない。
"Embryo's Rache"『胎児の復讐』
(日本盤CD:キング)
- A-1 Tausendfussler(5:23)多足動物
- A-2 Time a)You Can't Wait b)Eva's Nuvola(8:47)タイム a)ユー・キャント・ウェイト b)エヴァの雲
- A-3 Revenge(6:45)復讐
- B-1
- B-2 Try To Be(2:08)トライ・トゥ・ビー
- B-3 Change(6:32)変転
- bt-1 Tabarinman's Return pt.1(6:15)タバリンマンの帰還(パート1)
- bt-2 Tabarinman's Return pt.2(6:00)タバリンマンの帰還(パート2)
私はこれを聞くと元気が出るので、重宝してます。
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"Faust"『ファウスト・ファースト・アルバム』
(日本盤CD:ポリドール)
- A-1 Meadow Meal
- A-2 Why can't you eat carrots?
- B-1 Miss Fortune
"So Far"『ソー・ファー』
(日本盤CD:ポリドールPOCP-2156)
- A-1 It's A Rainy Day, Sunshine Girl
- A-2 On The Way To Abamae
- A-3 No Harm
- B-1 So Far
- B-2 Mamie Is Blue
- B-3 I've Got My Car and My TV
- B-4 Picnic On A Frozen River
- B-5 Me Lack Space ...
- B-6 ...In The Spirit
何でもあり、という感じの1枚。
"Tapes"
骨レントゲン写真のファースト・アルバムもセカンド『ソー・ファー』も好きなのに、そして『IV』も『70分間』も好きなのに、これはどうも・・・と思っていたのですね。で、あらためて聴いてみますと、どこをとってもファウストではあるものの、なんかとりとめがなくて、集中力に欠けているということ。そして、それはファウストの狙いどおりなんだろうな、ということ。うーん、聴く側が試されてるんだろうなあ。私としてはファースト・アルバムか『ソー・ファー』から入ることをお勧めします。
1973(日本盤は「レコード・コレクターズ」誌3月号によれば、ロクス・ソルスから出ているそうです)
"71 Minutes"
- 1 Munic A
- 2 Baby
- 3 Meer
- 4 Munic B
- 5 Don't take roots
- 6 Party 2
- 7 Party 8
- 8 Psalter
- 9 Party 5
- 10 Party 1
- 11 Party 3
- 12 Party 6
- 13 Party 4
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"Aqua"『アクア』
(日本盤CD:VJCP-23045)
- 1 aqua(16:57)アクア
- 2 panorphelia(9:38)パノルフィリア
- 3 ngc 891(13:49)NGC 891
- 4 upland(6:43)アップランド
ジャケットの通りの音。同時期のタンジェリン・ドリームよりいいと思う。
"Ypsylon in Marasian Pale"
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"UFO"『UFO』
(日本盤CD:キング)
- A-1 Stone In(5:42)ストーン・イン
- A-2 Girl Call(6:15)ガール・コール
- A-3 Next Time See You At The Dalai Lhama(6:10)ダライ・ラマとの再会
- B-1 Ufo(10:15)UFO
- B-2 Der LSD-Marsch(8:25)LSDマーチ
重い、重すぎる。"Hinten"とは全然違う印象だ。
"Hinten"
(日本盤CD:キング)
- 1 Electric Junk(10:58)
- 2 The Meaning of Meaning(12:09)
- 3 Bo Diddley(9:56)
- 4 Space Ship(11:05)
"Kan Guru"『カングルー』
(日本盤CD:ポリドール)
- A-1 oxymoron(10:33)オクシモロン
- A-2 immer lustig(15:37)いつも陽気に
- B-1 baby cake walk(10:57)ベイビー・ケイク・ウォーク
- B-2 ooga booga(11:1)ウーガ・ブーガ
いやもう、元気で元気で。
"Guru Guru"『不思議の国のグル・グル』
(日本盤CD:ポリドール)
- 1 Samantha's Rabbit
- 2 Medley
- 3 Woman Drum
- 4 Der Electrolurch
- 5 The Story of Life
最後の曲が好きなんですけど、グル・グルの曲としては非常に異色と言えるかもしれない。
ところで、電気ヒキガエルって、P.K.ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』と関係ないんだろうか、という疑問がずっと頭から離れないんですけど・・・
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"Musik von Harmonia"『ハルモニア』
1974(日本盤CD:ポリドールPOCP-2387)
- 1 watussi(5:55)ヴァッシー
- 2 sehr kosmisch(10:50)宇宙の調和
- 3 sonnenschein(3:50)陽光を浴びて
- 4 dino(3:30)ディノ
- 5 ohrwurm(5:05)オールヴルム
- 6 ahoi!(5:00)アホイ!
