友部異国船御番陣屋

概説 字桜町に北から東にかけて高さ0.5〜1.5mの曲尺状の土塁が残る。北側約40m東側約55m、西側に稲荷の小社を祀った直径約20m、高さ約4mの塚がある。[『十王町民俗資料館紀要8 水戸藩の海防と友部陣屋』より]
陣屋の北側から東側にかけての土塁
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訪問記[2004/09/07]櫛形小学校敷地内と聞いていたため小学校周辺をウロウロしてしまい、怪しいおじさんになってしまったかもしれない。地元のお年寄りに聞いて辿り着いた現地で『十王町民俗資料館紀要8 水戸藩の海防と友部陣屋』掲載の「御役家図」にある陣屋の配置図を照らし合わせて見ると、櫛形小学校敷地内は陣屋とは関係ないのではないかと感じたのだが。
所在地十王町友部。陣屋バス停近くに櫛形小学校へ入る信号があるが、その一本西側の細い道を南西へ150mほど入った左手。
参考書『十王町民俗資料館紀要8 水戸藩の海防と友部陣屋』、『国別 城郭・陣屋・要害・台場事典』、友部海防陣屋調査会ホームページ『友部海防陣屋』