Project えばぁ うんちく其の参

#10 マッハレンダラー

さて、次はDoGACGAを使うシーンである。まず最初に決めたのは「あの」カウンタがまわって"活動限界まであと"というところである。ここはCGAでないと無理なので最初に決まった。取り込んだシーンを修正していこうと思ったが、かえって手間が余計にかかりそうだったので結局1から作り直した。次に後半の静止画である。これも手で描くのは格好悪いので、まずマチエールでせっせと書き、DoGAフォーマットにコンバートした。絵の質を上げるためアニメしないところは、512x512ドットとした。あとはタイトルロゴ。これも手書きは不可能なので原案を自分が決めて、千億光年に外注した。基本的にイメユニで取り込んだ映像を元にドットを拾うか目コピーをしている。最近はATマシンの導入のおかげでレンダリング時間が大幅に短縮されたが、今回はさほど厄介なカットがなかったのであまり意味はなかった。


#11 静止したマシンの前で

最初の波紋からタイトルロゴまでのカット、最初は部会の様子を何かエフェクトをかけて繋ごうと考えていたのだがT.Tさんからもらったビデオには活動の様子がろくに入っておらず、(#2参照)主にコンパや、コンパや、コンパや、学祭だったのでほとほと困っていた。結局エヴァの元の映像をなるべく使うと言うことにして、考えていた基板とディレクトリツリーをフェードインさせることにした。ちなみにこの最初のシーンは編集日の朝に暫定が完成し、編集しながらタイミングを合わせたのは誰も知らない。


#12 JA○RACの価値は

当然、「残酷な天使のテーゼ」の歌は使うのだがとりあえず画像が売りなので最初はカラオケ版をメインに作ろうと思っていた。が、カラオケはフルサイズしかない。しかたないのでフルサイズを運命さんが編集して無事TVサイズは完成したかに見えた。ちなみにこのTVサイズ、フルサイズを聞くと頭から1番が歌い終わるまでのように聞こえるが、実はそうではなく1番の前半と最後のサビをつないでいるのである。ギターのアドリブが入るので、良く聞けば分かる。それで繋ぎが発生するわけだ。しかし運命さんは数回のリテイクで完成させてしまう(テロップ参照)


#13 研究室、侵入

ビデオを使ったところ以外のデジタル画像だが今回考えたのは と言うのが上げられたが、スチルカメラの画質は今一つだったので、残り2つを採用した。具体的にはタイトルロゴのところやいかにもデジタイズされたカットイン、フェードアウトするX68kは、イメユニで取り込み、ツタンカーメンや合宿写真、新潟市の地図は研究室のGT9000を無断拝借した(すみませんM崎先生)ちなみにビデオから取り込む時、一時停止の画面だと綺麗に取り込めないので、再生しているところから取り込んだので結構厄介だった。

「大丈夫、あと2週間あるわ。」

「2週間って・・・」