- 7 veterano(3:55)ヴェテラノ
- 8 hausmusik(4:30)ハウスムジーク
"De Luxe"
(日本盤CD:ポリドール POCP-2388)
- 1 deluxe(immer wieder) (9:46)デラックス
- 2 walky-talky(10:35)ウォーキー・トーキー
- 3 monza(rauf und runter) (7:07)モンツァ(上昇と下降)
- 4 notre dame(4:15)ノートルダム
- 5 gollum(4:35)ゴラム
- 6 kekse(5:35)ビスケット
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"Holderlins Traum"『ヘルダーリンの夢』
(日本盤CD:キング)
- 1 waren wir(4:53)我々は商品か
- 2 peter(2:52)ペーター
- 3 strohhalm(2:20)藁
- 4 requiem fur einen wicht(6:32)ある小人へのレクイエム
- 5 erwachen(4:20)覚醒
- 6 wetterbericht(6:34)気象通報
- 7 traum(7:20)夢
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"Here We Are"
(CD:Repertoire PMS 7044-WP)
- 1 Redskin(8:53)
- 2 Out In The Rain(5:38)
- 3 Dandelion(2:17)
- 4 Moving(3:53)
- 5 Waterfall(4:24)
- 6 Like A Queen(2:38)
- 7 Here We Are(5:35)
- B-1 Daytime,Single Version(3:31)
- B-2 Hangman,Instrumental,Single Version(3:59)
- B-3 Here We Are,Single Version(3:48)
- B-4 Redskin,Single Version(2:41)
"III"よりもプログレっぽくてよい。やはりキーボードの有無は大きいということか。もともとイギリスのロックの影響をもろに受けているようで、そこがつまらないというか、残念だなあ、というのが、日本のジャーマンロックファンの正しい姿勢でしょう(ブリティッシュロックのファンでもある、というのだと少し違ってきますが)。
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"Zero Set"
(SKY CD 3085)
- 1 Speed display(5:13)
- 2 Load(5:20)
- 3 Pitch control(6:23)
- 4 All repro(3:28)
- 5 Recall(vocal:Deuke;Sudan)(8:34)
- 6 Search zero(8:38)
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"'72 Live!"『'72ライブ!』
(日本盤CD:キャプテントリップ)
『ノイ75』とそんなに違わない印象。ノイ!のファーストやセカンド、1曲しか聴いたことがないんですけど、それがすごく電子音的だった印象があるもので、1972年でこういう音というのはちょっと意外でした。
1996(日本盤が世界初登場ということですが、ほかの国では出たんでしょうか。ともあれ、日本盤はキャプテントリップレコードから出ています)
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"Affenstunde"『原始帰母』
(日本盤CD:キングKICP 2804)
- 1 ICH MACHE EINEN SPIEGEL(3:32)鏡を作る私
- 2 DREAM PART 4(5:12)ドリーム・パート・4
- 3 DREAM PART 5(4:41)ドリーム・パート・5
- 4 DREAM PART 49(7:37)ドリーム・パート・49
- 5 AFFENSTUNDE(18:35)原始帰母
タンジェリンドリームの"Zeit"のA面と同質の音。
"In der Garten Pharaos"『ファラオの庭で』
(LP:、日本盤CDはキングから出ている)
- A-1 In der Garten Pharaos
- B-1 Vuh
"Hosianna Mantra"『ホシアンナ・マントラ』
(アメリカ盤LP:、日本盤CD:キング)
比類なき傑作。実は最初に聴いたときは非常に地味な曲だなあ、と思って、どこがいいのやら、などと思ったものだが。1981年ころにアメリカ盤を手にいれた(だからジャケットもピルツ盤と違って白地に白黄色の円が描いてあるだけのもの)んだが、いっしょに買ってきたレコードがアモン・デュールIIの"Tanz der Lemminge"か"Phalus Dei"だったから、そちらの暗い激しさに比べると穏やかで淡泊でさえあるからね、無理からぬ反応だったかもしれないが。いや、深く反省しています(って、何を?)
