押付台場(おつけだいば)

概説 南部藩は津軽藩とともに幕府から蝦夷地の警護を命ぜられ、箱館湊を固めるために、箱館の押付台場・山背泊台場など箱館市中と函館湾を挟んで相対する矢不来台場(現上磯町矢不来)を守備しました。[函館市立博物館五稜郭分館平成12年度特別展図録『五稜郭』より]
 此処の測量渚より五丁にして、十五尋三尺、拾丁目弐十尋、二拾丁目廿一尋、三十丁目十七尋半。[「箱館夜話草 全」『函館市史 史料編第1巻』p473]
このさらに奥にあるはずだが
見取り図(「御國七浦御備立」より)
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その他の写真
訪問記[2001/06/11]元自衛隊があったこの場所のもう少し奥に台場はあったと思われるが雑草が深くて入れない
所在地函館市船見町
参考書函館市立博物館五稜郭分館平成12年度特別展図録『五稜郭』、「御國七浦御備立」(上磯町落合治彦氏所蔵)、『函館市史 史料編第1巻』