大沼異国船御番所

概説 斉昭により助川海防城と同じ天保7年(1836)に設置された。
東大沼の東山伏見稲荷
その他の写真
  1. 陣屋の役人の住居である役宅があったと思われる場所
訪問記[2004/09/07]陣屋跡と伝えられる伏見稲荷神社周囲は住宅が建て込んでいて、この神社一画を除いて偲べるものは無さそう。最近、別の場所に陣屋があった可能性も出てきたという情報を得たが、まだ調査段階ではないのでここではその場所の公開は控えます。『村絵図に見る日立』の多賀郡大沼村田畑反別絵図(天保年間)には大沼陣屋に関係する4軒の役宅が描かれており、その子孫が現在も近くに住んでいる。
所在地地元の言い伝えによると日立電鉄大沼駅と水木駅の中間やや東側にある東山伏見稲荷周辺(日立市東大沼1-8)ということになっている。また、役宅は東大沼町2-3,5,18付近と思われ、現在は民家と市民農園地になっている。
参考書『村絵図に見る日立』(日立市郷土博物館)、『国別 城郭・陣屋・要害・台場事典』