"Einsjager & Siebenjager"
(日本盤CD:キング)
- 1 Kleiner Krieger
- 2 King Minos
- 3 Morgengruss
- 4 Wurfelspiel
- 5 Gutes Land
- 6 Einsjager & Siebenjager
"DAS HOHELIED SALOMOS"『雅歌』
(日本盤CD:キングKICP 2742)
- 1 STEH AUF,ZIEH MICH DIR NACH(4:45)我らを引き付ける玩具
- 2 DU SCHONSTE DER WEIBER(4:32)いとしき妻
- 3 IN DEN NACHTEN AUF DEN GASSEN I(1:36)夜の街路で I
- 4 DU SOHN DAVIDS I(3:01)ダビデの息子 I
- 5 IN DEN NACHTEN AUF DEN GASSEN II(3:27)夜の街路で II
- 6 DER WINTER IST VORBEI(3:45)過ぎ去る冬
- 7 JA, DEINE LIEBE IST SUSSER ALS WEIN(4:32)あなたの合いはワインのように香わしい
- 8 DU SOHN DAVIDS II(3:49)ダビデの息子 II
- 9 DU TRANKE MICH MIT DEINEN KUSSEN(5:00)汝のキスは汝自身が味わう
こりゃまたずいぶんと聞きやすい・・・ 非常に親しみやすい音とメロディ。張り詰めた感じじゃなくて、とてものびのびとした演奏だ。
"LETZTE TAGE-LETZTE NACHTE"『最期の日、最期の夜』
(日本盤CD:キングKICP2741)
- 1 DER GROSSE KRIEGER(3:15)偉大なる戦士
- 2 OH WIE NAH IST DER WEG HINAB(4:36)下り道は近く
- 3 OH WIE NAH IST DER WEG HINAUF(4:30)昇り道は遠い
- 4 IN DEINE HANDE(3:00)汝の手
- 5 KYRIE(4:38)キリエ
- 6 HARAM DEI RARAM DEI HARAM DEI RA(1:30)神秘なる呪文
- 7 DORT IST DER WEG(4:30)天国への道
- 8 LETZTE TAGE-LETZTE NACHTE(4:20)最期の日、最期の夜
これはポポル・ヴーとは思えないほど、攻撃的な音だ。
"Bruder des Schattens - Sohne des Lichts"
- 1 Bruder des Schattens - Sohne des Lichts
- 2 Hoere, der Du Wagst
- 3 Das Schloss des Irrtums
- 4 Die Umkehr
"Agape-Agape"
(CD:SPALAX14215)
- 1 Hand in hand(3:00)
- 2 They danced, they laughed, as of old(4:53)
- 3 Love, life, death(1:27)
- 4 The Christ is near(3:50)
- 5 Love-Love(5:24)
- 6 Behold, the drover summonds(5:55)
- 7 Agape-Agape(4:56)
- 8 Why do I still sleep(8:00)
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"momenti felici"歓喜の時
- 1 im Frubtan(4:38)朝霧の中に
- 2 leicht zu Fuss(4:19)足早に・・・
- 3 Anima mundi(3:41)潜在意識
- 4 uber den Wolken(7:12)遥かなる雲海
- 5 aufgewacht(3:55)覚醒
- 6 Capriccio(2:35)気紛れ
- 7 guten Morgen(4:58)グーテンモルゲン
- 8 am Weiber(3:46)深淵
- 9 Pas de deux(6:53)パ・ド・ドゥ
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"Black Dance"
1974
- A-1 waves of changes(17:50)
- A-2 some velvet phasing(8:30)
- B-1 voices of syn(22:30)
"Timewind"
1975
- A-1 bayreuth return(30:22)
- B-1 wahnfried 1883(28:37)
