小松館

概説 平重盛が俗塵を避けてこの地に一時隠棲したと伝えられ、またその後裔の閑居の地であるともいわれる。土塁・周濠などの形跡が約30アールの畑を囲み、過去には築山や泉水なども残存したという。現在神玉里松山集落居住の小松氏の古屋敷であったことは事実。小松家には、重盛公の守り薬師尊などが伝えられている。[『玉里村史』より]
東側からの遠望
その他の写真
訪問記[2004/02/23]県道の松山バス停付近から南東へ300mほど行った左側森林を見たが城館らしくない。東側台地下へ回ってみたところ写真の場所が館跡らしく見えた。しかし、田圃の畦道がぬかるんでいたので近づけなかった。それにしても、平重盛伝説というのはちょっとなぁ。
所在地新治郡玉里村上玉里字小松。総合文化センターの北約400m。
参考書『玉里の史跡六井六畑八館八艘探訪マップ』、『玉里村史』