小見川城

概説 千葉氏一族の粟飯原氏によって建久年間に築城されたといわれる。
わずかに残る1郭全景
その他の写真
  1. 第1浄水場南側斜面の竪堀
訪問記[2004/03/29]1郭と思われるところのほとんどは第2浄水場になっているためどのような遺構があったのかまったく分からない。忠魂塔の建つ土壇の北側下に浅い水路のような溝が掘られているがいったいこれはなぁに?遺構なのか公園整備で造った施設なのかさっぱり分からない。おみがわふるさと小径設置事業による現地説明板には「忠魂塔の脇には、建久十年(1199)粟飯原朝秀が築城したと伝えられる小見川城址がある。」と書かれている。城址はそれだけであって、第二浄水場の場所にあったのは城址ではないと言わんばかりである。南側の天満宮のある場所は3郭と考えても良さそうである。第1浄水場南側斜面の木製階段を少し下りるとその斜面に竪堀らしきものが数条見られる。
所在地千葉県小見川町小見川。城山公園。
参考書