これのA面を聴いて、タンジェリン・ドリーム以外のドイツのロックもよいのだ! と思ったわけで、懐かしいアルバムです。A面の最後、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「ヘロイン」みたいにテンポが速くなるところに
"Moondawn"
(日本盤CD:ポリドール)
- A-1 Mind Phaserマインドフェイザー
- B-1 Floatingフローティング
クラウス・シュルツのアルバムの中でも、一番甘い感じ。だから、一番聞きやすいと言えるのでは。
"X"
(日本盤CD:ポリドール)
- 1-1 Friedrich Nietzsche(24:15)
- 1-2 Georg Trakl(5:25)
- 1-3 Frank Herbert(10:47)
- 1-4 Friedmann Bach(18:02)
- 2-1 Ludwig II. von Bayern(28:40)
- 2-2 Heinlich von Kleist(29:32)
ドイツの作家思想家ばかりの中に、なぜかフランク・ハーバートの名前が。この次のアルバムが『デューン』だからなあ。
"Dune"
(日本盤CD:ポリドール)
- 1 Dune(29:52)
- 2 Shadows of Ignorance(26:20)
2曲目ではアーサー・ブラウンがボーカルをとっています。クレージー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンでの「ファイアー」とかアラン・パーソンズ・プロジェクトの1stとかの。
"Beyond Recall"
(Virgin CDVE906)
- 1 Gringo Nero(26:54)
- 2 Trancess(12:50)
- 3 Brave Old Sequence(11:02)
- 4 The Big Fall(11:35)
- 5 Airlights(14:34)
"The Dome Event"
なんだかなあ、70年代後半とほとんど変わらない音じゃないか。
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"Kick Up"『キック・アップ』
(日本盤CD:キャプテントリップCTCD-025)
- 1 SESSION GROOVE(3:45)セッション・グルーヴ
- 2 BLUE BLUES(4:45)ブルー・ブルース
- 3 ROUNDABOUND(4:35)ラウンドアバウンド
- 4 KICK UP(7:00)キック・アップ
- 5 EARMIKE SONG(5:00)イアマイク・ソング
- 6 INTERMODURATOR(4:55)相互変調器(インターモジュレイター)
- 7 INTROFUNCTION(9:50)導入部機能(イントロファンクション)
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"Electronic Meditation"『エレクトロニック・メディテーション』
- A-1 GENESIS(5:56)
- A-2 JOURNEY THROUGH A BURNING BRAIN(12:22)
- B-1 COLD SMOKE(10:38)
- B-2 ASHES TO ASHES(4:06)
- B-3 RESURRECTION(3:27)
異形のサウンドという言い方がぴったり。
"Alpha Centauri"
- A-1 SUNRISE IN THE THIRD SYSTEM(4:20)
- A-2 FLY AND COLLISION OF COMAS SOLA(13:03)
- B-1 Alpha Centauri(22:00)
以前、『神秘』症候群の一枚なんて書いたけど、2曲目の後半のドラムスが「神秘」に似ているということ。フルートとかギターが歌ってる・・・ 『ツァイト』の聞き難さは、そういう従来の音楽にあった親しみやすさを禁欲的に排除しているところから来るものなのだろう。
"Zeit"
- A-1 Birth of Liquid Plejades(19:50)
- B-1 Nebulous Dawn(17:52)
- C-1 Origin of Supernatural Probabilities(19:32)
- D-1 Zeit(16:58)
Ohr時代の4枚の中では唯一LP2枚組だったのですが、個人的には一番評価が低かった。だってつまんないんだもん・・・(未確認ですけど『ニュー・ミュージック・マガジン』のレビュー欄で0点がつけられたことがあったとか) かなり禁欲的なつくりなもんで、ぜんぜん盛り上がらないんですね。ただ、1曲目でポポル・ヴーのフローリアン・フリッケがモーグ・シンセサイザーで参加してるんですけど、その音が「ファラオの庭で」あたりと同じことに気づいたことが、最近、聴き直してみての収穫かな。BGMとして聞き流す分には意外と邪魔にならず、それなりによいですけどね。
