勧請地館(かんじょうちやかた)

概説烟田八館:烟田氏の一門か重臣のものと思われる居館群で、烟田城から北東へ向かう岡道に沿って存在し烟田城と一体になった防御ラインを形成していると考えられる。富士山館、塙館、母貝館(ははがいやかた)、馬場館、大樋上館(おおどうえやかた)、勧請地館(かんじょうちやかた)、金敷館(かなしきやかた)、龍ヶ谷館(りゅうがややかた)の8館を指す。 馬場館以外では、塙館の一部に空堀や帯郭が認められるだけで、その他は2〜3m程度の高さの土塁が残る方形館である。[『鉾田町史 通史編(上)』を参考にした]
北西角付近
その他の写真
訪問記[2006/04/17]少し藪の中に入ってみたが、孟宗竹の倒木に阻まれた。
所在地鉾田市烟田。新宮神社の北東約1km。岡道を挟んで金色館の向かい側。
参考書