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栄光の0号機の外観写真です

Last Update (04/04/07)



●栄光の0号機の外観写真です●
現在のPC自作のルーツとも言える「栄光の0号機(1976年製)」です。

1976年から5年間に渡って、活躍?しました、
現在では、田舎の押入で余生を送っています............(^_^)

回路設計を開始したのは、1975年頃だと記憶しています
なお、システムが下の写真の状態になったのは、1978年頃です
(日々のグレードUPの結果)
ちなみに、世界最初のパソコンと言われているのは、
MITS社の「オルテア8800」で、1975年の事です
(ALTAIR8800)

CPUは、モトローラ社製のMC6800(8ビットCPU)
クロックは、1MHz(ギガではありません、1メガヘルツです)
メモリは、合計2560バイト(「キロ」とか「メガ」でなく、バイトです)
(最初は、128バイトからスタートして、増設して行き
 最終的には、128x4+2048バイトで、計2560バイト)
メモリ種別はDRAMではなく、SRAMです、リフレッシュ回路が
必要なDRAMは、自作では敬遠されていました(私は)
2048バイトメモリは、AMD製の
1024bit x1 型のAM9102BPC(INTEL P2102A-4)を使用しています
当時は、メモリチップ型番のデファクト・スタンダードはINTEL社で
P2102A の型番は、INTEL社のものです
(汎用IC型番のデファクト・スタンダードは、TI社でした 7400, 74LS00 等)

回路設計/基板設計/バス設計とも、すべて自分で設計し、つくりました

ROMは無いので、電源投入後、最初に、初期プログラムを、
1ビット毎に手入力(30バイト程度)して、そのプログラムで、
保存していた、カセットテープから、本来のプログラムを
入力する手順です
(テープホーマットは、カンサスシティー方式)
EP−ROMを準備しましたが、最後まで導入は出来ませんでした
(最後まで、ROM=カセットテープでした)

(02/06/28)(修正追記:02/07/01, 02/07/18, 03/12/01, 04/04/07)
画面をクリックすると拡大します
全体の概観です

11枚の基板に分かれており
カードケージに刺さっています
(19インチラック用です)

手前のキーボードは、市販のアルミ
ケースに穴開けして自作したものです
テンキー(16進)部分や、
上部の黒く見えるLED表示部は
パーツを1個1個、取り付けました

各スイッチやLEDは、下記の
Keyボード制御基板からの制御で、
動作する様になっており、単独では
まったく機能しない仕組みです
システム・コンソールです

初期プログラムを、1ビット毎
手入力します

その手順です
(1)アドレス(16bit)をセット
(2)データ(8bit)をセット
(3)Wボタン(ストアボタン)を押す
(4)アドレスを1番地進める
 ((2)から繰り返す)
中心となる、CPU基板です

CPUと、バス制御回路、
クロックジェネレータを
搭載しています
カードは、
44ピン・汎用エッジカードです
細線の配線部材が手に入らなく
太めで恥ずかしいです
CPU(MC6800)
1976年31週の製造品

クロックジェネレータ(MC6871B)
注:1000MHzではありません
  (1メガヘルツです)
メモリ基板です
1024ビット・メモリICを
16個搭載して、2048バイトです
もう1つの、メモリ基板です
128バイト・メモリICを
4個搭載して、512バイトです
ビデオ基板です(VGAではありません)

7x9ドット英数字文字を
横40文字?、縦20行?(忘れました)
でTV(2ch)へ表示します

ビデオ基板の機能詳細:
・右側に縦に並んだICは、制御バスからの信号を中継する回路
・中央の上半分は、各種タイミングを発生させる、制御部
・中央の大型ICが、ASCIIコードを、7x9文字ドットをジェネレートするROM
・下段に横1列並んだ8個のICが、1024bitx8 のビデオメモリ(ASCIIコード1024文字分)
・左上部辺りが、TV2chに文字表示させるための、発振器&変調器です

回路設計を含め製作に1ヶ月くらいかかったと思います
(修正:03/12/01,04/04/07)
カセットテープ基板です

当時の世界標準記録形式である
「カンサス・シティー・
 スタンダード方式」で
カセット・テープに書込/読出
していました
SIO/TIM基板です
設計した本人(私)が忘れて、
目的不明の基板です.........(^_^;;
たぶん、
タイマー割り込み基板だと
思います????????
電源供給基板です

システムは44ピンバス方式で+5Vの単一電源となっており、
外部から、この基板を通して、バスに供給しています
電源は5V10Aスイッチング電源を使用しています

左に見える“灰色のフラットケーブル”は、電源ON/OFFの
信号をシステム・コンソールから得るため、コンソール制御基板
への中継用です
システム・コンソール制御基板です

16個のアドレスの、
        LEDランプ/スイッチ
8個のデータの、LEDランプ/スイッチ

等々を制御しています
Keyボード制御基板です
Keyボードからは、8ビットパラレルの
Keyデータが来るので、それを汎用8bit
入出力LSI(MC6820)で受信しています
各基板を装着するカード・ケージです、

44ピンソケットが16個付いています、ケージ自体は
32個装着可能ですが、基板の厚さの関係で、1つ飛びに
装着しています、基板の挿入位置は、自由です
(バス方式になっています)
右端にあるのが、5V10Aのスイッチング電源装置です、
システムコンソールからON/OFFを制御しています

システム・コンソールを接続したところです

上の写真にある様に、基板は11枚、写真は10枚分です...(^_^;;

写真を写すのを忘れた、可愛そうな基板が1枚あります

その基板は、
5inchブラウン管シンクロスコープ用のDA変換ボードです

ブラウン管の、X軸,Y軸,Z軸(明るさ)に対して、
マイコン側から、8ビット・ディジタルデータを、
DA変換して与え、ブラウン管上に、絵を写し出そうとしました
最終的には、「日の字」を使った数字を表示させたのを覚えています
TV画像を映す事を目指したのですが、、、、、、

挫折の記録(写真)は、又の機会に、、、、
(02/07/18)

可愛そうな基板です
5inchブラウン管シンクロスコープ用の
2ch DA変換ボードです
(03/12/01)


手元に、設計書が無いので、一部の基板の目的/機能が不明(忘れた)なものがあります、

申し訳ありません。。。。。。(^_^;;


  【このページ:まだまだ工事中】

Style sheet を変更(04/02/13)
 
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