"Atem"
- A-1 Atem(20:25)
- B-1 FAUNA-GENA(10:43)
- B-2 CIRCULATION OF EVENTS(5:49)
- B-3 Wahn(4:31)
1曲目、竜頭蛇尾。いやほんとう、頭の方はすごくいいんだ。あと、とにかく4曲目がいい。
"Rubicon"『ルビコン』
(日本盤LP:ビクターVIP-4150)
"Stratsfere"『浪漫』
1976(日本盤LP:日本コロンビアYX-7141-VR)
- A-1 stratsfere(10'04")ロマン
- A-2 the big sleep in search of Hades(4'45")大いなる幻影
- B-1 3 am at the border of the marsh from okefenokee(8'10")境界線午後3時
- B-2 invisible limites(11'40")インヴィジブル・リミッツ
"Encore"『アンコール・ライブ』
1977(日本盤LP:ビクターVIP9535-36)
- A-1 Cherokee Lane(16:19)チェロキー・レーン
- B-1 Monolight(19:54)モノライト
- C-1 Coldwater Canyon(18:06)コールドウォーター・キャニオン
- D-1 Desert Dream(17:30)デザート・ドリーム
"Cyclone"『サイクロン』
1978(日本盤LP:ビクターVIP6912)
- A-1 bent cold sidewalk(13:04)ベント・コールド・サイドウォーク
- A-2 rising runner missed by endless sender(5:00)ライジング・ランナー
- B-1 madrigal meridian(20:28)恋愛小詩
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"Utopia"『ユートピア』
(日本盤LP:キング K22P-329)
- A-1 What You Gonna Do(6.39)ホワット・ユー・ゴナ・ドゥー
- A-2 The Wolf-Man Jack Show(5.05)ウルフマン・ジャック・ショー
- A-3 Alice(3.06)アリス
- A-4 Las Vegas(4.25)ラスベガス
- B-1 Deutsch Nepal(3.11)ドイッチ・ネパール
- B-2 Utopia No.1(4.00)ユートピア No.1
- B-3 Nasi Goreng(5.33)ナシ・ゴレン
- B-4 Jazz-Kiste(5.36)ジャズの小箱
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"Mother Universe"『マザー・ユニヴァース』
(日本盤CD:キング KICP2732)
- 1 Mother Universe(8:30)マザー・ユニヴァース
- 2 Braintrain(8:33)ブレイントレイン
- 3 Shakespearesque(4:20)シェイクスピアの物語
- 4 Dedicated to Mystery Land(7:48)未知なる地へ捧ぐ
- 5 Relics of Past(6:18)古代遺跡
- 6 Golden Antenna(4:15)ゴールデン・アンテナ
"Cosmic Century"『コズミック・センチュリー』
(日本盤CD:キング KICP2738)
- 1 Rory Branchford(9:25)ロリー・ブランチフォード
- 2 Grand Piano(2:11)グランド・ピアノ
- 3 Silver Arms(9:40)シルヴァー・アームス
- 4 The Marvellous Child(6:10)ザ・マーヴェラス・チャイルド
- 5 Song of Wire(7:46)ソング・オヴ・ワイヤー
- 6 The Cosmic Couriers Meet South Philly Willy(7:24)ザ・コズミック・クーリエズ・ミート・サウス・フィリー・ウィリー
やっぱりつまらないというか、同傾向の音ならほかの国にもっといいのがたくさんあるような気がしますが。
"Stories,Songs & Symphonies"『ストーリーズ、ソングス & シンフォニーズ』
(日本盤CD:キング KICP2744)
- 1 The Pristess(4:15)女司祭
- 2 Stories,Songs & Symphonies(9:52)ストーリーズ、ソングス & シンフォニーズ
- 3 The Banner(6:00)旗
- 4 Your Lunar Friends(11:20)太陽の友だち
