三階城

概説 三階(さんがい)城跡は、西に張り出した標高30mほどの舌状台地で、西は七瀬川に面した急崖、北と南は谷津が入り、周辺水田面との比高差約25mを測る。南から東にかけては山林から畑へと連っている。本城跡の東方500mに高野城、北方水田を隔てて要害城がある。[『重要遺跡調査報告書II(城館跡)』より]
二重めの土塁上から本郭を望む
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訪問記[2004/11/29]今日は予定外だったので資料を持たずに来てしまい、入り口が分からなかった。とりあえず北東側に山道を見つけたのでそこから入った。城壁を右手に南東側へ回り込んだところで城壁を直登した。城壁ではなく土塁だった。土塁の内側は堀底道のようになっているので入り口でもないかと探してみたが見つからず再度直登。ものすごい急斜面とものすごい篠竹の藪、登り切るとこれもまた土塁だった。その向こうに堀と郭が見えたがあまりの藪のすごさに戦意を失い本日は撤退。帰宅後、みなさんのページで調べたところ城址碑も入り口もあったそうで、今日はとんでもないところからアプローチしてしまったことが分かった。
所在地茨城県鹿島郡鉾田町安房字三階城1300外。高野観世音の西北西約360m。
参考書『重要遺跡調査報告書II(城館跡)』