二度と思い出したくないこと

以下は1994年5月に ニュースグループ fj.sci.medical,fj.livingに投稿した ものの,事実部分の抜粋です.この後,8月にも腸閉塞にて入院,腸を 30cmほど切断しました.

医院 Aは,つつじヶ丘診療所,大きめの病院とは太陽 こども病院を指します.

末の娘(4歳)のことです.以下のようなことがありました(できる限り 事実のみを書きます).

3月19日〜3月21日 (家族旅行) 最終日に熱をだす.(38度ぐらい)

3月22日(火) 熱が下がったので,保育園にいく.

3月23日(水) 保育園にいく.昼過ぎ,保育園から妻(職場)に電話あり. お腹がいたいらしいので迎えに来て下さいとのこと.妻が 早退し迎えに行く.夜,数回吐く.

3月24日(木) 近くの医院 Aにつれていく(妻).風邪のため腸の働きが悪く なっていると言われる(注射,レントゲン,薬). 夜になっても腹痛を訴え続ける. 食欲はなく,ポカリスエットを飲んだだけ.

3月25日(金) 医院 Aにつれていく(妻).腸の働きが悪いため,ガスが溜って いるといわれる.食事については飲みものさえ取っていればよい といわれる(点滴,レントゲン,浣腸,(薬?)). 明日も来て下さいとのこと. その後もAM1:00ごろまで痛みを訴え続ける(痛がって歩くことも できない?|しない?). 唇が乾燥し,バリバリの状態.

3月26日(土) 10:00 ごろ

医院 Aにつれていく(妻&私).レントゲンを取り,点滴をする. その後,病状の説明をするとのことで,私が呼ばれる.

医者: 腸の働きが悪くなり(風邪が理由),お腹にガスが溜っている. (レントゲン写真を見ながら説明).徐々に良くなっている.

私: しかし,相変わらず激しい痛みを訴えている.

医者: ガズが移動し始めているので,2,3日安静にしていれば痛みも 取れてくる.直るまで1,2週間かかる.

一度家に戻って食事.

14:00 ごろ

入院設備があるような大きめの病院に行く. 混んでいたが,受付で状況を説明しすぐに診察してもらう. 今までの経緯を説明すると,盲腸(虫垂炎)の可能性が強いので すぐ検査をするといわれる(血液検査,尿検査,レントゲン,点滴). 点滴を打ちながら待っていると,医者がやってきて,やはり盲腸 であるといわれ,早急に手術が必要といわれる. (医者がボソッと,「もう1日2日早ければ,薬で散らせたのに.」) 救急車が呼ばれ,三鷹にある医科大病院へ(その病院では手術の 設備がないとのこと).

手術前の医者の説明:

虫垂炎だが,破裂している可能性が強い.そのため,手術はかな り大がかりなものになるだろう.うまくいっても3〜4週間の入院 は覚悟しておいて貰いたいし,その後も癒着による腸閉塞などが おきる可能性が高い.また,唇を見れば分かると思うが,かなり 脱水症状を起こしているため,すぐに手術ができない.点滴によ り水分を補給したあと,手術を行なう.

20:00 ごろ

手術開始.2時間半(麻酔も含めて)の予定.

3月27日(日) 1:00 ごろ

手術終了.

手術後の医者の説明:  ひどい状態だった.盲腸は破裂し,お腹全体に膿(?)が広がっ っていた.腸を全て取りだして洗い,並べ直した.このため かなり手術時間が伸びた.3〜4週間での退院は無理だろう.癒 着の可能性もかなり高い.

心臓へ直接に点滴.鼻からは胃液/腸液をだすための管.

私:  もし,もう1日2日遅ければどうなりました?

医者:  あぶなかったでしょうね..

二週間ほどは,食事はもちろん水分もとってはいけない,24時間の点滴. その後,流動食から始め,少しずつならしながら通常食へ... 経過は良く,4月19日に退院.

しかし,4月26日,再びお腹の痛みを訴え,入院(癒着による腸閉塞). 前回の手術後と同様の経過(手術はしなかった).5月13日退院.

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