- 5 Sympathy for Bela Bartok(5:18)シンパシー・フォー・ベーラ・バルトーク
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"Open Your Ears Again"
Bernhard Mikulski CD9020
- 1 The Work is Done(5:56)-Birth Control"Operation"
- 2 Lunatic(11:55)-Wallenstein"Blitzkrieg"
- 3 Schmetterling(9:30)-Broselmaschine"Broselmaschine"
- 4 Der Rat der Motten(8:05)-Witthuser & Westrupp"Bauer Plath"
- 5 Requiem fur einen Wicht(6:32)-Holderlin"Holderlins Traum"
- 6 Queen of Saba(5:09)-Walpurgis"Queen of Saba"
- 7 Electric Junk(10:58)-Guru Guru"Hinten"
- 8 Im Garten der Gemeinschaft(3:06)-Popol Vuh"Fitzcaraldo"
グルグル、ポポルヴー、バースコントロール、ヴァレンシュタイン、ヴァルプルギス、
バースコントロール、ヴァレンシュタイン、グルグルはハードロック、あとはフォークっぽい
やはり、グルグルが強力。
エムティディの"Saat"、ポポルヴー"Hosianna Mantra/In der Garten Pharaos"も出ている(ポポルヴーの方は"In der Garten Pharaos"のB面は収録されていない)。
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"Ratikon"
1994(オーストラリア盤CD、番号なし)
- 1 Ratikon(43:27)-Tangerine Dream
- 2 Fohn(10:16)-Tangerine Dream
- 3 Mure(4:32)-Tangerine Dream
- 4 Bettina / Would The Christians Wait For Five Minutes(14:06)-Popol Vuh / Man
- 5 Glint / East of Woodbridge(7:10)-Brian Eno
タンジェリン・ドリームのファンクラブ会員用のスペシャル・エディションとのこと。しかし、なんでブライアン・イーノの曲が入っていたりするんだ?
『ビート・クラブ』からジャーマン・ロック関係を見てみました。
まず、カンの「ペーパーハウス」。これは凄い。ダモ鈴木とホルガー・シューカイが上半身裸で演奏してんだよね。時代だなあ(1972年です)。でも、『タゴ・マゴ』を凝縮したような演奏で、これがカンなんだ、と言ってしまいたくなるほど、いいです。一番の問題はこれを収めたLDが非売品であるということであります。私は中古屋で運良く見つけたからよかったようなものの、そうでなきゃ永久に見ることがかなわなかったかも。
次、パスポート。これは1971年のもの。アモン・デュールIIのファンなら見逃せません。ローター・マイト、オラフ・キュブラー、ジミー・ジャクソンがプレイしてますから。時期的にはアモン・デュールIIにかかわる以前ですね。音の方は聞き易いジャズ・ロック。メロディとかけっこう好みだったりするけど、このパスポート、あまりプログレ系の方では話題にならないのもこれでわかりました。だってすごくノーマルなんだもん。
クラフトワーク(正しくはドイツ式にクラフトヴェルクと呼ぶべきでしょうが)。「レコード・コレクターズ」誌1997年3月号の記事にあるように「クラフトワークがもっともクラフトワークではなかった瞬間の映像」であり、音でしょう。クラフトワークのファーストアルバムと地続きであるのは当然としても、ノイ!の『'72ライブ!』、『ノイ75』、さらにその後のミヒャエル・ローターとクラウス・ディンガーの音がまったく地続きであることを示しているという意味でも貴重であり、興味深いと思います。
Paper House,Can(パイオニアLDC『BEAT CLUB SPECIAL 2』に収録。上にも書きましたが、非売品です)
Uranus,Passport(パイオニアLDC『ビートクラブ〜黄金のロック伝説vol13ジャズ・ロック』に収録)
Truckstop Gondelero,Kraftwerk(パイオニアLDC『ビートクラブ〜黄金のロック伝説vol7プログレの先駆者たち』に収録)
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